狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

肋骨9本折られても気がつかない男!

2010-08-17 19:14:04 | 未分類

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友人達から時々こんな電話やメールをもらう。

「毎日沖縄ネタだけで良く毎日話題が続くな」とか、「沖縄ネタでランキングを維持するのは大変だろう」などと。

たしかに沖縄ネタだけで政治ブログのランキングを維持するのは厳しい。

その厳しさを承知で、又しても今回も沖縄、それも交通事故つながりのお笑いネタでは、学習能力がないと叱られそうだが、懲りずにお付き合いのほどを。

沖縄が酔っ払い天国であることはつとに知られたことだが、「路上寝天国」でもあることを知る人は少ない。

酔いつぶれた挙句路上で寝てしまい、車にひかれてそのまま天国に行くから路上寝天国と言うわけではもちろん無い。 中には地獄へ行く人だっているはずだから。

この場合、ひかれた人はある意味自業自得の面もあるが、ひいた人はたまったものではない。 深夜に路上に人が寝ているとは想定外だろうが、道交法によるとほとんどが前方不注意でひいた人の罪は免れないのだ。

路上寝が多い沖縄でも特に多いのは、あの南の島のペンギン王国の石垣市だという。⇒ペンギン王国は酔っ払い王国だった!

去年の石垣市はペンギン市長のご乱行(婦女暴行疑惑)でその名を全国にしらしめたが、今年二月末の王国の崩壊以来、今度は「食べるラー油」でペンギン夫妻が石垣市を全国に知らしめたというから、石垣市も名誉回復で先ずはめでたしめでたしというところか。

ペンギン夫妻といっても、もちろんあのペンギン市長ではない。

石垣島ラー油 銀幕デビューへ ペンギン夫妻の半生描く

沖縄の食べ物が全国区になるのは嬉しいものだが、なかでも「ソーキそば」は特に有名だ。 

ソーキそばとは豚の肋骨肉が具として入ったそばだが、「抜かれたソーキ骨」を補充するためにソーキそばを食う、と勝手な理屈を言いながら食べる男もいる。

その男の屁理屈は「ソーキ骨(ブニ)を抜かれる」という沖縄独特の表現にある。

脱線ついでに「ソーキそばとソーキ骨を抜かれる」について、過去エントリー「男はソーキそばを」より一部加筆して引用する。

<沖縄では女性に現(うつつ)を抜かすことを、「ソーキ骨を抜かれる」と例えることから「ソーキ」とは「正気」からの訛りだという説もある。

突然下品で恐縮だが「尻の毛まで抜かれる」という言葉がある。

男が女の手練手管にかかって身も心も、有り金も、すべて巻き上げられることの例えだが、沖縄語ではこれを「ソーキ骨を抜かれる」と例える。

骨の無いタコやイカがふにゃふにゃな様子は、女に現(うつつ)を抜かし骨抜き状態を言い得て妙で、間抜けな男を例えるには沖縄式のほうが的を射ている。
 
それにユーモアもあると思うのだが・・・、少なくとも、ケツの毛を抜かれるよりはましだとも思う。
 
さて、「ソーキ」を「正気」から来たというのはあくまで「説」があるというレベルの伝聞、それも主に酒場の伝聞の類ゆえ、その信憑性に責任はもてない。
 
酒場で流布する伝聞には「ソーキを抜かれる」を、更に想像力巧みに「精気を抜かれる」に由来するという伝聞もあるが、ある意味この方が酒席では面白い。 
 
沖縄では、男は女よりソーキ一本足らないと信じている女性が今でもいるという。
 
で、ソーキの本当の語源はというと、M君の「笊(ざる)説」も尤もだと思うが正確なところは良く分からない。
 
更に流布する伝聞によるとその昔女性を見るとすぐデレデレする嘉陽宗喜(そうき)という男の名が語源ともいう説が・・・これも怪しい。
 
こうなるともはや伝聞というより沖縄の「都市伝説」だ。

この手の話は酒の肴には好適だが、由来、来歴が不明なところがよ酔い、じゃなく、良いのではないか。>
 
話が当初の「路上寝」からソーキ骨まで止め処も無く脱線したが、世にソーキ骨を抜かれても自覚しない男は多いが、ソーキ骨を9本も折られ、おまけにほお骨まで折られても気がつかなかったというウソのような本当の話を沖縄タイムスの記事から紹介する。
 
昨日、終戦記念日の8月15日、前稿で紹介した「バイクに衝突 けがさせ逃亡」の下のベタ記事である。

駐車場で路上寝 ひかれて骨折か

14日午前4時30分ごろ、浦添市伊祖2丁目のボウリング場駐車場内で、酒を飲んで寝ていた男性(38)が、車にひき逃げされされたとみられる事件が起きた。 
浦添署によると、男性は当初、近くにいたタクシーの乗務員に「人に殴られたかもしられない」と助けを求め、110番通報していたが、詳しく事情を聴いたところ、近くで飲酒後に駐車場で寝ていた際、車にひかれた可能性が高いという。 男性は肋骨(ろっこつ)9本、ほお骨など折る重傷。 
同署は場内に設置された防犯カメラの映像から、現場にあった車が男性をひいた可能性があり、車の所有者を調べている。(沖縄タイムス2010年8月15日)

                         ◇

自分が車にひかれても気がつかない男も男だが、逆に自分が人をひいても気がつかず「逃走」し、平気で信号待ちしていて、人に注意され現場に戻った77歳のオバーもいる。

 小1はねられ死亡 ひき逃げ容疑で77歳逮捕
豊見城の県道
2010年8月13日 09時32分      

 豊見城署は12日、普通乗用車を運転中に女児をはね、逃走したとして、自動車運転過失傷害と道交法違反(救護義務違反)の容疑で那覇市真地の無職、中村千代子容疑者(77)を現行犯逮捕した。「ぶつかったのは気が付いたが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているという。女児は病院に搬送されたが、午後7時15分、死亡が確認された。死因は調査中。

 同署によると、女児は豊見城市上田に住む小学校1年生、山口夕葵(ゆずき)ちゃん(6)で、学童クラブからの帰宅途中だったという。

 同署によると中村容疑者は12日午後5時5分ごろ、豊見城市宜保の県道68号で、我那覇方面から上田交差点向けに普通乗用車を運転中、道路を横断中の女児をはねたが、そのまま約350メートル逃走したという。

 事故を目撃していた後続車の運転手が、信号待ちをしていた中村容疑者を呼び止めたところ、現場に戻ったという。

 

このオバーが本当に気がつかなかったのか、それともオバーがウソをついているのか。

「沖縄のオジーやオバーがウソつきというのですか」と、

「11万人集会」の壇上で絶叫した男女高校生は、今頃どうしているのだろう。

 

【追記】 20:20

興南高校、ベスト8進出おめでとう!

甲子園、春夏連覇に驀進中!

 

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毎度、沖縄タイムスのダブスタ報道!

2010-08-17 06:59:47 | 未分類

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今年の三月に米兵が酒気帯びで起した当て逃げ事故を、沖縄タイムスが「ひき逃げ」と報じたことに疑念を呈したら、コメント欄が盛り上がった。

当て逃げに見えても被害車両にけが人がおれば、「ひき逃げ」と報ずるという沖縄タイムスを援護するしつこい常連さんがいたからだ。

だが、沖縄タイムスの主張は、その場限りの言い逃れで、加害者が米兵の場合に限り人目を引く「ひき逃げ」と差別報道をすることを自ら暴露してしまった。

全く同じ条件で沖縄人が起した事故を「ひき逃げ」ではなく、「当て逃げ」と報道したのだ。

その詳細は沖縄タイムスが差別報道!に記してあるが、要約し引用するとこうなる。

引用文に入る前に何度も繰り返してきたことを、しつこくくり返す。

日本語の分からない方々向けの一種の儀式ですので飛ばしても結構です。(笑)

米兵の事故・事件に絡むエントリーで、筆者は容疑者が米兵という理由だけで歪曲報道される卑劣な沖縄メディアの報道姿勢を批判するのであり、米兵の事故や事件そのものを擁護する気は毛頭ない。

悪質な事故・事件を起した犯人は、米兵、沖縄人を問わず厳しく断罪されてしかるべき、これは改めていうまでも無い。

 

で、引用文に入る。

<米兵が起した「ひき逃げ」の報道と同じ日の沖縄タイムスに、次のような記事があった。

酒飲み当て逃げ

容疑の男を逮捕   嘉手納署

酒気帯び運転でバイクに追突し、現場から逃走したとしたとして、嘉手納署は8日、道交法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の疑いで、那覇市辻の会社員、上地栄太郎容疑者(22)を現行犯逮捕した。 追突されたバイクの運転手は、右ひざを打撲したという。 同容疑者は酒を飲んだことは認めているが、バイクへの追突については「何かにぶつかったような気がする」とあいまいな供述をしているという。(沖縄タイムス 2010年7月9日)

二つの「事件」は同じ追突事故で、事故の状況は次の条件のどれを取っても全く同じである。

(1)酒気運転、(2)追突事故、(3)逃亡、(4)被害車両に怪我人

ただ一つ違いを挙げれば、片方は容疑者が米兵で、一方が容疑者沖縄人という違いである。

沖縄タイムスは人種によって報道の姿勢が大きくことなる、つまり人種差別主義者であることを自ら暴露したのが二つの追突事故の報道である。

沖縄タイムスは同じ追突事故であっても容疑者が米兵というだけで、一面のトップを使って大々的に報道し、しかも違和感のある「ひき逃げ」と決め付けている。

一方の沖縄人による同種の事故は、第二社会面の最下部に見逃しがちなベタ記事で、しかも「当て逃げ」と報じている。

これこそ人種、国籍による差別報道ではないのか。>

                    ◇

3月に起きた米兵の交通事故を、8月になっても大見出しで報じる沖縄タイムスはしつこく続報を報じていたのだが、沖縄人が起した同種の事故にもこのように執拗に報道するのか。

否である。

ひき逃げ米兵を起訴、身柄引き渡される、那覇地検   2010年8月13日

 今年3月、名護市辺野古であった米軍車両によるひき逃げ事件で、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告、救護義務違反)と自動車運転過失傷害の容疑で書類送検されていた在沖米海軍の女性3等兵曹ウェンディー・フォスター容疑者(26) ...

米兵を書類送検へ 辺野古ひき逃げ 2010年7月9日
来週にも県警方針 車両実験など終了

終戦記念日の昨日の沖縄タイムス社会面の目立たぬ場所に次のベタ記事があった。

バイクに衝突 けがさせ逃走

酒気帯び容疑の男逮捕

宜野湾署は13日、酒を飲んで車を運転し、オートバイに衝突して男性けがさせ逃亡したとして、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び、救護気味違反)の疑いで、中城村北上原の自営業、瑞慶覧朝盛容疑者(53)を現行犯で逮捕した。 同署の調べでは、瑞慶覧容疑者は13日午後9時ごろ、中城村北上原の剣道29号で、酒気帯び状態で普通貨物乗用車を運転してオートバイに衝突、乗っていた男性(24)を転倒させ、擦過傷を負わせた上で、逃走した疑いがある。 同署によると、目撃者からの通報を受けて現場付近を調べたところ、瑞慶覧容疑者は現場から約1㌔離れた場所に車を停車させ、車内に座っていたという。 飲酒検知では、基準値の約2倍アルコールが検出されたという。(沖縄タイムス 2010年8月15日)

                     ◇

まぁ、次々と同じような事故が起きるのも呆れるが、これも赤文字で示したように沖縄タイムスが主張する「ひき逃げ」の条件を全て満たしている。

おまけに酒気帯び運転まで問題の米兵と全く同じではないか。

沖縄タイムスがいうところの「ひき逃げ」報道の次の4点セットである。

(1)酒気運転、(2)追突事故、(3)逃亡、(4)被害車両に怪我人

ん? 実際は5点セットで、(5)は米兵が条件だって。

だったら沖縄人の場合は「ひき逃げ」の栄誉?を得る資格が無いことになる。

やはり、サンマは目黒に限る・・・ではなく、「ひき逃げ」は米兵に限る、というわけだ。

読者をバカにしているとはまさにこのことだ。

敢えて引用と同じ文を用いて、沖縄タイムスのダブスタ報道を批判する。

沖縄タイムスは同じ追突事故であっても容疑者が米兵というだけで、一面と社会面のトップを使って大々的に報道し、しかも違和感のある「ひき逃げ」と決め付けている。

一方の沖縄人による同種の事故は、第二社会面の最下部に見逃しがちなベタ記事で、しかも「当て逃げ」と報じている。(今回は衝突とだけ報じて、「当て逃げ」とも書いていない)

これこそ人種、国籍による差別報道ではないのか。

沖縄タイムスよ、恥を知れ!

ん?カエルの面に小便、と言う言葉もあるか。

 
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