旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

最悪の日…

2014-08-20 16:41:29 | 時局雑感


 今日は東京医大眼科と赤羽歯科の双方を予約しておいた。同じ新宿西口にあるので、どうせ行かなければならない治療をハシゴにしたのだ。9時半から眼科、11時から歯科と…。
 大体病院ほど時間のかかるところはない。特に東京医大の眼科は人気がいいらしく、予約時間の30分前に着いて、それから1時間半はかかるのが通常だ。
 朝8時15分には家を出て、9時には東京医大に着く予定で京王線に乗り込む。ところが、二つ先の桜上水駅に着いたところで電車が動かない。まもなくアナウンスがあり、「人身事故で京王線は全線運転を見合わせ」とのことだ。この種の事故は通常何時間も処理に要する。しばらく模様を見たが同じ放送の繰り返しで動く気配もないので、電車を降りて甲州街道まで出てタクシーを狙う。ところが同じ考えの人間ばかりでタクシーなど捕まる気配もない。
 猛暑の中で熱中症の不安を抱き、近くの喫茶店で体を冷やす。そのうち4~50分経ったので駅に行くと「9時半には動く見込み」という。腹を決めて乗り込むと、やがて動き始め1時間と20分遅れぐらいで新宿に着いた。
 もちろん予約時間を過ぎている。事情を告げると受け付けてくれたので次の歯科医をキャンセルして目の検査を受ける。
 これがまたよくない。自覚はしていたのだが、視力は0.9から0.7に下がる。医師の診断は「むくみ指数は403から383に下っているが、正常値の250をかなりオーバー、視力も低下しているので注射を薦める」というものだ。覚悟はしていたのでOKする。
 出足から躓いた悪い日に、悪いことはすべて負い込ませることにしたのだ。もちろん、視力低下の自覚症状から腹を決めていたこともあるが。


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