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郵便不正「凛の会」 議員名使い厚労省接近か
証明書依頼「暗黙の了解」
郵便不正を巡る厚生労働省の偽公文書事件で、自称障害者団体「凛(りん)の会」(解散)の元会長・倉沢邦夫被告(73)(再逮捕)が、障害者団体証明書の発行を厚労省に依頼した前後の時期に、同会元メンバーと国会議員の名前を手帳に記していたことがわかった。倉沢被告は以前、この議員の秘書を務めていた。同会関係者は読売新聞の取材に対し、「厚労省に証明書を発行するよう、議員に頼んでもらうことが暗黙の了解だった」と説明しており、同会が証明書入手のため、議員の名前を利用して厚労省側に接近したとみられる。
関係者によると、同会は2003年秋、設立。倉沢被告を会長とし、規約にも国会議員の元秘書との記載があった。
倉沢被告は04年2月頃、障害者団体向けの郵便料金割引制度を受けるための証明書発行を厚労省に依頼。同時期の倉沢被告の手帳に、元メンバーと国会議員の名前が並んで書かれていたという。
さらに、この元メンバーが同年2~3月に数回、小規模団体の制度利用を支援するNPO法人「障害者団体定期刊行物協会」(東京都世田谷区)を訪れた際に対応した同協会関係者の当時のメモにも、同じ議員の名前が記されていた。(略)
(2009年5月27日 読売新聞)
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>「凛(りん)の会」(解散)の元会長・倉沢邦夫被告(73)(再逮捕)が、障害者団体証明書の発行を厚労省に依頼した前後の時期に、同会元メンバーと国会議員の名前を手帳に記していたことがわかった。
「凛(りん)の会」なんて言うから分かり難いが、これは現在の白山会であり、倉沢邦夫被告は元民主党議員の秘書をしていた。
白山会と日本郵便、不正DMに民主党の牧議員が絡んでいることは前に(★で引用)触れた。
で、その「凛(りん)の会」の元会長倉沢容疑者が
「黒革の手帳」?に記した元民主党議員とは民主党の副代表・石井一氏の弟・一二元参院議員のこと。
倉沢容疑者は長年、永田町をわたり歩いてきた政界ブローカーであるだけに人脈も、利権も広範囲で、民主党の「娯楽産業議員連盟」の事務局長格でもある。
パチンコ業界の応援団体である同議員連盟は、さきの石井一副代表、小沢代表の側近・山岡国対委員長などが中心になっている。
ここでも、石井、山岡とネズミ講議員が顔を出すとは。
やはり民主党はネズミの巣窟か。
大山鳴動ネズミ議員は何匹だ?!
以下は再掲です。
★「民主党の沈没!日本郵便、不正DM一度は拒否 牧議が覆す」で
そして、民主党に止めを刺すのはこのニュース。
日本郵便、不正DM一度は拒否 牧議員秘書の来訪後覆す2009年4月19日3時1分
家電量販大手「ベスト電器」のダイレクトメール(DM)広告をめぐる郵便不正事件で、自称・障害者団体「白山会」(東京都文京区)の刊行物を装ったDMが郵便事業会社(JP日本郵便)の新東京支店(同江東区)から発送される前、埼玉県の郵便窓口で一度断られ、民主党の牧義夫・衆院議員(51)=愛知4区=の秘書が、関係支社を訪れていたことが関係者の話でわかった。白山会については注意文書が日本郵便内で流され、不正の窓口になった新東京支店にもDMのサンプル付きで届いていたが、秘書の訪問後に発送が認められていた。
注意喚起の文書について、大阪地検特捜部は、DM発送の審査にかかわった日本郵便の社員らが不正に気づきながら黙認した可能性を示す文書として重視。牧議員の秘書が動いた経緯についても、白山会会長の守田義国容疑者(69)=郵便法違反容疑で逮捕=らから詳しく事情を聴いているとみられる。
関係者によると、白山会側は07年1月末、ベスト電器の不正DMを埼玉県の二つの郵便窓口に持ち込み、通常のDMなら郵送料金が1通120円かかるところ8円に割り引かれる「心身障害者用低料第3種郵便物制度」を使って送ろうとした。しかし、郵便物が相手に届かなかった場合の返送先が刊行物発行元の白山会ではなく、ベスト電器になっていたことから窓口で利用を断られたという。
これを受けて、白山会の名前を挙げたうえで制度の悪用が疑われる不審なDMの取り扱いに注意を呼びかける文書が、埼玉県の郵便窓口を管轄する日本郵便関東支社や、近隣の東京支社の管内で配られ、新東京支店にもサンプルとともに届いていたという。
一方、埼玉の窓口で断られた白山会側は、牧議員側に経緯を説明し、協力を求めたとされる。牧議員の秘書は、白山会の関係者とともに日本郵便の関係支社を訪ね、低料第3種郵便物の条件などについて問い合わせたという。 (略)
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いやいや、これは驚いた。
日本郵政側が、判断力の甘さで不正を黙認したのかともとれる報道がされていたが、窓口担当者が不正と気がつき断っていたというではないか。
しかもその後、このような不正には気をつけるようにとの文書が内部で流れていたという。
そして民主党牧議員側が日本郵政側にねじ込んだろ、以後不正発送が認められたという。 典型的な悪代官の手口ではないか。
しかもこの牧議員、以前からマルチ商法などの悪徳商法がらみで悪徳組織を援護するような国会質問をしていたという札付きのネズミ議員である。
支援者の競合団体を国会で批判 郵便不正で民主・牧議員
民主党の牧義夫・衆院議員(51)=愛知4区=が、障害者団体向けの郵便割引制度が悪用された事件で捜索を受けた「福祉事業支援組織・白山会」(東京都文京区)のライバル団体を批判する質問を国会でしていたことが分かった。白山会の会長は牧議員の長年の支援者で、会長側は議員側に政治献金もしていた。
批判された団体は、郵便事業会社(JP日本郵便)の調査を受けて、ダイレクトメール(DM)広告に悪用していた刊行物を廃刊。一方で白山会側は業務を継続。関係者によると、DM広告の「顧客」を増やしていたという。
国会質問があったのは、08年5月23日の衆院経済産業委員会。牧議員は、兵庫県尼崎市内などの三つの障害者団体が制度利用の承認を受けて発行していた定期刊行物を掲げながら、精力剤やアダルトグッズの広告が載っていることなどを指摘。「悪徳商法の温床になっている」などと批判し、日本郵便の対応を求めた。
批判された団体は、尼崎市内の広告会社と提携する形で、制度を悪用したDM広告を取り扱っていたが、広告の受注をめぐって、白山会や白山会と提携していた大阪市西区の「新生企業」=大阪地検特捜部が郵便法違反容疑で社長らを逮捕・起訴=と、激しい価格競争をしていたという。
白山会は昨年末、制度を悪用していたとして日本郵便から利用の承認を取り消され、免れた数億円の郵便料金を請求されているほか、今年2月には特捜部から、新生企業の容疑の関係先として捜索されている。
一方、複数の関係者によると、白山会の会長は牧議員の長年の支援者で、97年から02年にかけて複数の会社の役員として共に名を連ねていたほか、白山会の運営に関係している男性が牧議員の秘書を名乗っていた時期もあったという。
また、白山会の会長は自ら社長をしている興信所名で、牧議員が代表を務める「民主党愛知県第4区総支部」に07年2月に12万円を寄付している。
牧議員は、国会議員の秘書などを経て00年に衆院議員に当選。現在3期目。昨年10月には、マルチ商法業界の政治団体から資金提供を受けていた問題が発覚している。
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牧議員の事務所は取材に対し、「白山会の会長とは議員に当選する以前からの付き合いであることは事実です。しかし、白山会との関係は現在も過去もありません」などと回答。白山会の会長は、牧議員について「牧さんは長年の知り合いで、応援のために献金した。違法なことは何もない」と言っている。
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>批判された団体は、郵便事業会社(JP日本郵便)の調査を受けて、ダイレクトメール(DM)広告に悪用していた刊行物を廃刊。一方で白山会側は業務を継続。関係者によると、DM広告の「顧客」を増やしていたという。
>牧議員は、兵庫県尼崎市内などの三つの障害者団体が制度利用の承認を受けて発行していた定期刊行物を掲げながら、精力剤やアダルトグッズの広告が載っていることなどを指摘。「悪徳商法の温床になっている」などと批判し、日本郵便の対応を求めた。
この牧ネズミ議員、何とも分かりやすいことをしてくれている。
自分の関連団体である白山会と競合関係にある団体の刊行物にアダルトグッズや精力剤の広告があり、悪徳商法の温床になっているとして、特別郵便料金によるDMを廃止させ、自分は悪用を続行する。
おまけに自分は悪徳商法業界の献金を受ける。
こんな絵に描いたような悪代官も最近の時代劇では珍しくなった。
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