狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・沖縄タイムスの読者欄が面白い!

2010-08-06 19:58:45 | 未分類

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「米軍基地即時撤去!」を叫んで島中が怒りに燃えている・・・

・・・こんなウソを信じた本土サヨクの方々は、最近の沖縄タイムスの「読者欄」を見て、きっとこう思っただろう。

「沖縄人はウソつきだったのか」と。

いやいや、そうではない。

ウソつきは沖縄の新聞だったのだ。

その新聞の「読者の声」に全体主義の新聞論調に組しない正論が最近目に付く。

「読者欄」に一体何が起きたのか。

反日沖縄サヨクにいわせると、沖縄メディアに反論する県人は沖縄人に偽装したニセ沖縄人ということになるらしい。

全体主義の極地だ。

だとすると最近の「読者欄」にはニセ沖縄人が増殖し始めたことになる。(爆)

このように「読者欄」には笑いのタネはつきない。

サヨクの方々は珍しくもないからまぁーさておこう

だが一番お気の毒なのは、反米保守派と称する方々だ。

今までの沖縄紙の扇動から半ば目覚めたつもりなのだが、どうしてもサヨクのDNAの呪縛から抜けきれず、吐く言葉は保守派でも行動が左に左にと旋回する性(さが)の悲しさよ。

彼らは一応、米軍基地の必要性は認めながらも、「普天間移設」だけは絶対に国外だと頑なに主張する。

その根拠は「海兵隊不要論」であるが、結局はサヨクの「米軍基地即時撤去」のイデオロギー闘争に飲み込まれ、利用されていることに気が付いていない。

この方々、「反戦・反基地集会」にも積極的に参加し、最終的には伊波洋一宜野湾市長を教組として崇拝するのである。

そして反日反米イデオロギーの塊のような伊波市長を崇拝することと自分が唱える「反米保守派」の齟齬にも気が付かないのだからオメデタイ話である。

気がついたら「米軍基地即時撤去」のシュプレヒコールとプラカードの中にいる自分を発見、愕然とする。

このような喜劇が沖縄のいたるところで散見され、これが「島ぐるみの怒り」として誇大に報道されることになる。

前稿の「読者の声」、那覇市在住の主婦Y・Kさん(60歳、那覇市)の投稿外交力による国防こそ大切」に対して、読者の高橋さんが論評してくださっているので紹介します。

高橋さんのコメント  軍事と外交とデモ

いまだに軍事と外交は別々のものだと考えている人々が多数、存在している。
クラウゼビッツの戦争論の中には軍事は外交目的を達成する手段とあります。
軍事は外交の一環であり、軍事の放棄は外交の放棄に繋がる訳です。
しかも戦争は自国だけの話ではなく、当たり前のことですが相手国の話でもあります。
いくら沖縄が軍事は嫌だ、戦争は嫌だ、軍隊なんていらないと声高らかに主張したところで、相手国にしてみれば、そんなことは全く関係なく、何の迷いも無くいくらでも侵略し放題です。
戦争ではなく話し合いで。
軍事ではなく外交で。
一理あるように聞こえますが、軍事が外交の一端である以上、強大な軍隊を自国の最前線たる沖縄に配置すること自体が立派な外交戦の成果であり、中国が尖閣諸島にやって来ないことこそアメリカが沖縄にいる意味なのです。

軍事は外交を達成する手段。
軍事ではなく話し合いで。
この軍事をデモに、外交を普天間基地撤去に書き換えてみると…
沖縄左翼はデモを止めますか?

 

それで、昨日に引き続き、今日(6日)の沖縄タイムスは?

も・は・や・

♪ど~うにもと~まらない~♪

 

◆沖縄タイムス 2010年8月6日 オピニオン面

辺野古移設は基地の縮小に

城間康裕さん=67歳 (那覇市、工房経営)

普天間基地の移設先が辺野古のキャンプ・シュワブ地先にすることが日米(橋本、鳩山総理、クリントン、オバマ大統領)で2度合意がなされた。 アメリカにとって国と国との約束で、なぜ2度の合意が必要だったのか。 不信感、不快感は禁じえなかったはずである。
それ故に県の仲井真弘多知事が県内移設は厳しいと指摘しつつも「容認」を否定しないのは正当な対応だ。 
一方、肝心要の地元の辺野古住民の代表たちが、速やかに、条件付で移設を容認したのは先見の明があったとも考えられる。 つまるところキャンプ・シュワブへの移設は、基地の増設であって新たな基地の建設ではなく基地の整理縮小の一環である。
もし工事によってジュゴンの食草が減少、あるいはなくなってジュゴンが遠くへ去ると寂しいが当地がさらに過疎化して若者たちが去っていくとすればもっと寂しく不幸なことだ。

 

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沖縄タイムスの読者欄が面白い!

2010-08-06 08:00:32 | 未分類

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サイレントマジョリティに
      
火をつけた久高貞夫さんの投稿■

沖縄タイムスが、たかが「読者の声」とあなどったのか、それとも暑さで思考力を失ったのか、軽い気持ちで掲載した7月25日付久高貞夫さんの投稿が良識ある読者の気持ちに火をつけた。

これまでノイジーマイノリティーが跋扈していた「読者の声」に、このところ連日のように覚醒したサイレンとマジョリティーの声が目立ちは始めた。

久高さんに点火された良識の火は、これに賛意を表した有馬光正さんによってさらに火の手を大きくしていった。

驚いた沖縄タイムスは、次々と鎮火のための反論を、日によっては2件も、掲載した。

が、その反論たるや、最大級の形容詞を三つも重ねて断言すればそれで済むといった極めてズサンなシロモノ。

論理もへったくれもない噴飯モノばかり。

逆に火に油を注ぐ状況になりつつある。

昨日の「読者の声」でも、沖縄氏にお住まいの大城司さん(38歳)が久高さんの意見に賛意を表し、県知事選を自分の平和運動に利用しようとする伊波宜野湾市長の政治姿勢を厳しく批判している。

以下に全文紹介する。

例によって太字強調は引用者が施した。

◆沖縄タイムス 2010年8月5日 オピニオン面

運動のための選挙うんざり

大城司さん=38歳 (沖縄市)

7月25日付本欄、久高貞夫氏の投稿に同調する。 県出身政治家は、県民を利用して反米反日闘争にいそしんでいるようにしか思えない。 市町村選挙にあなた方の思想を押し付けないで欲しい。 県知事選にあなた方の運動のために県民を巻き込まないで欲しい。 そんなイデオロギーに「どうせまたあの運動選挙でしょう」と県民はうんざりしている。 それが低迷する投票率に表れているではないか。
伊波洋一宜野湾市長は、平和運動と言う名の闘争の延長で市長を務めておられると感じる。 県民の代表でもないのに県外を主張し、市民の不安をそっちのけに運動を展開するのは何だろうか。 市長は普天間の危険を放置したとして国を提訴する方針のようだが、公約に「普天間基地の早期移設」を掲げながら辺野古への移設を全力で阻止してきたのは誰か。
 宜野湾市民が抱える普天間基地の負担を本島に早期に除去したのか、平和闘争をやりたいのかどっちなのだろうか。 そしてまた、県民のための知事選のはずが全国的な平和運動に利用される。 これじゃあいつまでたっても県民の投票率は伸びない。

 

◆沖縄タイムス 2010年8月5日 オピニオン面

外交力による国防こそ大切

Y・Kさん=60歳  (那覇市、主婦)

7月30日本欄で有馬光正氏は、宜野湾市の伊波市長に対して「いたずらに普天間基地の県外移設ばかりを強調するのは、市民の安全を無視した自己主張に過ぎない」と指摘しています。沖縄を二度と本土防衛の盾にしたくないわたしとしては、軍事力でなく平和外交によって国民を守るべきだというのが伊波市長の信念であり方針であると解していますし、それこそ21世紀に必要とされる政治家のあり方だと確信しています。 有馬氏は、参院選前の6月5日付本欄でも「国防意識高い政治家選ぼう」と主張しています。 国防観も人それぞれいいと思うのですが、沖縄戦で国防の犠牲になり、戦後65年間も過重な国防負担にあえいでいる沖縄だけに県民の多くが国防アレルギーになっていると思います。 
それよりも日米安保は必要だが米軍基地は絶対に受け入れられないという本土政治家たちの身勝手な国防意識を正すことの方が先決かと思われます。

 

沖縄タイムスが、二つの違う「声」を同時に掲載しているが、賢明な読者が読めばいずれに説得力があるか自明であろう。

平和外交で平和が得られるなら苦労は要らないし、国防と戦争の混同や、国防のための米軍基地とゴミ処理施設との混同はさておいても、

ここまで「伊波教信者」になると、何を言っても聞く耳を持たないと思われる。

が、今どきのサヨクの方々の見本として鑑賞し、楽しんで欲しい。

皆様の「お笑い解説」期待しています。

 

【付録】

沖縄タイムス 2010年7月30日 オピニオン面

◆「安全」無視の県外移設主張

有馬光正さん=65歳(糸満市、自営業)

25日付本欄の久高貞夫さんのご意見は、紛れもなく宜野湾市民の心からの訴えである。以前、鳩山政権下で米軍普天間飛行場移設問題が迷走していた時、鹿児島県・徳之島の町長と宜野湾・伊波洋一市長に対して安全保障問題を質問している報道番組を見たことを思い出した。 
そこでは、国の防衛のためには軍事力が必要だとする町長に対し、伊波市長は国防は一切不要だという内容の意見を吐露しているのを聞いて、違和感を覚えたことがある。今の日本では、この種のまがい物の政治家が多すぎる。 久高さんが「安全保障問題に一言の発言もないのは意図的であり、市民の危険性を等閑視したパフォーマンスだ」といわれるのももっともだ。
いたずらに県外移設ばかり強調するのは、市民の安全を無視した戦略眼なき自己主張にすぎないのは誰の目にも明らかである。 
誰にとっても完全な策はない。 市民の安全を守るために、一日も早く普天間基地を移設するという大前提に立って解決策を模索するのが市長としての責務であろう。

                                                       ◇

◆沖縄タイムス 20107月25日 オピニオン面 読者の声

久高貞夫さん=73歳 (宜野湾市)

身近な問題をまず解決して

伊波洋一宜野湾市長に尋ねたい。 安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか。 あなたは沖縄県民に選挙された市長ではなく宜野湾市民にのみ選ばれた市長です。 そこを自覚し現状では不可能な県外、国外移設を論じた時間を浪費する前に宜野湾市民の最も身近な問題、すなわち普天間基地の危険性、騒音の早期撤去、市民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐべきです。 
辺野古案は普天間周辺より人口密度、危険性が少ない上一度は移設を容認した辺野古住民、名護市にいま一度、宜野湾市民の心情を斟酌(しんしゃく)してもらい県、国に働きかけ早期移設実現に働きかけてもらいたい。 それが宜野湾市長としての義務です。
今のあなたの基地問題に対する姿勢は、多くの住民、とりわけ飛行ルートの住民の切なる願望を等閑視するパフォーマンスにしか見えません。 これ以上われわれ市民を我慢させないで欲しいと思うのはわたし一人だろうか。 次期県知事選出馬のうわさがあるがその前にやるべきことが山積みしていることを忘れないでもらいたい。

 

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