5月4日が「みどりの日」として祝日になって久しいが、これまでその日を意識したことは殆どなかった。しかし、気が付けば庭のハナミズキは白から緑に変わっているし、甲州街道のケヤキは、鮮やかな緑を5月の青空に誇っている。緑が一番美しい季節であろう。
ちょうどその時、次男が、孫の遥人を動物園にでも連れていきたいが行かないか、と誘ってきた。そこで選んだのが「井之頭自然文化園」…、象の花子さんはなくなったが、そこそこの動物もいるらしいし、「5月の緑」に浸るには格好の場所と出かけた次第。行ってみれば、この祭日期間は「入園料無料」で開放中、子供連れを中心にごった返していたが、まあ、それの方が祝日らしく、遥人にとっても賑やかで楽しかったかもしれない。
何よりも緑が美しかった。初めて「みどりの日」を実感した。やや、ほこりに霞んだ緑ではあったが。それに、孫が喜んだのが何よりだった。動物にも触れ、乗り物も楽しんだ。広い公園の人込みの中をいつまでも駆け巡っていた。
何を考えているのだろうか?
遥人が一番喜んだのは、ママと一緒に電車に乗ったことでした。