広島カープファンよ泣くな! カープは全シーズンを通じよく戦った。その最後の勢いは阪神までには通じたが、巨人には通じなかった。
ほとんど1点差だと思っている。2回戦は3対0であったが、マエケンの1球が相手のへなちょこホームランになっただけだ。打った本人も「入るとは思わなかった」と言っている。9回に、キラかエルドレッドか梵に一発(ヒットでもいい)が出ておれば、試合はどうなったかわからない。
しかし、それが出るほど巨人は甘くない。
それを阻むのが「巨人の壁」だ。財力、人力、伝統、人気…分厚い権力の壁だ。どうしても打ち破りたい壁だ。それを唯一の市民球団広島カープが打ち破るところに夢がある。
あと2、3年かかるだろう。来年2位、再来年優勝してようやくその壁を破る時が来る。昨夜すべてを終えたマエケンの発言、「これが今の実力の差。しかしチームの力は確実にレベルアップしている」という言葉がそれを示している。
カープファンよ泣くな! その時を待とう!