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沖縄タイムス 2008年1月29日(火) 朝刊 25面
■「超党派維持」訴え/文科省対応に抗議
沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる教科書検定問題で「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会は二十八日、「集団自決」への日本軍の強制を明示する教科書記述を認めなかった文部科学省の訂正申請への対応に抗議する集会を、那覇市の教育福祉会館で開き、約百五十人が参加した。
集会では琉球大の高嶋伸欣教授が、訂正申請で文科省から四回の書き直しを命じられた教科書会社があったことを紹介、「あいまいな規則を文科省が意図的に運用している。教科書検定制度を大きく改善させなければならない」と話した。
同大の山口剛史准教授は「集団自決」への軍強制を認めない教科書検定意見が残された影響で「訂正申請後の記述でも、軍強制と『集団自決』の関係があやふやにされた」ことを説明し、「四月からは新学習指導要領で愛国心教育が始まり、教科書への悪影響や攻撃が続く」と懸念を示した。
会場からは、自民党県連が、九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会に解散を求める方針を決めたことを疑問視する声が相次ぎ、「県民は『沖縄戦の真実を教科書に』という一致点のもと、超党派でのとりくみをすすめよう」との集会アピールが採択された。
集会に参加した青春を語る会の中山きく代表(白梅同窓会長)は「沖縄戦を体験した者として、軍命がなかったとは言わせない。今後も同じ県民として超党派の立場で運動できるよう頑張りたい」と訴えた。
◇
ひところに比べておとなしくなったかと思っていたら、立春もまじかで春遠からじと思ったのか、またぞろ左翼集団が啓蟄を待たずに蠢動を始めた。
>「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会?
え? 「県民大会」といえば「11万人」の捏造で政府を脅した「9・29県民大会」ではなかったのか。
事情を知らない人は沖縄タイムスの誤植と勘違いしたかも知れないが、沖縄タイムスは意図的誤報はあっても誤植はめったにない。
実は同じ目的の「県民大会」去年二度開催されていたのだ。
琉球大の高嶋伸欣教授を中心にした沖縄教職員組合を実行委員にして6月9日、那覇の県民広場で「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」が開催されたが、左翼教師集団以外の県民にはそっぽを向かれ動員人数は約900人で(世界日報敷田記者が確認)、9月29日の「11万人」と比べてあまりにも県民は無関心だった。
それでも共同配信は1000人と報じたが沖縄タイムスと琉球新報は3500人と5倍も誇大に報道した。
歴史歪曲 3500人抗議/63団体が県民大会(沖縄タイムス1面)
実数を5倍に捏造する「県民大会実行委員」の癖はこの頃から芽生えていたようだ。
>自民党県連が、九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会に解散を求める方針を決めたことを疑問視する声が相次ぎ、「県民は『沖縄戦の真実を教科書に』という一致点のもと、超党派でのとりくみをすすめよう」との集会アピールが採択された。
元々自民党は共闘には躊躇していたし「一定成果」でやっと左翼運動に訣別できると思っているので左翼運動を継続するはずはないだろう。
「記述修正に一定成果」/自民「検定撤回」実行委解散提起(総合2面)
「6・9県民大会」実行委員会が蠢動しているのは開店休業状態の「9・29県民大会」実行委員会を再活動させようという意図だろう。
だが、県知事が抜け、自民党会派や県選出自民党国会議員が抜け、そして実行委員長の仲里議長が抜けたくて浮き足立って居るのでは解散するのが自然の流れだろう。
「6・9県民大会」については以下のエントリで触れています。
三ヶ月ごとの「県民大会」は多すぎるでしょう◇ 「11万人」集会が物理的に不可能だと分かった現在でも、沖縄では「11万人」が「主催者発表」の但し書き抜きで堂々と紙面に踊っている。 以下は今夜も、さ~ふ~ふ~さんの引用です。 「すべて軍命令」 2008/01/27 15:39 今日の沖縄タイムスのオピニオン面です。 * |
現在進行中のニセモノです 2008/01/28 08:40
本日の沖縄タイムスのオピニオン面。
もう断定されてます。
10年後には歴史的事実になっていることでしょう。
「メーカー希望小売価格」みたいなものなのにね。
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