狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

伊波市長が島袋投手を政治利用?小学校時代の発言を・・・

2010-08-22 08:32:29 | 普天間移設

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菅首相は、首相が国歌斉唱を拒否するという世界にも例の無い売国奴ぶりを追及され、「証拠を出せ」とキレ菅の弱点をモロに見せてくれた。 もちろん証拠は山ほどあるが、ここでは深入りしない。

沖縄が返還される前は、沖教組(沖縄教職員組合)が、国旗掲揚を拒否する米軍に逆らって、国旗掲揚運動の先頭に立っていた。

ところが1972年の本土復帰の前後から日教組が沖縄に流入し始め、沖教組もその影響を受け、国旗、国歌に反対の態度をを露にし始める。

その辺の状況を「沖縄県民斯ク戦ヘリ」さんより抜粋引用する。

海邦国体の沖縄開催が決まると、県は国旗掲揚の雰囲気づくりのために、一九八五年から学校行事での国旗、国歌の徹底を始めた。

組合側はこれを「教育への不当な政治介入」として猛反発し、「日の丸・君が代を一校も許さない」との方針を打ち出す。このため、卒業式は反日の丸闘争の ″戦場"と化した。

県立高校の卒業式が一斉に行われた一九八六年三月一日。
沖縄本島北部の本部高校では開式直後、生徒が日の丸問題を議論することを提案し、卒業式は一転して討論会に変わってしまった。日の丸撤去要求を学校側が拒否すると、生徒たちは式をボイコット。生徒は運動場で勝手に卒業式を行う一方、校長は誰もいない式場で卒業証書を読み上げるという異例の事態になった(『沖縄タイムス』一九八六年三月一、二日付)

当時、當眞さんが校長をしていた中学でも、「教職員の反対で卒業式会場に掲げることができず、式が始まる前に教頭と二人で運動場に掲げた」という。

翌一九八七年も卒業式は荒れ、読谷高校では女子生徒が日の丸を持ち去り、投げ捨てるという衝撃的な事件が発生。そして同年秋、海邦国体のソフトボール会場で知花昌一氏(現読谷村議)が、日の丸を引きずり降ろし、焼き捨てた。>

沖縄の政治活動の場面で、サヨク教師に洗脳された生徒が過激な発言や行動に走ることが良く見られる。 上記の知花昌一氏のような確信犯ならともかく、卒業式で日の丸をひきづり下ろした女子学生の場合は、良く事情も理解しないままサヨク教師の洗脳により直情的に過激な行動に出たものと思われる。

この話には後日談があり、「思われる」と言うのには根拠があり、むしろ「断定する」といってもよいくらいだ。

日の丸引き下ろし事件から数年経った頃、地元テレビが当時大学生になっていた件(くだん)の女子高校生をキャンパスに訪ね、「日の丸引き下ろし」についてインタビューしようとした。 おそらくテレビ側は「日の丸反対の女子高生」が大学に進学し立派な「反戦平和の闘士」に成長しているものと期待したのだろう。

ところが、くだんの女子大生はテレビ側の意図を敏感に察したのか、カメラとマイクを避け学生の群れの中に逃げ込んでしまった。

取材拒否である。

おそらくはこの元女子高生にとって、卒業式で日の丸を引きずり下ろした事件は後悔しても適わぬ悪夢だったのであろう。

話は突然興南高校の甲子園春夏連覇に移る。

今朝の沖縄タイムスは、全34ページのうち、実に18頁を興南高校の快挙の話題で埋め尽くし、社説もコラムも興南一色という念の入れようである。

これまで沖縄タイムスが叫ぶ「民意」には異論を唱えてきた筆者ではあるが、今朝の沖縄タイムスの紙面構成にはもちろん異論はない。

「島ぐるみ」で興南高校の快挙を応援したのはまぎれもなく島ぐるみの民意であったから。

おかげで、これまで常に一面トップを飾っていた伊波宜野湾市長の知事選立候補の話題は、どこかへ消し飛んで行った感がする。

ところが、である。

いまや郷土のヒーローと言うより全国的なヒーローにもなった感のある島袋投手が、宜野湾市の市民大会で「普天間にヘリはいらない」と壇上で挨拶したと言うのだ。

高校生が市民大会という名の政治集会にに参加するのことの是非はおいても、島袋投手が挨拶したのは小学生時代であり、その話を今頃持ち出してきたのが他ならぬ伊波宜野湾市長であるというから、そのミエミエの政治的意図にあきれ返ってしまう。

島袋投手の小学校時代の発言は確認のしようがないが、仮に「ヘリはいらない」と発言していたとしても、それはどうでもよいことだ。

小学生だったら、校長先生よりもエライと思われる市長さんに、「戦争の原因になるヘリはいらない」と挨拶してくれ、と頼まれたら誰でも島袋投手のような行動を取るだろう。

また小学生に「反戦平和」と言ったら誰だってノーとは言わないだろう。

折角の興高校の胸のすく話も、伊波宜野湾市長が発信した薄汚い「政治利用」の話で打ち消され、昨夜の祝杯の酔い覚めもすっかり不快になってきた。

小学生時代はいざ知らず、島袋投手はもちろん他の興南高校野球部員も、日頃の猛練習で忙しく、どこかのプロ市民のように政治活動に現(うつつ)を抜かすほど暇ではなかったはずだ。

彼らが、せめて社会人になってからなら野球の練習の合間に政治集会に顔を出して「米軍基地撤去」を叫んで伊波氏を支援しても自由であり、伊波氏がこれを政治利用するのも勝手である。

だが、島袋投手がヒーローになった瞬間、小学校時代の発言を市長が自分の選挙運動に利用しようという魂胆は看過出来るものではない。

興南高校の活躍を自分の選挙運動に利用しようとする伊波宜野湾市長の卑劣な行為を許すことは出来ない。

以下はmasaさんのコメントの引用である。

その優勝した興南高校の島袋投手は、市民大会で「普天間にヘリはいらない」と言ってたようですが。小学生だったので、利用されたのかどうなのかは分かりませんが。

teruo024.blog47.fc2.com/blog-entry-428.html


「04年8月13日、沖国大にヘリ墜落、宜野湾市民大会で小学校性代表として「普天間にヘリはいらない」と壇上であいさつしたのが、小学校生であった島袋投手、たくましく成長し、仲間を信じてマウンドで戦う姿、沖縄・全国が学んでほしいと春以来書き続けている」

コメント欄にも↓

「6年前、沖縄国際大学のヘリ墜落後、宜野湾での市民大会に参加しました。あの時、壇上に立っていた一人に島袋投手がいたことは、今年の春、平和ネットワーク沖縄ツアーの学習講演会後、伊波市長を交えての懇親会で、伊波さんが披露してくれました」>

興南高校の純真無垢な活躍を、醜い大人の政治利用の道具にしてはいけない、

島袋投手に「日の丸引き下ろしの女子高生」の悲劇を味あわしてはいけない、

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