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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

何時まで続く金城重明の強弁 渡嘉敷島の集団自決

2009-07-15 20:26:00 | ★集団自決

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沖縄タイムスの教育面で、大学生に講演する金城重明氏の記事を見つけた。 ウェブサイトにも載らない同記事を「逆風ってすばらしい!」の縁側さんが一刀両断しているので紹介したい。

◆以下引用

久々に集団自決関連の記事を。

本日の沖縄タイムスに渡嘉敷島の集団自決の生き証人と一応はいわれている(実際は単にたくさん殺した人なのだが)金城重明氏(80)が言いたい放題の講演会を開いている。以下転載。

「集団自決」実相 学生たちに語る キリ学 金城重明さん

 沖縄戦時の渡嘉敷島で「集団自決(強制集団死)」を体験した、金城重明さん(80)を招いた講演会が、11日、沖縄キリスト教学院大学で行われた。 (中略)

 金城さんは、沖縄本島上陸前になぜ米軍が慶良間諸島に上陸したか、当時天皇は神であると教えられ「天皇のために死ぬのは名誉」とたたき込まれていたこと、米軍上陸の1週間ほど前には通常では民間人の手に渡ってはいけない手りゅう弾が役場の男子職員に手渡されたことなどを説明。それから渡嘉敷島に米軍が上陸したあと、どのように人々が集められ、命令が伝わり「集団自決」が行われたか、話した。金城さんは、「殺そうとしてやったのではない。生き残ることが恐ろしかった。愛情ゆえのこと。軍の命令で追い込まれていった」と戦後64年苦しみ続けていることをゆっくりと語った。

 学生たちは、静まりかえって聴き入り、涙を浮かべる者もいた。

 上原志野さん(保育課1年)は、「資料を調べる中で軍命はなかったとするものも多く自分の中で混乱していた。お話をあらためてうかがい、「軍命はあった」とあらためて思った。自分でいろいろ調べた後で聴くと重みが全然違う」と、感想を話した。

                               (転載おわり)

う~ん。金城氏、80歳にもなってまだまだ大嘘吐き通すつもりのご様子。まぁ死ぬまで改心することはねーな。世間ではこーいう人間のことを「人でなし」というのですが・・。このじーさんの犯した罪については、SAPIOの「ゴー宣」をご覧になれば一目瞭然です。あるいは、沖縄在住の狼魔人氏の「狼魔人日記」が詳しいです。

記事に戻るが、

沖縄本島上陸前になぜ米軍が慶良間諸島に上陸したか?

:特攻艇の部隊がいることバレバレだったからさ。

米軍上陸の1週間ほど前には通常では民間人の手に渡ってはいけない手りゅう弾が役場の男子職員に手渡されたこと?

:防衛隊(地元の人間)だろ?兵役経験者だよ。

渡嘉敷島に米軍が上陸したあと、どのように人々が集められ、命令が伝わり「集団自決」が行われたか?

:地元の人間同士で集まって地元の人間同士で自決したのです。軍命?アホか!

金城さんは、「殺そうとしてやったのではない。生き残ることが恐ろしかった。愛情ゆえのこと。軍の命令で追い込まれていった」と戦後64年苦しみ続けていることをゆっくりと語った。

:いーや、殺意満々ですよ。愛情ゆえ?家族以外の人間も多数殺しておいてよく言うぜ。軍の命令で追い込まれていった?はぁ~、日本語の理解が遅すぎだぞ、金城翁よ。80だろ?大学の名誉教授だったんだろ?生き残ることが恐かった→愛情ゆえ→軍の命令で追い込まれた・・・・・。このじーさんボケてんじゃねーのか?

ところが、聴講した学生は「命令はあったとあらためて思った」だとさ。話し手もアホなら聴き手もドアホ。こいつらには思考力がないのかね?

このじーさんや過去にエントリーした宮城晴美などのせいで、「者」と呼ばれ、不遇のうちに人生を終えてしまった赤松氏。また現在90歳を超えても真実をはっきりさせるまで死ねないと頑張っている梅澤氏。言葉にならない辛いことも多々あったはずだよな。この金城は牧師だよ。大嘘つきで、人に罪をなすりつけ、それを語り続けている最低の人間が牧師なのです。

キリスト教徒の皆さん!同じ信者に人でなしがいるのですぞ。恥をしりなさい。

◆引用終了                    

                  ◇

縁側さんの的確な批判で、これ以上付け加えると蛇足になるが、

一つだけ補足すると金城氏は、「米軍上陸の一週間ほど前に手りゅう弾が住民の手に渡った」と主張しそれが軍命令の証拠というが、米軍攻撃を全く予想していなかった赤松隊長がその時期に住民に自決命令を出す根拠はない。

ちなみに米軍が渡嘉敷に上陸した3月27日の一週間前、3月20日の「陣中日誌」には次のようなのどかな記述がある。

3月20日 晴

第一次戦闘配備計画完了のため戦隊は本二十日、二十一にちの二日間を休養日とし各隊休養す。 戦隊長は村民の労を慰うため村長以下各指導者と共に会食し労をねぎらった。>(陣中日誌)

ここには軍が住民に手りゅう弾を配って自決命令を出す緊迫した雰囲気は微塵もない。

それどころか住民の協力に感謝した戦隊長(赤松)が、住民を会食で接待し労をねぎらう和やかな雰囲気しか読み取れない。 おそらくは興が乗ってカチャーシーでも出てきそうな和気あいあいとした雰囲気であったのだろう。

 

集団自決問題の入門には次のサイトが要領よくまとめてあるので参考になる。

沖縄戦集団自決命令問題

週刊新潮もSAPIOも現在沖縄で発売中のようで、その時期に学生相手に全く整合性のない「軍命論」を語らされる金城重明氏もある意味お気の毒なお方だ。

自分の殺戮行為が赤裸々に描かれているSAPIO最新号をテキストにしての講演会ならその蛮勇を褒めたいが、おそらく未だ目を通してはないのだろう。

SAPIOの告発に脊髄反応するサヨクブログも多いが、遂に当日記も「悪徳言論人」「低劣右翼」の罵詈雑言に続いて、

芥川賞作家センセから「漢奸」という身に余る呼び名を頂くことに相成った。(爆)

「漢奸」という大迎な命名をされ、思いは一瞬にして時空を越え、赤い夕日が映える満州の広野を荒馬で駆け回る川島芳子の幻影を見た。 

男装の麗人川島芳子(本名・愛新覚羅 顕シ)は、戦後「漢奸」の咎で中華民国に処刑された。

続く

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コメント (11)

中国に包容力を求める沖縄タイムスの恥さらし

2009-07-15 06:45:35 | 未分類

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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沖縄タイムス 2009年07月13日 社説 

[少数民族政策]
不満解消へ包容力示せ

中国西部にある新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで起きた大規模な暴動から12日で1週間。市民生活は表向き、平常に戻りつつあるというが、暴動で露呈したウイグル族と漢民族の対立感情を解消するのは容易でない。

 胡錦濤国家主席は、暴動発生で主要国首脳会議(サミット)参加を取りやめ、滞在先のイタリアから急きょ帰国した。中国政府の受けた衝撃の大きさを物語っている。

 10月に建国60周年の慶事を控え、社会の安定を最重視する胡錦濤政権は、各地で散発的に噴き出す「少数民族の異議申し立て」にどう対処していくのだろうか。

 中国には総人口の9割を超える漢民族と、ウイグル族、チベット民族など55の少数民族がいる。

 少数民族が集中的に居住する地域を民族自治地区に設定し、中央政府の統制の下で、限定的に自治権を認める―というのが中国の少数民族政策だ。

 中国政府が今、最も神経をとがらせているのが新疆ウイグル自治区やチベット自治区での独立運動の動きである。中国政府は2009年1月に発表した国防白書で「国家の統一と安全を脅かしている」と、これらの動きを名指しで批判した。

 だが、出るくいはたたくという鎮圧的姿勢だけでは、多数派の漢民族と少数民族の対立の火種を断つことはできない。経済格差や宗教の自由の制限、民族差別などによって生じている少数民族の不満を和らげる民族融和策を打ち出すことが必要だ。

 新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた今回の暴動は、ちょっとした「ボタンの掛け違い」が民族感情を刺激し、暴発を招いてしまう民族問題の危うさを浮き彫りにした。

 事の発端は、広東省のおもちゃ工場で6月26日、ウイグル族と漢民族の労働者が乱闘になり、ウイグル族2人が死亡したことだ。ネット上の書き込みがうわさとして広がった結果、だといわれる。

 これに反発したウイグル族がネットなどで抗議行動を呼びかけ、5日、ウルムチに集結した。

 デモ隊は鎮圧に乗り出した武装警察と衝突。穏やかなデモが暴動化し、180人を超える死者を出してしまった。

 7日にはヌンチャクやこん棒、刃物などを手にした漢民族がウイグル族を非難しながら行進し、一触即発の状態に陥った。政府でさえ制御困難な民族主義の激情。その危険性を痛感したのは中国当局のはずである。

 清朝が崩壊し半植民地状態に陥って以降、内戦を経て中華人民共和国が成立するまで、中国は国際社会から「病める巨象」といわれてきた。

 あれから60年。中国は驚異的な経済成長を遂げ、「昇竜の勢い」にある。08年8月の北京五輪では金メダルラッシュにわいた。

 だが、その一方で、自治区での暴動が多発し「危うい大国」というマイナス・イメージを国際社会に与えている。「安定した社会」の実現のため、胡錦濤政権は、少数民族が抱える不満に向き合ってほしい。

                     ◇

「ウイグル騒乱」を、〈ちょっとした「ボタンの掛け違い」が民族感情を刺激し、暴発招いて・・・〉と捉える沖縄タイムスの現状認識にあきれ返ってしまう。

〈ちょっとした「ボタンの掛け違い」〉とは、本人がそれとは知らず間違ってしまったことが他人の目には奇異に見えるという意味であることは小学生でも分かること。

アメリカに35年以上住むという方の説明によると、「ボタンの掛け違い」は、英語ではこう言うらしい。

 put buttons in the wrong holes/buttonholes.
 
なるほど、英語の表現でも「間違ったボタン穴」に気がつかず掛けてしまったいうニュアンスであり、それと気がつけば「正しいボタン穴」に容易に掛け変えられる。

ここで重要なのは、「本人が意識していない行為」であるということであり、己の間違いに気がつけばやり直しが容易にできるということも意味する。

だが今回の「ウイグル騒乱」は果たして中国政府当局がそれとは知らず「ちょっとした」間違いで行ったことの結果だといえるのか。

前に引用したメルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」に、こういうくだりがあった。

中国共産党の遣り方は世界の常識の百八十度、反対側にある。

血の弾圧をすればするほど、出世するのだから。胡錦涛もチベットで民衆の不満を血の粛清でのぞみ、とんとんと出世階段を駆け上った。》

そう、胡錦涛・中国の民族弾圧政策は確信犯的であり、過去に胡錦涛がチベットに行った民族弾圧を考えれば、

「ちょっとしたボタンの掛け違い」なんてトンチンカンな社説を書けるはずはない。

沖縄タイムスは全てを承知で「世界の常識の百八十度、反対側にある」中国に「少数民族の不満解消のため包容力を示せ」と言うのだろうか。

これは八百屋に魚を求めるようなもので所詮は実現不可能な無い物ねだりだに過ぎない。

胡錦濤はチベット虐殺の張本人だった

 
■世界最悪の独裁者に「包容力」を求めるは、ないだろう。

ワシントン・ポストの付録誌『パレード』が発行している世界最悪の独裁者ランキングにて、胡錦濤は2004年以降選出されている。それによると、2004年には第3位、2005年には第4位、2006年には第6位、2007年には第4位、2008年には第5位、2009年には第6位に入っている。主な理由はメディア統制、インターネット監視、30万人強制収用である。(ウィキぺディア

 

■胡錦濤がチベットで行った少数民族弾圧

1988年胡錦濤はチベット自治区党委員会書記に就任したが、チベット自治区の区都ラサではデモ活動が起こっていた。1989年1月19日、ラサにて公開裁判をおこない、前年3月に起きた抗議運動に加わって逮捕された僧侶に死刑判決を含む重罪判決を言い渡した。その際、僧侶の頭を押さえるなどチベット民衆に対する見せしめとなった。その直後の1月28日、パンチェン・ラマ10世が急死したが、多くのチベット人は胡錦濤がそれにかかわったと信じている。同年3月には抗議運動が大規模なデモ行進にまで発展したため、胡はラサ全市に3月8日午前零時から戒厳令を布告した。戒厳令布告は天安門事件に先立ち中華人民共和国史上初めてのことであった[21]。日本では、この時にチベット独立運動を押さえ込んだことで党指導部の信頼を勝ち得たと言われることもあり、2008年のチベット動乱の際にもメディアで批判される根拠となった。その後、1989年6月に天安門事件が勃発した際も、その民主化運動のチベットへの波及を防ぐため、ラサを戒厳令下に置いた。以降チベット自治区の最高責任者にあった4年間、「1.分離主義の弾圧、2.経済建設を推進」する政策を実行した。(ウィキ)

                     ◇

タイムス社説は結びでこう書いている。

<自治区での暴動が多発して「危うい大国」というマイナス・イメージを国際社会に与えている>

中国のウイグル弾圧は、中国が「危うい大国」というマイナスイメージという次元の問題ではない。

中国の少数民族に対する弾圧は、中国が危険な国そのものであることの象徴である。

少数民族弾圧で中国のトップにのしあがった世界最悪の独裁者・胡錦濤に「少数民族に包容力を示せ」とトンチンカンな社説を書く沖縄タイムスは、世界の恥さらしだと思う方

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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