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講演会が明日に迫りました!
◆田母神沖縄講演会告知前航空幕僚長田母神俊雄氏 沖縄講演会
◆
5月29日 4時19分
厚生労働省の係長らが、郵便の割引制度を悪用していた、自称、障害者団体のために内部文書を偽造したとして逮捕された事件で、この団体の代表が大阪地検特捜部の調べに対し「係長の上司と会った際、上司が郵便局の幹部に、電話で『政治案件なのでよろしく』と伝えていた」などと供述していることが、関係者への取材でわかりました。
この事件は、厚生労働省の係長、上村勉容疑者(39)ら2人が、障害者団体のための郵便の割引制度を悪用していた、自称、障害者団体の「白山会」のために、厚生労働省の内部文書を5年前に偽造したなどとして逮捕されたものです。これまでの調べで、当時「凛の会」と称していた「白山会」を障害者団体として認めた厚生労働省の証明書も偽造されていたことがわかっていますが、この団体の代表で、郵便法違反の罪で起訴された倉沢邦夫被告(73)が特捜部の調べに対し「証明書の発行を働きかけるため、上村係長の当時の上司と会った際、この上司がその場で郵便局の幹部に電話して『政治案件なのでよろしく』と伝えていた」などと供述していることが、関係者への取材で新たにわかりました。倉沢被告は、この際、国会議員の関係者であることを示す名刺を出したなどとも話しており、特捜部は、厚生労働省側の対応について慎重に調べを進めるとともに、郵便局の幹部からも事情を聴くことにしています。
◇
典型的な「政産官癒着疑惑」の事件である。
この図には出ていないが、厚生労働省幹部を動かしたといわれる石井一民主党議員の名が黒澤被告の「黒革の手帳」に記されているという。 その役割りは?
現在逮捕されているのは産側の幹部倉沢邦夫被告と河野克史被告そして官側の下っ端役人上村係長だが、一介のノンキャリ係長はトカゲの尻尾で、問題はどの程度役所の上層部が関与していたかである。
審査を担当する障害保健福祉部企画課の当時の課長で現・局長が、04年5月、日本郵政公社の当時の幹部に電話をかけ、証明書を発行したと伝えた疑いのあることが大阪地検特捜部の調べでわかった。
倉沢被告が「係長(上村)の上司(現・局長)と会った際、上司が郵便局の幹部に、電話で『政治案件なのでよろしく』と伝えていた」などと供述しているが、これが正しければ、少なくとも局長までは事件に関与していたことになるから、組織ぐるみの事件だといわれても仕方ない。
朝日報道によると現局長は「全く知らぬ」とのこと。
それはそうだろう。現局長が「民主党の大物石井先生の指示した案件、と電話しました」とあっさり認めるはずはない。
◇現局長「全く知らぬ」
関係者の話によると、04年2月ごろ、倉沢容疑者ら凜の会関係者数人が、制度適用に必要な証明書の発行について相談するため、企画課を訪問した。
当時の企画課長が応対した後、証明書の発行や審査を所管する、別の部屋にある社会参加係に移動。会議室で、企画課幹部ら数人が倉沢容疑者ら凜の会側数人と協議したという。
凜の会側からは、国会議員の名前が出され、課内の職員らは、企画課幹部から「この件は議員案件」と指示されたという。その後、04年4月に社会参加係長に就いた上村容疑者が、同会幹部、河野克史(こうのただし)容疑者(68)からの依頼で証明書発行の手続きが進んでいるとする、偽の稟議(りんぎ)書を作成したとされる。当時の職員らによると、証明書の早期発行への重圧があったという。
一方、当時、企画課長だった局長は「凜の会は全く知らないし、関係者と会った記憶もない。だから、証明書発行を頼まれたことは絶対にない」と話している。
仮に疑惑が局長どまりだったとしても、局長まで上り詰めたエリート官僚が、倉沢被告の「黒革の手帳」に記載の議員名(石井一前民主党副代表)をちらつかすだけという極めて曖昧な、「お願い」だけで公文書偽造という役人としては致命的な犯罪に加担するだろうか。
このような危ない橋を渡る対価は一体何であったか。
厚労省は担当大臣はおろか総理大臣が指示しても、面従腹背する腐敗した組織である。
省内の政府に不利な情報を民主党に流すといった話も聞くし、新型インフルエンザで陣頭指揮する枡添大臣をパーフォーマンスだと批判する民主党応援のテレビコメンテーターが飛び上がって喜ぶような発言をする職員もいるくらいだ。
お前の方こそパーフォマンスだろうが↓
石井一民主党議員は倉沢被告の関係を否定しているが、ネズミ講も応援する石井議員が巨額の利権のからむ本件に無関与とは考え難い。
推理小説だとこういう場合、全てを知る下っ端役人が自殺して,
「やはりトカゲの尻尾切りで一件落着か。 官と政の闇に潜む巨悪の高笑いが聞こえるようだ」といったところで幕になるが・・・。
倉沢被告を締め上げれば、必ずゲロを吐く。
そこで民主党の命運は尽きる。
「証明出した」と厚労元課長が郵政側に電話か 代表供述
朝日新聞 2009年5月29日3時7分
厚生労働省の係長が自称・障害者団体を郵便割引制度の適用団体と認める虚偽の証明書類を作ったとされる事件で、審査を担当する障害保健福祉部企画課の課長(現・局長)が04年5月、日本郵政公社(現・郵便事業会社)の当時の幹部に電話をかけ、証明書を発行したと伝えた疑いのあることが大阪地検特捜部の調べでわかった。自称・障害者団体代表がその趣旨の供述をしているという。
郵便側は証明書の発行からまもなくして割引制度の利用を団体に認めており、特捜部は、厚労省側の組織的な関与の有無とともに、郵便側の承認の経過に不審な点がなかったか調べている。
一方、厚労省の当時の課長は朝日新聞の取材に「郵便側に連絡したことはない」と回答。当時の郵政公社幹部は「課長とは面識もなく、やりとりした記憶もない」と説明している。
自称・障害者団体「白山会」代表の倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で再逮捕=が特捜部に供述したとされる内容によると、倉沢代表は04年5月、前身団体「凛(りん)の会」を障害者団体と認定するよう依頼するため、障害保健福祉部企画課を訪れ、課長に面会した。その際、課長が郵政公社幹部に電話し、「厚労省としては凛の会に障害者団体の証明書を出しています」という趣旨の説明をしたという。
特捜部の調べなどによると、その直前の4月下旬、凛の会に障害者団体の実態がないと知りながら、企画課係長の上村勉容疑者(39)=虚偽公文書作成・同行使容疑で逮捕=が、証明書の発行を認めるうその決裁文書を作成。同5月28日付で証明書が発行された。同会側は東京・日本橋の郵便窓口から制度を利用する内諾を得られ、6月に入って正式に認められていた。
障害者団体の関係者によると、郵便側から制度の利用が認められるには本来、審査に数カ月程度の時間がかかるとされる。凛の会が異例の早さで郵便側から承認されたことについて、団体関係者は「何らかの配慮がないと難しいのではないか」と話している。
当時の企画課長をめぐっては、特捜部の調べなどで、凛の会あてに発行された証明書を、倉沢代表に課内で直接渡したとの供述も出ている。
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