狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

全体主義の島! 那覇市職員高里氏の証言 

2009-08-09 06:37:31 | 未分類

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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自分と異なる意見の人を口汚く罵るのがお得意の目取真俊氏が、7月12日のブログ・ 「全体主義の島」というおバカな嘘で、那覇市役所職員の高里洋介氏に「能力がない」と罵詈雑言を浴びせている。

高里氏が、小林よしのり氏を沖縄に招聘し講演会を開いたことで、職場の上司に呼ばれ、昇進は見送られたと記述されている『SAPIO』(年7月8日号)を見ての罵倒である。

以下は、同ブログの引用である。

小林を講演会に呼んだために高里は課長に昇進できなかった。そういう圧力がかけられるので沖縄では「異論」を唱えられない。だから沖縄は〈全体主義の島〉だ、という論法である。》

《だが、高里が当時50代半ばだと知れば、何のことはない、本人に能力や実績がなかったから、その歳になるまで課長になれなかっただけではないか、ということが分かる。高里が本当に能力や実績のある人物だったら、「小林よしのり沖縄講演会」をやるはるか以前に、30代や40代で課長になっていただろう
。》

那覇市役所の人事の知識はないが、人事に精通しておられる目取真氏の指摘によると、有能な人物は30代で課長に昇進すると言う。 目取真氏に言わせると50代になって課長を見送られるのは、高里氏の能力のせいであり、全体主義のせいではないということらしい。

高里氏の役所の仕事振りを知らない筆者は、彼の能力を云々する立場にないが、未知の人物である有名人の小林よしのり氏に接触し、沖縄で初めての講演会を開催し、1300人余の観客動員で大成功させた高里氏の企画力及び実行力は、とても目取真氏のいう「無能力の人」には思えない。

「全体主義の島沖縄」で、目取真氏が高里氏を罵倒する「無能力云々」は、お得意の論点ズラシだろうが、もし本気でそう思っているのならそれを筋違いという。

問題は、高里氏の能力云々ではなく、高里氏が小林よしのり氏の講演会を開催した件で上司に呼ばれ、叱責に近い言及を受けたことが問題なのであり、それが「全体主義」だというのだ。

つまり異論を許さない職場環境だというのだ。

これを全体主義といわずに何と言おう。

百歩譲って目取真氏のいう「高里氏の能力の問題」であったとしても、50代過ぎて上司に呼びつけられ、

「君については課長に昇進も考えていたけど、ダメだな!」と言われ、その理由が小林よしのり氏の講演会だったら、有能な人物が30代で昇進を見送られるより問題は深刻ではないか。 

そもそも役所の上司が人の耳目を憚らずこのような言動に及ぶこと自体が問題であり、「全体主義」といわれる由縁なのだ。

目取真氏の罵倒に対し反論する場のない高里氏が、チャンネル桜のインタビューに答えている。

その映像を見ると、事前に講演会の件は役所に報告もしてあり、当日も正式に夏期休暇をとっての行動だったと言う。

全国に発売される雑誌で「上司に呼びつけられ叱責されたこと」を公表し、続いて今回チャンネル桜のインタビューに答えてそれが全国のネットに流れた以上、高里氏も確信をもって発言したのだろう。 

これに対して目取真氏は保守系市長の那覇市ではあり得ないといったニュアンスのことも書いているが、保守系首長の役所でも左翼職員が強力な組合組織を作り大手を振っている例は、テレビ報道で御馴染みの「橋下知事vs大阪府職員」の例を見るまでもないだろう。

高里氏の発言はこれ。↓

【沖縄の空気】小林よしのり氏招聘のその後-高里洋介 ...
《小林よしのり氏を沖縄に招聘したために、職場などで理不尽な逆風に遭われたという高里洋介氏に、沖縄の言語空間や社会の現状についてお聞きします 》

 
再度言おう。 
 
高里氏は『沖縄論』を出版した小林よしのり氏の主張に共感し同氏の講演会を開催したが、上司に呼び出され叱責された。 
 
そのこと自体が問題であり、「全体主義」といわれる根拠である。 
 
その結果、高里氏が昇進できなかったことは、問題ではあっても事の本質ではない。
 
 
【おまけ】
 
コメント欄の紹介です。
 
2009-08-08 14:44:49 涼太  
 
またまた、目取真が馬鹿なことを書いています。
沖縄タイムスが、「鉄の暴風」の出鱈目さを指摘され、富山さんに金を脅し取られた。事に関し、上原正稔さんの「梅沢さんはそんなことしない。」の一言をとらえて攻撃しています。
いわく、梅沢さんも過去にタイムスに抗議している。と。
確かに、昭和63年に沖縄タイムスに梅沢さんは抗議しています。それはただ記述の訂正と謝罪を要求しただけで、金銭を脅し取るようなことはしていません。沖縄タイムスも一度は謝罪しています。上原正稔さんの言質は「梅沢さんは沖縄タイムスに金品の要求はしていない。」が正解でしょう。
それを、梅沢さんがさも沖縄タイムスから金を取ったから、「鉄の暴風」を訴えないで「沖縄ノート」を訴えた。と結論付けています。そこまで書くなら、梅沢さんが、何時、何処で、沖縄タイムスからいくら貰ったのかはっきり書くべきです。話し合いには沖縄タイムスの新川さんが立ち会っています。どのような話があったのか、チャント紙上で書くべきです。沖縄タイムスに何の疚しさも無かったら、書ける筈です。
私は梅澤さんが執拗に抗議しなかったのは、「自分が黙っていれば、援護金で座間味の人達が幸せになる。だったらそれでいいではないか。」だと思いますよ。
それをいいことに、沖縄タイムスを筆頭に沖縄の馬鹿左翼が、執拗に梅澤さんを攻撃し続けるから今回の裁判沙汰になったと思います。
それと、目取真は「沖縄ノート」には座間味のことは書いていない。梅沢さんは「沖縄ノート」も呼んでいなかった。従って訴える資格が無い。みたいな事を書いていますが、こいつは本当に馬鹿だ。今回原告が訴えたのは大江健三郎の「沖縄ノート」と家永三郎の「太平洋戦争」です。「太平洋戦争」には座間味のこともたっぷり書いています。何より訴える資格が無かったら、裁判所が梅澤さん、宮城晴美などから話を聞くはずもありません。
裁判の過程で家永三郎の「太平洋戦争」や被告側が証拠として提出した、元琉球政府援護局長の山川泰邦氏の著書「秘録 沖縄戦史」も平成18年に37年ぶりに隊長命令説を削除しています。何故でしょう。山川氏は県民に援護法が適用されるよう尽力した人です。その著書から「隊長命令説」が削除された意義は大きいと思います。
また、目取真は梅沢さんの背景に、政治団体が居ることが問題だ。と言っています。それがどうしたんでしょう。梅澤さんもそれは認めているし、支援団体も認めています。
何より、被告側の支援にも沖縄の極左反日左翼が居ます。イデオロギーに利用しているのは、お互い様でしょう。むしろ、偽11万県民大会など、沖縄の馬鹿左翼の方が醜い応援をしています。
目取真がそこまで言うなら、座間味村の誰がどのように申請して、援護法を貰うことが出来たのか、説明して欲しいもんです。梅澤さんが知らないうちに、どうして梅沢さんの名前と捺印が使用されたのかを。説明出来ればの話ですが。
 
 

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コメント (5)