狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖タイ爆笑劇場

2010-08-24 08:41:40 | 未分類

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例年、全国一の暑さを誇るはずの沖縄だが、何故か今年の夏は北海道を除く本土各都市より最高温度が低い。

そのせいなのかそれともクーラーの調子が戻ったのか、沖縄タイムスは最近いつもの本調子に戻って「爆笑記事」が頁を飾るようになった。

昨日の記事も興南高校の快挙の記事で埋まる紙面の隙間を利用して、快調に飛ばしている。

沖タイウォッチャー団の団長とも言える石原昌光さんが爆笑コメントを下さっているので、より多くの読者の目に触れるように、本文で紹介する。

その前に、沖タイ記事のプロローグとして、前稿の「日韓併合」に関連する記事を取り上げる。

沖タイは、前稿の「おまけ」で紹介した共同配信の記事「「併合条約は無効」で一致 韓国と北朝」を三頁面に囲み記事で大きく掲載している。

その一方、次の記事は同じ三頁でも最下段のベタ記事でうっかりすると見過ごしてしまうような小さな扱いである。

 
ここで筆者は何が言いたいかというと、沖タイは、社説など自社論説であからさまに主張はしていないが、併合条約に関しては韓国や北朝鮮と同じく「無効」であるという立場であるということである。
 
つまり「無効」とする記事を目立つ大見出しの囲み記事にし、
 
「有効」とする記事を目立たないベタ記事にした紙面構成で、沖タイは自社の韓国寄りの歴史観を読者に示しているのだ。
 
何故そんな回りくどいことをするのか。 
 
堂々と社説で自社の歴史観を主張すればよいではないか。
 
こんな当然疑問も湧くだろう。
 
だが、そんな一方的な社説を書いたら、ただでさえ減少気味の読者が更に減っていくと予想されるからだ。
 
痛し痒し最近の沖タイは、回りくどい方法でしか自己主張を出来ないほどに成り下がっているのだ。
 
そこで、社説の代わりに、「読者の声」を利用したのが同日のオピニオン面の、N・Aさんの投稿文だ。
 
「併合条約無効論」の沖タイの社説でも見るような韓国寄りの歴史観である。
 
過去忘却の国 信頼得られぬ
 
N・Aさん=56歳
 
日本による朝鮮植民地支配を正当化する妄言を吐いて、自民党政権の閣僚がたちが何人も辞任に追い込まれた。 どんなに詭弁(きべん)をろうしても、日本が朝鮮の人々に対してやった蛮行が至当化されるものはない。 何年たとうが罪は罪として認め、補償すべきことは最後の1人に至るまで補償すべきだ。 
その上に立ってしか他国からの信頼は得られない。 日本が朝鮮の人々に対してやった人道にもとる行為を教えない教育を長年してきた結果、歴史健忘症の国民が増えているが、被害を受けた側の国民は、いつまでも忘れないことに気付くべきだ。
創氏改名、強制連行、朝鮮人軍夫、従軍慰安婦問題(週刊金曜日発行の「めぐりくる春」の一読を薦める)等々、当事者たちにとっては時がたったからといって簡単に忘れ去られることではない。 ましてや過去の事をいつまでも蒸し返すなどと、他人の痛みに鈍感な人たちがいる国を信用しての未来志向などあり得るはずがない。(うるま市、会社員)
 
                      ◇
 
創氏改名、強制連行、朝鮮人軍夫、従軍慰安婦問題
 
歴史論争では既に誤りだとして決着済みの項目を、よくもまあこんなに羅列してくれたものだと呆れるが、その出典が「週刊金曜日」関連の書物だと言うから、なるほどと納得し、笑う以外にない。
 
中でも、あの朝日新聞さえ最近は冠するのを避けている「従軍」付きの「従軍慰安婦」の「強制連行」には、驚きと共に
 
ひょっとしてN・Aさんは崔監督と同じく朝鮮学校の卒業生ではないかと思うほどの見事な「韓国人的歴史観」である。
 
単なるプロローグがこれ以上長引くと興ざめなので、ここらで真打登場、お待ちかね石原昌光さんのコメントです。
 
いっしょに「爆笑!沖タイ劇場」をお楽しみ下さい。例によって一部読みやすいように編集しました。
 
◆石原昌光さんのコメント
 
8/23日沖縄タイムス23面左上

懲りない米兵
バーの客から6000円窃盗容疑
沖縄署が逮捕

沖縄署は21日夜、バーの店内で客の財布から現金を盗んだとして窃盗の容疑で在沖米海兵隊キャンプ・フォスター所属の海兵隊員、
ブリットン・ダニエル・スミス容疑者(22)を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
同署の調べでは、同容疑者は21日午後10時ごろ、沖縄市中央のバーで、同市中央の店員男性(24)がカウンターに置いた財布の中から、現金6千円を盗んだ疑いがある。
同署によると、同容疑者は酒を飲んでいたという。

この記事のすぐ下

那覇では酒気帯び運転容疑

那覇署は22日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、在沖米空軍嘉手納基地所属の兵長、アンディ・サラディン容疑者(28)を現行犯逮捕した。「飲んでいない」と容疑を否認しているという。同署によると、同容疑者からは、呼気1リットル当たり基準値の約3倍のアルコールが検知されたという。
同署の調べでは、同容疑者は22日午前1時半ごろ、那
覇市松尾の県道で、酒気帯び状態で普通乗用車を運転した疑いがある。

そして、同23面、一番下のベタ記事

尖閣沖で無断調査船追尾

第11管区海上保安本部は22日午後4時15分ごろ、尖閣諸島の大正島の北約121キロの、日本の排他的経済水域(EEZ)で、バハマ籍海洋調査船「DISCOVERER」が、船尾からワイヤのようなもの7本をえい航しながら北北東向けに航行しているのを確認。同調査船に対し、「EEZ内での事前の同意のない海洋の科学的調査は認められない」と警告を行い、同保安本部の巡視船と航空機で追尾監視しているという。
同調査船からは「20日から調査をしている」との回答があったという。

米兵が絡む事件は、記事にせずにはおかない沖縄タイムス、、、、
とうとう、人の財布から6000円盗んだ微罪のコソドロ米兵まで大見出し付きの記事にした。

さらに、これだけでは弱いと見たか、真下には那覇で逮捕された酒気帯び運転の米兵も追加している。
なんのつもりか、同記事の向かいには、母校に凱旋した興南高校ナインを歓迎する県民の様子を大きく掲載、、、、
「幾多の苦難を乗り越え、春夏の甲子園を連覇した興南高校ナインの立派な事、それに比べて米兵はあいも変わらず、懲りずに犯罪を繰り返す、、、、」
とでも言いたげな紙面構成である。

私とて、沖縄県民、身内の恥を晒したくはないが、こうまでアカラサマに興南ナインの威光を借りて新聞記者風情が上から目線で米兵に説教するのを読むと、苦笑しながら言いたくなる。

20年連続、酒気帯び運転検挙率ワースト1の県はどこでしたっけねぇ?、、、

かつて、沖縄タイムスは社説で、普天間基地移設が遅れれば、海兵隊のグアム移転にも支障が出るとした、米高官の発言を取り上げ、
「国家主権を侵害する内政干渉だ!」と吠えた

ならば、バハマ船籍(書かれていないが、尖閣沖を調査しているのなら、船を指揮しているのは支那人だろう。)の調査船が我国の排他的経済水域に無断で侵入した時も記事の一面で扱い、
「国家主権の侵害だ!」と大見出しを打つべきではないか?

6000円盗んで逮捕された米兵や、酒気帯び運転という沖縄県民も大声では糾弾できない犯罪を犯した(らしき)米兵の記事と、国家主権の侵害という国民の生命・財産・誇りを脅かす行為のどちらを紙面で大きく取り上げるべきか?
こんな当たり前の事も分からない自称ジャーナリスト達に興南ナインの威光を借りて語る資格などない。

余談だが、大昔、8時だョ!全員集合というドリフターズ主演のバラエティー番組があった。
そのミニコントに映画撮影というのがあって、監督が志村、売れない役者が加藤、それに当時の売れっ子アイドルが絡むものだったが
もう、志村のダブルスタンダードの落差が面白くて腹を抱えて笑った記憶がある。

アイドルが台詞を飛ばそうが、演技が大根だろうが、ニヤケ顔で「イイノヨ!イイノヨ!」で済ます志村、一方で加藤が少しでも台詞を間違えようものなら、ドスの効いた声で、烈火の如く怒り、メガホンで加藤の頭を叩きまくる。
これを、志村(沖縄タイムス)加藤(米軍)売れっ子アイドル(支那)に例えるとこうなるのだろうか?

支那:ちょっとオタクの領海を横切らせて欲しいアル。

沖タイ:どうぞ!どうぞ!日中友好ですから

米軍:すみません、軍用機が最近夜中騒がしくて

沖タイ:バカヤロウ!深夜は飛行機飛ばすな!って言ってんだろ!子供がPTSD発症したらどー責任とる気だ!

支那:いやーよく調べたら毒餃子ウチの責任だったアル~ゴメンチャイナ

沖タイ:エライ!よく謝ってくれました。以前の中国では考えられない事、あなたも国際社会の仲間入りですね。

米軍:もうしわけない、うちの軍用車両が夜中道を間違えて病院の駐車場に、、、

沖タイ:てめえーコノヤロー!世の中には謝ってすまないコトがあんだぞ!
もし、救急車がその時入ってきたら事故だぞ!事故!どうしてくれるんだ!

米軍:申し訳ない、またウチの車両が早朝、道を間違えて、役所の敷地内に侵入しちゃいました。

沖タイ:テメー!またかコラ、早朝はジョギングしてる市民もいるんだ!一歩間違えたら殺人事件だぞ!サ・ツ・ジ・ン・ジ・ケ・ン!謝らないでいいからこのまま車両ごとアメリカに帰れ!!!
                                                      ◆

 

【おまけ】9:01

国権侵害の重大ニュースであるにも関わらず、沖タイが今日(24日)の社会面最下部の目立たぬ場所のベタ扱いにしたため、

筆者もつい見落としていた記事がこれ。

無断調査の船 EEZを出る。

尖閣諸島(石垣市)・大正島近海の日本の排他的経済水域(EEZ)内を航行していたバハマ船籍の海洋調査船「ディスカバラー」(約3千トン)は、23日午前7時50分ごろ、大正島の北西約215㌔の海域からEEZの外に出た。

たったこれだけかって?

ハイ、たったこれだけの小さな記事です。

記事ではバハマ船籍としているが、今どき船籍と船主が同じだと信じる人は少ない。

石原さんもご指摘の通り中国が船主であることはほぼ間違いない。

20日から23日まで4日もかけて尖閣近海を不審船が調査しても、相手のなすがままの政府も政府だが、米兵がコソドロをしても大見出しで騒ぎ立てる沖タイが、不審船が中国船と見られるだけで、目立たぬベタ記事にする姑息な報道姿勢には、やはり笑うしか打つ手はないのであろうか。


      

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