年が明けて、娘のオペラ普及団体ミャゴラトーリも動き始めている。
5日には、主力メンバーが我が家の音楽室に集まり、新年会を開いて気勢を上げた。高橋(ソプラノ)、岩淵(メゾソプラノ)、寺田(テノール)、須藤(バリトン)、大沼(バリトン)、大澤(バスバリトン)、それに、舞台監督の荒牧の各氏だ。いずれも声量は日本一だが、酒量もそれに負けない。名前は伏すが、内2名は翌朝5時まで飲んでいた。私たちも加えてもらったので提供した、獺祭スパークリング、泡盛久米仙、バローロのグラッパは喜ばれた。中でもバローロのグラッパは友人のイタリア土産であったが、飲み残しを提供すると、さすがにオペラ歌手としてイタリア生活を経験する人たちだけあって、大変な珍重ぶりであった。
14日は府中の森芸術劇場に出かけ、オーケストラ「☆の王子様」の第45回定期演奏会を聴いた。演奏したのが「カヴァレリア・ルスティカーナ」…、見るとその歌手たちは青柳素晴、須藤慎吾、岩淵真理というミャゴラトーリの常連歌手たちが主演していた。3年前のミャゴ公演を再現するありさまだった。
2月3日には恒例の「支援者の会」を広尾で開く。昨夜は我が家で歌合せをやったようだ。私は、これまた恒例の酒担当であるので、どんな酒を選ぶか頭を巡らせている。5月には、岩田達宗演出の第5弾として「ドン・パスクアーレ」を公演うる。これは、従来の「小劇場演劇的オペラ」を一歩進めて、より小劇場のライブハウスで4日公演、つまり「ライブハウスオペラ」ともいえる新しいジャンルに挑戦するようで、その準備も大変らしい。場所は吉祥寺のスターパインズカフェ。
楽しみなことである。
2018年1月5日のミャゴ (テラッチさんのフェイスブックより)