6月20日の本稿で「トルコに行きたい」と書いた。久しぶりに旅仲間とビールを飲みながら、一挙に盛り上がった計画であった。ただし既に行った連中を除くと、私とK氏の二人だけになったので、仲間を集めるべくもたもたしていた。
ようやく参加者五人となったので、先週JTBさんに「まんぞくトルコ周遊8」という8日間コース(9月22日出発)を申し込んだ。80歳の後期高齢者を先頭とする我々としては八日間が精一杯で、しかも、長距離バスや夜行寝台列車などを極力避けようとし(つまり飛行機で出来るだけ目的地近くまで行けるコース)、かつ目玉の個所ははずさないと言う欲張り満々で選んだのだが、それだけに人気コースのようで、定員いっぱいのキャンセル待ちという返事が返ってきた。
トルコは人気がいいとは聞いていたが、それだけ各旅行会社のコースはごまんとあるので、2ヶ月前なら十分だろうと申し込んだのだが、世の中そう甘くはなかった。みんな考えることは同じなのだろう。
したがって、出発日を変えようかなどいろいろ検討中だが、そのうちの一人が超多忙人間で、その他の日程では参加が難しい。JTBの担当者はキャンセルの出る可能性は高いのでしばらく待て、と言うが、それこそそう甘くはないだろう。
ただ、行けないかもしれないと思うと一層行きたくなるのが人情の常、祈る思いでキャンセルの出るのを待っている。
トルコは半分東洋にまたがっている国というのに、思いのほか遠いところだ。