狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

伊波市長の病院への給水拒否、坊主憎けりゃ

2010-08-29 08:50:51 | 普天間移設

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2000年に海軍病院の移設を宜野湾市受け入れたとき、当時の比嘉盛光宜野湾市長は国の意見に唯々諾々と従って無条件に受け入れたわけではない。

世界でも最高の医療技術を持つと言われる海軍病院の持つ価値を最大限に地域住民に開放するのはもちろん、停滞気味の普天間地域活性化の起爆剤にすべく、受け入れの条件として当時の那覇防衛施設局(現在の沖縄防衛局)あてに市民生活の安全を確認するための9項目に及ぶ要請を提出している。

要請事項には、市民生活の安全確保を筆頭に「海軍病院の移設に当たっては、日本人研修医の受け入れをはじめ、救急、難病患者の受け入れ等、地域に開かれた国際医療機関としての機能が発揮できるように位置づけをして戴きたい」という内容がある。

ところが2003年前市長の辞任後、現在の伊波市長が就任して以来、事態が急変する。

もともと米軍基地には批判的な伊波市長ではあったが、就任当初の一期目は進行中の海軍病院移設に関し特に反対の意思は示していなかった。

だが、二期目に入ると態度を一変「移設先は「文化財が存在する」という理由で移設反対を言い始め、国側に要求した9項目の要請も「海軍病院に「反対だから要請しない」と言い出した。

前市長が国と交わした合意事項を、伊波市長が独断で反故にしたことに対し、地元宜野湾市普天間選出の呉屋等市議は3月の定例議会で市長を追及した。

世界日報はその経緯を次のように報じている。

3月の定例議会で同市議は、沖縄防衛局が、病院の水道供給を市に要請したところ、市長が独断で要請を断ったことを暴露し、議会は一時騒然とした。 議会の一般質問では、市の山内繁雄基地政策部長は防衛局から配水施設について口頭で依頼があったことは認めながら、「上司(市長)からの指示を受けまして、私のほうでお断りしました」と答弁したのだ
水道法15条には給水の義務がある。 本来、水の供給は水道局長に権限があるが、市長が独断で供給を断ったのだ。 水道事業管理者の多和田真光氏は「市長は海軍病院建設に反対しておりますので、政治的判断から、そういうふうに先方にもご理解いただいたのではないかというふうに思っております」と説明している。(世界日報 2010年8月22日)

なお呉屋市議が市議会で、海軍病院の給水拒否問題で市長を追及したとき、地元紙が取材のため臨席していたが、この模様が紙面を飾ることは無かった。

それにしても人命にも関わる水道水の供給を自己のイデオロギーのために拒否するという鬼畜のような行為に及ぶ市長も市長だが、

市議会の様子を取材していた地元紙がこれを黙殺し一行の記事にもしなかったことには今更ながら呆れてあいた口がふさがらない。

いや、この様子では仮に地元紙がアリバイ記事を書いたとしても、地元紙に揉み手をする識者の先生方は、

「水だけでは弱い、電気も止めろ」とでもいいかねない。

イデオロギーまみれの伊波市長はともかく、地元の識者なら給水拒否には批判するだろうという向きもあるが、常識が通用しないのが沖縄の論壇である。

沖縄紙では我が物顔にご高説を垂れ流している地元在住の芥川賞作家の目取真俊先生なら、紛れも無く相手が海軍病院なら、

「水や電気では足らない。 ガスも止めろ!」と仰るに違いない。

何しろ目取真先生は、米国総領事が喫茶店でコーヒーを楽しんでいる時、沖縄の不らち者にコーヒーをぶっかけられる事件が起きても、たしなめるどころか、

「もっと熱いコーヒーをかければよかった」となどとはやし立てるくらいの常識の持ち主だから。

あちこーこーから、うさがらせー

病院への給水拒否なんて理の当然とでも考えているのだろう。

そうそう、外交官」である米総領事にコーヒーをかけるという暴挙を先導するようなざれ歌を恥じも無くブログに書いた先生を批判したところ、筆者が沖教祖の動員を勘違いしたことを取り上げ、無知・妄言とお叱りを受けた。⇒ 狼魔人の無知と妄言

確かに先生方の組合活動には知識が無いので無知のご指摘は光栄に思うが、後に出てくる「漢奸」には吹いてしまった。

誰が誰を裏切ったのでしょう。(爆)

本題に戻って、

イデオロギーのためには、人命に関わる病院への給水をも拒否する伊波市長の暴挙を許せないと思う方ご支援お願いします。

 

【おまけ】

海軍病院への給水拒否から、コーヒールンバ、目取真センセと脱線してしまった。

脱線ついでに、目取真先生の破廉恥な戯れ唄に関する部分を「ウソつきは誰だ!疑惑の銃弾 メア総領事とコーヒー」から抜粋する。

<沖縄人が米国総領事にコーヒーをかけ、暴行を加えても沖縄ではたいしたニュースではないとおもったのか、地元紙はこの程度の小さなベタ記事の扱い。

メア総領事、コーヒーかけられる 無職の男を逮捕(2009.4.6)  

                     ◇

被害者のメア総領事は、「沖縄県人すべてが犯人のような考えでないことはよく理解している」と寛大なコメントを出している。

まぁ、被害者のメア総領事がいうように、どの国にも不逞の輩はいるもので、コーヒーを総領事にかけたからといって驚くに当たらないという向きもある。

だが、沖縄の知識人として沖縄マスコミで頻繁にご高説を垂れる作家先生が、「(メアは人相も悪いが、根性も曲がった最悪の総領事」と罵倒したあげく、

「よくやった!」「遠慮せず顔にかけておけばよかった」と自身のブログで戯れ歌を歌っているのにはあきれ果てた

この作家先生がどのような思想を持とうが日本に住む限り思想の自由は保障されるとしても、

暴力を肯定するような戯れ歌のご披露は、日頃の平和主義、暴力否定主義或いは「命どぅ宝」のお題目と矛盾するのではないか。

作家先生の迷作を下記に引用する。

なおタイトルは「お熱いのをご馳走させなさい」とでも言うのですかね。

M:昔アメリカの悪い総領事さんが♪ 乞いを忘れた怒れる男に♪ 痺れるようなあちこーこーの♪ 琥珀色した飲み物をぶっかけられました♪ やがて心わじわじー♪ とっても不愉快このムード♪ たちまち男は悪いメアと喧嘩した♪ コンガマラカス楽しいサンシンのリズム♪ 南の国の情熱のアロマ♪ それは素敵な飲み物コーヒーモカマタリ♪ みんな陽気にかけて怒ろう♪ 愛のコーヒールンバ♪
S:ぬーえんばーが、うぬ歌や?
M:メア在沖米総領事んかいホットコーヒー掛(は)きてぃ、逮捕さってーぬ男(いきが)ぬ記事ぬ新聞かい載(ぬ)とぅてーとぅよ、うり見っち作(ちく)たんばーてー。(以下省略、続きは⇒
あちこーこーから、うさがらせー

作家先生がいくらお嫌いでも、少なくとメア総領事は同盟国の総領事。 

たとえ思想が異なるからといって総領事への暴力行為をけし掛けるような作家先生が、知識人として大手をふるう沖縄は、少なくとも「守礼の邦」でないことは間違いない。 

メア総領事は熱いコーヒーだけでなく、火炎瓶もご馳走になっていたのですね。

米総領事館に火炎瓶か 黒スクーターが逃走
2008年7月14日

火炎瓶らしきものが投げ込まれた現場で、捜査する県警捜査員=14日午前5時54分、浦添市当山の米国総領事館敷地内

 14日午前1時15分ごろ、浦添市当山の米国総領事館敷地内の庭に火炎瓶らしきものが投げ込まれ、コンクリート製のステージに当たって発火し芝生30センチ四方を焦がした。・・・

 

【追記】

ブログを読んだ友人からメールが入った。

「学生時代革マル派の活動家だったという目取真先生のこと、相手が海軍病院なら、水道、電気、ガスの停止に留まらず、火炎瓶でも投げ込めと扇動するかも知れない」と。

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