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本日発売の週刊新潮に櫻井よしこ氏の「集団自決特集」が掲載されている。
タイトルはこれ。
日本ルネッサンス「拡大版」 櫻井よしこ
同誌の名物コラム日本ルネッサンスを4ページに拡大特集した記事は、沖縄二紙の捏造体質に対し勇気ある告発をした沖縄在住の作家星雅彦氏と同じくドキュメンタリー作家の上原正稔氏へのインタビューを中心に沖縄の「物言えぬ言論封殺社会」を激しく糾弾している。
5月11日の「うらそえ文藝」による告発以来、県庁での記者会見で追い討ちをかけるように沖縄二紙の「軍命による集団自決」という捏造記事と謝罪要求にも関わらず、これまで二紙とも沈黙でこれに答えていた。
もっとも沖縄タイムスと琉球新報は、夫々無知な文芸評論家と「転向の達人」の女性史研究家に反論にならぬ論文を掲載したが、新聞社としての正面からの反論は依然としてない。
両紙が動揺していることは両紙のOB記者達から漏れ聞く次のようなウワサでも判断できる.
新報の某OBはこう述べる。
「琉球新報が上原氏に行った言論封殺は一寸やり過ぎだった。あれでまともに上原氏とやり合ったら新聞社としての恥を全国に晒すことになる」
富村順一氏が、『鉄の暴風』が梅澤氏の死亡記事を30年も放置したことをネタに「沖縄タイムスから50万円を強請り取った」と上原氏が公言したことに対し、一方の沖縄タイムスの某OBは、こう述べる。
「新聞社としては致命的な発言をされたが、表立って戦ったら新聞社の負けだ。 何しろ強請った富村氏はまだ存命だから、本人が死ぬまで待つしか無いだろう。 確か50万円は富村氏の原稿料として処理したはずだが・・・」
両紙とも夫々「言論封殺」「捏造記事で強請られた」と新聞社としては致命的ともいえる告発を受けていながら、反論もできずただ沈黙を守るしかなす術が無いのもむべなるかなといえる。
ただ星、上原両氏とも沖縄で新聞を中心とした文筆を生業とする身であるから、両紙が時間をかけて県内各マスコミ・出版社関係に圧力をかけ、兵糧攻めにするつもりなのか目下両氏とも県内の文筆業は完全に干された状況である。
星雅彦氏については早い時期に沖縄県史の編纂のため数回にわたり渡嘉敷、座間味で聞き取り調査をしており、そのときの感想や論考を雑誌や沖縄タイムスに書残しているので、集団自決の文献研究の過程でその名を知る者は多いが、一方の上原正稔氏については氏が琉球新報に連載した「沖縄ショウダウン」が集団自決訴訟の原告側の証拠物件となったくらいで、余り知る人は少ない。
ただ、当日記の読者なら一昨年の琉球新報による言論封殺を受けた人物、そして自分が創始した「一フィート運動」が左翼集団に乗っ取られた人物ということで彼の勇名を知る人も多いと思う。
星、上原両氏の今回の告発で衝撃を受けたのは沖縄マスコミのみではなかったようで、悔し紛れに「両氏が沖縄マスコミに相手にされないので鬱憤晴らしにやった」とか、見当違いの罵詈雑言で自己満足している左翼ブログも散見される。
上原氏は新聞に長期連載の戦記掲載の他単行本の出版や、テレビの戦記ドキュメンタリー番組でも中心になっている沖縄戦史研究の第一人者である。
又「一フィート運動」が左翼集団に乗っ取られた後も独自に沖縄戦のフィルムを発掘し、沖縄戦の研究では重要な役割りを果たしている。
例えばこんなふうに。
⇒沖縄戦の映像を入手 上原さんが米公文書館から2005年3月11日
沖縄戦史の貴重な証人である両氏が沖縄二紙を正面から告発し地元マスコミは沈黙している異常な状況は本土マスコミが見逃すはずも無い。
また星、上原氏も県内で沖縄マスコミに無視されたまま、拱手傍観で、沖縄二紙の兵糧攻めを待つだけでは能がなかろう。
当然大手マスコミや有名ジャーナリストから両氏にアプローチがあり、両氏がこれを利用しても不思議ではない。
そこで冒頭で紹介した本日(7月9日)発売の週刊新潮が4頁に渡る両氏に関する特集記事となったわけ。
沖縄タイムスと琉球新報がいくら頬被りで、嵐の過ぎ去るのを待っていても、両紙の集団自決に関する捏造体質に対する星、上原両氏の告発は既にルビコン川を渡ってしまっている。
週刊新潮には星氏が沖縄タイムスに曽野綾子氏の『ある神話の背景』の書評を依頼された際に被った、衝撃の言論封殺が告発されていると聞く。
詳細は同誌記事に譲るが、沖縄タイムスは原稿依頼の際「強く批判してくれ」と星氏に強い圧力をかけたが、星氏がタイムスの圧力に多少は応じながらも、自身の調査も参考に公平な視点で原稿を書いたら、タイムス側に大幅に書き変ええらた。
星氏は書き変えられた原稿に不本意ながら納得し、掲載を受諾したが結局原稿はボツにされ、以後その原稿が日の目を見ることはなかったという。
常日頃は「言論の自由」を標榜する沖縄の二紙が自己が捏造し、読者を騙し続けてきた虚偽の記事を守るため、あからさまな言論封殺をしてきた事実が今白日の下に晒されようとしている。
沖縄二紙の卑劣な捏造体質は「集団自決の軍命令」という虚偽報道から、「新聞の言論封殺、捏造体質」という大きな火種に変わり、本体を焼き尽くす大きな炎となって両紙に襲い掛かっている。
身に降りかかる火の粉を手で払う程度の小手先の対処では、もはやどうにもなら無いほど沖縄タイムスと琉球新報は追い詰められている。
両紙の恥ずべき捏造体質は、今ネットのリンクによって全国隅々まだ拡散し、良識ある国民の非難の的になりつつある。
言論封殺の巨大ダムは、今崩壊を目前にして悲鳴にも似た断末魔の軋みを発しはじめた。
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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |