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今日の沖縄タイムス、25面トップは「沖国大ヘリ墜落事故」に関するシンポが13日の夜、那覇で行われたことを写真入で大きく伝えている。
沖縄の平和学習のリーダーらしき四人のパネリストが発言したようだが、記事の見出しはこれ。
平和 次世代へどう継承
若者視点で「学習」模索
沖国大ヘリ墜落から6年 那覇でシンポ
更に同じ紙面にこんな記事も。
米軍ヘリ墜落の写真や新聞展示
宜野湾市役所ロビー
新聞は6年前の墜落事故の日(13日)を二日も過ぎた紙面に、このように関連記事継続報道しているが、
シンポの参加者は約50名と伝えているが,半分以上はマスコミを含む関係者だったとも聞く。
では、その日(13日)の宜野湾市民の動きはどうだったのか。
13日の各種抗議集会を大きく伝える沖縄タイムス記事から、その実態を検証してみた。
◇
昨日(14日)の沖縄タイムスは、前日の13日が沖国大ヘリ墜落から6年目に当たるということで、一面と二つの社会面のトップを、ヘリ墜落関連記事で埋め、更に「普天間基地撤去」の集会や抗議行進の報道がてんこ盛りである。
おどろおどろしい大見出しだけで判断する読者なら、沖縄国際大学を中心にした宜野湾市界隈は、怒りに燃えた地元市民の大群衆で溢れていたかのような印象を受けるであろう。
ところが、沖縄タイムスが各紙面総動員で扇動したにも関わらず、宜野湾市民は粛々と普通の生活を続けていた。
笛吹けど踊らずとは、まさに宜野湾市民のことである。
先ず一面トップはこうなっている。
沖国大は事故が起きた時刻にあわせて午後2時10分から飛行中止を求める集いを墜落現場で開いた。米軍機が爆音を響かせる中、大学関係者ら約200人が参加した。>
同校が在校生に集会開催を告知したのはちょうど夏休み入る今月9日、学内掲示板への張り出しではなく、電子掲示板への掲載だった。 また、地域の案内も宜野湾区など一部の自治会にとどまり、卒業生への連絡もなかった。 参加者数は表向き昨年と同水準だったが、実際には報道関係者が目立った。(略)
<今朝のタイムスの見出しを見てもヘリ墜落事故一色である。
一面トップ
米ヘリ危険放置に抗議
墜落5年で沖国大集会 普天間封鎖訴え
社会面トップ
今も危険の真下
住民・学生怒りの声
ところが第二社会面には小さな次のような見出しの記事が・・・
そして「街の声」ならぬ近所の商店主の声としてこんな記事が掲載されている。
参加者、一握り
《「沖国大は教官と事務員あわせて約200人いるのに、集会には数えるほどしか来ていなかった。 学生もあまりいなくて報道陣が多いくらい。 びっくりした。」》
おいおい、記者さん、こんな真実を報道して大丈夫ですかね。
抗議集会は、「報道陣の方が多い」というのに、一面の大見出しや三面の「住民・学生怒りの声」とは、どんな声だったのだろう。>
◆引用終了
驚いた!
昨年も今年と同様約200人の内ほとんどが教官と事務職員で学生はあまりいなく、相変わらず報道陣が多いくらいだというではないか。
結局、例年行われている沖国大のヘリ墜落抗議集会は、去年に続いて今年も、
「マスコミの、マスコミによる、マスコミのための集会」だった、ということになる。
つづく