このブログにたびたび登場してきた遥人は、何度も書いてきたように、私が80歳で得た初孫である。2年前の4月23日、私が80歳の誕生日を迎えると、その翌月5月13日に遥人が生まれた。あたかも世代交代を促すようにこの世に出てきた頼もしい孫であった。
その遥人が早くも2歳1か月に成長した。したり顔をして絵本のページをめくり、積み木の木片をたたいて微妙な音を楽しむようになった。
それに比し、わが老体の進行にいささかの寂しさを禁じ得ないが、80歳の年齢差はいかんともしがたい。私に未だいくばくかのエネルギーが残っているとすれば、それが遥人たちの成長に役立つことを望むしかない。今の日本は、かつてない不安に満ちているが、まあ、新しい時代は、遥人たち新しい人たちが創り上げていくのであろう。