旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

福島の酒と料理を求めて『福島』へ … 山桜桃の会番外編

2019-03-11 15:22:26 | 


 神田錦町に、福島のアンテナショップ「そば酒房『福島』」と言う店がある。山桜桃の会のメンバーY氏は福島の出身で、当然のことながら郷土愛に燃えてこの店の常連だ。「一度紹介せよ」と言うことになって、山桜桃の会の5人で出かけた。主力メンバーの二人のご婦人が来れなかったので、この会は番外編と言うことにしたが。
 ところが、番外にしては中味があった。「地酒と十割そばのアンtゲナショップ」と銘打つだけに、料理は地元料理にこだわる。。まずあてに三品が並んだが、これが、「そば屋の卵焼き」、「ニシンの山椒漬け」、「イカ人参」(松前漬けのようなもの)。続いて出てきたのが「輪島ふぐ」のポン酢、もみじおろし付き。いずれも酒の肴にぴったり。なお、「菜の花のお浸し」や「厚切り切り干し大根とさつま揚げの煮つけ」など、福島の土地の匂いが続き、最後はご自慢の「十割そば」……。

 これを、全て福島の酒を飲みながら食した。曰く、会津若松の「『会津娘』春泥」、同じく同地の「『末廣』山廃」、郡山市の仁井田本家の『自然酒』がこれである。最後に、女性群が「山廃などはちょっと重い」と言うので、禁を破ってお隣り群馬県の『水芭蕉』純米大吟醸を差し上げたが。
 いやあ~、その地の酒をその地の料理で飲むのはいいものだ。

 
   あて三品と輪島ふぐ
     
     切り干し大根などの煮つけ
         
         会津娘の「春泥」

  


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