狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

白鵬引退、敗れても動ず「双葉山の生き写しのよう」 杉山邦博さんが見た白鵬

2021-09-30 09:48:32 | 政治

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前人未到の大記録を持つ大横綱が「指導者の資質に欠ける」という理由で、部屋を持てないとしたら、日本相撲界の汚点になる。

現在相撲部屋を持ち指導している親方衆の何人が白鵬に勝る資質があるというのか。

自称「相撲通」のマンガのやくみつる氏がマスコミで白鵬バッシングを始めて以来、メディアによる白鵬バッシングは目に余るものが有った。

やく氏は白鳳の土俵入りを見て柏手を打って両手を開いたとき「腕が曲がっている」のは日本人をバカにしている証拠」などと、批判した。

だが横綱の土俵入りは古来それぞれの個性が出るのであり、過去の写真や映像を検証したら、腕を曲がった横綱も複数存在する。

そも、「中国に侵略されたら、降伏し奴隷になってでも生き延びる」などと公言する輩に「日本精神」などできるはずもない。

強い横綱を目指す白鵬の張り差しやカチアゲは相撲のルール内の手筋であり、これを批判するならルールを変えるべき。

ルールはそのままにして、その技を使用したら品格が無いとは「騙し打ち」に等しいではないか。

ちなみに双葉山を張り倒して張りて旋風を巻き起こした第39代横綱前田山は、引退後ハワイから「高見山」をスカウトして、その後小錦、曙、武蔵丸そして白鵬等モンゴル力士の大相撲入りの先鞭をつけている。

前田山、1941年春場所に張りてで双葉山を破る

 

白鵬 条件付き「間垣」襲名へ 現役時に問題行動、指導者としての資質に“物言い”

配信

デイリースポーツ

敗れても動じず「双葉山の生き写しのよう」 杉山邦博さんが見た白鵬

朝日新聞デジタル

杉山邦博さん

朝日新聞社

               ★

the*****
 | 2日前

杉山さん、未だにお元気なようで何より。
力士には必ず引退の日が来るけれど、この人はまさに生涯現役だ。
横綱とは別ベクトルのバケモノであると言えよう。
しかもこの人は単なる相撲協会の提灯持ちではなく、角界の不祥事や暗部に積極的に切り込む気骨を持っている。
それが理由で一時期「出禁」の憂き目に遭っていたこともあるくらい(杉山氏の締め出しは北の湖政権最大の失策だろう)。
まだまだ角界のことを語ってもらいたいものだ。

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nex*****
 | 2日前

木鶏のエピソードの頃は真剣に相撲道を勉強し、日本人の心を持ちたいと努力していたが、その直後に舞の海が日本会議かなんかの講演会で横綱は日本人でなければみたいな講演をして、これが週刊誌にすっぱ抜かれた。
この辺りから白鵬はガラッと変わってしまった。仲の悪い朝青龍とも近づき、なりふり構わぬ相撲になってしまった。
相当傷ついたのだろう。
残念で仕方ない

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kja*****
 | 2日前

大相撲中継での北出 清五郎氏と後輩の杉山氏が中継を盛り上げてくれていた。
NHKさんはこの道一筋をスポーツ芸能分野で認めてくれる。だから一流の中継が
できる。地上波の民放のアナでは無理かな。

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dai*****
 | 2日前

wikiで調べたら杉山氏の初実況は昭和29年2月ですと。
栃若時代すら始まっていない時代。
力道山のプロレス放送が始まった時期。
如何に凄まじい生き字引のキャリアだろうか。
こういう方が元気なうちに聞けることを聞いておいた方がいい。

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ぼく牧場苦情
 | 2日前

誰よりも強いまま、引退していった…
本来なら、世代交代の波を誰かが起こさなきゃならなかったが、誰一人、それが出来なかった。
それはそれで、今の大相撲の情けない現状。

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tasogare-sr
 | 2日前

さすが杉山さんです。白鵬の引退に当たって素晴らしいはなむけの言葉を送っていただきました。私まで何か嬉しくなってしまいました、ありがとうございます。

それに引きかえあの横審のコメントはなんだ!史上最強の横綱の引退の当日に投げかける言葉か!こんな連中こそ日本人の心を持っていない。私は会長の言葉を読んでいて恥ずかしくなってしまった。

こんな連中が相手では白鵬が反発心を持つのももっともだ。日本人には分からない辛さや、不公平感をたくさん感じていたのだろう。

ただ、親方としてやってゆく以上、もう少し世渡りも上手くやらなくてはな。十分にできる人だと思う。ここ数年の態度はインテンショナルな部分もかなりあっただろう。

返信3

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vic*****
 | 2日前

横綱白鵬の引退報道に様々なコメントが寄せられてるが、一時代を築いた横綱である事は間違いない。ヒーローがヒールを演じる事もあった。各界のスターもまた人間で決して神ではない故その一挙手一投足が物議を醸す。横綱白鵬が杉山邦博氏に尋ねた双葉山の「未だ木鶏足りえず」の意味を問うたのは白鵬も強さだけでは無い真の大横綱を目指していた事は間違いないのだろう。

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猛人
 | 2日前

残念ながら照ノ富士のヒザもボロボロ。長く綱を張り続ける事は叶わない。しかしだ、好角家なら誰でも危惧する後継横綱が見当たらない。現在の流れを汲めば、豊昇龍に期待と言いたい処だが、まだまだ線が細過ぎる。白鵬の内弟子北青鵬は今場所関取昇進を果したが、コロナで全休。いつ花が咲くか咲かずに終わるか、全くの未知数。
ここ数年は横綱不在の場所も多かったが、番付から消えるとなれば流石に事は重大だ。両大関はこの体たらく。だが、自身の期待の星は若隆景だ。あの勝ち気な面構えに、小兵ながら正攻法で変化しない取り口。腕の筋肉のつき方を見ると、千代の富士を彷彿とさせる。一気に駆け上がってもらいたい。

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kaz*****
 | 2日前

白鵬が豹変した転機はやはりあの九州場所での万歳三唱でしょう
功労者にあの仕打ちはあまりにも残酷
白鵬じゃなくてもメンタルがいかれる
国粋主義的な醜さが凝縮した出来事だった

返信4

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dkd*****
 | 2日前

昔と今の相撲中継を観ていると、例えば昔は一枚マワシをヒトエマワシとアナウン。今は一枚マワシをそのまま一枚マワシとアナウンします。それと相撲の取り組み中向正面に必ずアナウンサーがいて、取り組み中にそのアナウンサーが向正面側から、マワシを切りましたとか、右からしぼってとかアナウンしました。今の相撲中継は向正面のアナウンサーが居ません。向正面に親方が向正面解説に座って居ますよ。杉山さんの時代は良かったですよ。

 


xfv*****
 | 2日前

最近の白鵬に対する批判に対して,相撲通の杉山邦博氏の横綱白鵬に対する評価は,正しく,公正な評価だと思いました.これに対して横綱審議委員会の白鵬に対する評価は,大変厳しく,あまりにも伝統に寄りかかり過ぎていると思います.横綱も人間ですから,間違いはあると思いますが,横綱白鵬に対する不評は,相撲ファンの許容の範囲だと思います.横綱審議委員会が完璧な横綱を希求するのはわかりますが,人間臭い横綱も認めるべきと思います

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thg*****
 | 2日前

杉山さんと言えば
1979年7月名古屋場所 千秋楽の
ラジオ放送で
全勝の横綱輪島 対 13勝1敗大関三重ノ海
の一番でおひとりで実況されたのを
思い出す。
本割りで大関が勝ち横綱昇進、
決定戦で横綱が勝ち優勝。
どちらも目標を達成した感動の千秋楽だった。

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ftf*****
 | 1日前

さすが、杉山さん。白鵬への労りがあり、はなむけのコメントとして品があり、100点満点。
白鵬が荒っぽくなったのは、舞の海氏の講演(横綱は日本人で!)や横審のコメント、
そして稀勢の里戦の敗北後に観客から万歳三唱されたショックなどから
「なかなか認めてくれない」と思ったから。

もちろん三本締めや嘉風戦敗戦の態度など、あるまじきことをしたことは確かだけど
大相撲存続が危ぶまれている時に一人横綱として屋台骨を支え続けたり、自費で白鵬杯を
開催したり、相撲界に多大な貢献をしてきたことをもっと認めてあげるべきだと思う。

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ken*****
 | 1時間前

白鵬は、勝負の世界で生きている人でした。いろいろ問題はありましたけれど、優勝記録は、当分の間誰も破れないでしょう。白鵬の日常の精進は、テレビで見た事がありますが、他の力士と違うと思いました。モンゴルから日本に来て、苦労して、自分に厳しく現在の地位を築きました。これからは、指導者として、すごい、後継者を育成してください。

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wct*****
 | 1日前

白鵬の連勝がとまった取り組みはテレビ出みていたことをおもいだします。でも印象に残っているのは、翌日には勝っていること。人間負けたときこそ肝心だとも言われる。連勝もいつかはストップする。負けた翌日に連敗しないかどうかも、個人的にはとても気になった。連敗をしなかった精神力に感動を禁じ得なかった。

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fel*****
 | 1日前

白鵬関は自分が相撲界を引っ張るんだという自覚が凄まじい。相撲のことだけじゃなくて相撲ファンも好きで好きで仕方ないという感じ。たまにその気持ちが空回りすることもあったけど、やっぱり相撲愛と相撲の知識は横審の誰よりも高かった。

白鵬関は理想の日本人だよ
国籍だけじゃなくてDNAも日本人でしょう

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fbq*****
 | 2日前

横審のメンバーに杉山さんを選んで欲しかったなあ。「大相撲愛」のあるメンバーって実は少ない。

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LOVEBITESYMPHOGEAR
 | 2日前

たしかに白鵬にかける言葉は ありがとうごさいした だよな 見たまんまを伝える杉山さんらしい考えだよ この記事読んでよかった 俺も白鵬にありがとうごさいしたって伝えたいと素直に思った

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yfj*****
 | 2日前

結局白鵬に誰も引導を渡せなかった人材不足。
次の横綱どころか大関も見えてこない。
大相撲は存亡の危機に瀕していると思う。

返信0

 

huc*****
 | 2日前

ほめることはできないが、非難はしない」この一言に大人の懐の深さが表れてるね。横審のヒスっぷりとはえらい違いだ。

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岸田新首相、辺野古固執 県と溝 振興しわ寄せに懸念 南西防衛強化 重視

2021-09-30 07:45:54 | 政治

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■岸田政権は、安倍政権路線であり、高市氏を重要閣僚に送り込んで「安倍院政内閣」になる
 
河野新総裁という最悪のシナリオは避けられたが、影の薄い岸田新総裁と沖縄の関係は、どうなのか。
 
岸田氏は安倍政権下で約4年8カ月にわたり外相を務め、基地負担軽減にまい進した。
2015年に日米地位協定の環境補足協定、17年には軍属の範囲を明確化する補足協定を締結した。

 辺野古の新基地建設は推進していく方針だが「頻繁に現地に足を運び、丁寧に対話を重ねていく」との考えを示すなど「ハト派」の顔ものぞかせ、工事を強行してきた安倍、菅政権と距離があるようにも映る。

沖縄タイムスの岸田評は、その物静かな口調から、「沖縄の民意の寄り添ってくれる印象」などと概ね好意的だが、首相となると「ハト派」では日本の安全は守れ無しだろう。

特に今回の総裁選では高市氏を推した安倍元首相が、決選投票で高市票を岸田支援に変えて、岸田新首相当選に大きな恩を売った。

当然、高市氏の岸田内閣の重要閣僚入りが浮上する所以である。

ちなみに現在噂されている高市のポストは官房長官、外務大臣、防衛大臣などである。

岸田新内閣を「安倍政権路線」と報じる沖縄タイムスは次のように「高市氏を通じての安倍院政」を次のように報じている。

 総裁選で最も激しく動いた議員の一人は安倍氏だ。出身の最大派閥・細田派や無派閥の議員をオセロゲームのように高市氏支持へ転じさせた。

 「決選投票でわれわれの票は岸田氏に乗った」。高市氏陣営幹部は開票結果を満足げに眺めた。安倍氏の影響下にある議員が岸田氏に票を投じたことを意味する。「結局、安倍政権の路線が続くことになる」と河野氏周辺は天を仰いだ。

 細田派関係者は誇らしげに語った。「われわれが背後にいてこそ岸田氏は政権運営できる。岸田氏は肝に銘じるべきだ」

 
 
 
沖縄タイムス紙面掲載記事

辺野古固執 県と溝 振興しわ寄せに懸念 南西防衛強化 重視

2021年9月30日 05:00

 【東京】自民党総裁に選出された岸田文雄前政調会長は、沖縄担当相や外相を歴任し、沖縄振興の推進を掲げる自民党の「美ら島議員連盟」で会長を務めるなど「沖縄への理解が深い」と評される。一方、名護市辺野古の新基地建設は「辺野古唯一」を堅持。県との対立は続くと見込まれ、今後の沖縄振興に推進の立場を取るものの、辺野古を巡る溝が影響を及ぼす懸念もある。

 安倍政権下で約4年8カ月にわたり外相を務め、基地負担軽減にまい進。2015年に日米地位協定の環境補足協定、17年には軍属の範囲を明確化する補足協定を締結した。

 辺野古の新基地建設は推進していく方針だが「頻繁に現地に足を運び、丁寧に対話を重ねていく」との考えを示すなど「ハト派」の顔ものぞかせ、工事を強行してきた安倍、菅政権と距離があるようにも映る。

 討論会などでは敵基地攻撃能力の保有を「有力な選択肢」と踏み込み、保守派を意識した発言も見受けられた。尖閣諸島防衛を念頭に、海上保安庁の能力強化や自衛隊との連携強化も掲げており、南西防衛強化を重視している。

 07年8月から約1年間は沖縄担当相を歴任。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の開学準備に携わった。当時、兼務する科学技術担当相として、名護市で開かれたG8科学技術相会合にも参加した。

 美ら島議連会長として、党の沖縄振興調査会では22年度以降の振興策を検討する議論にも加わった。

 総裁選候補者を対象にした本紙のアンケートで、県内経済界から要望が強い沖縄振興開発金融公庫の存続に関して「必ず存続させるつもりだ」と明言。

 今後の振興策については「国民から理解と共感を得られる形が大事だ」との与党方針を踏襲する。

 政府関係者は「岸田氏は沖縄に理解のある一人」とした上で「辺野古で対立する以上は、沖縄振興に政治判断が介入する構図は変わらない」と話した。

(写図説明)自民党総裁のいすに座る岸田新総裁=29日午後6時47分、東京・永田町の党本部

                  ★

安倍政権路線

 総裁選で最も激しく動いた議員の一人は安倍氏だ。出身の最大派閥・細田派や無派閥の議員をオセロゲームのように高市氏支持へ転じさせた。

 「決選投票でわれわれの票は岸田氏に乗った」。高市氏陣営幹部は開票結果を満足げに眺めた。安倍氏の影響下にある議員が岸田氏に票を投じたことを意味する。「結局、安倍政権の路線が続くことになる」と河野氏周辺は天を仰いだ。

 細田派関係者は誇らしげに語った。「われわれが背後にいてこそ岸田氏は政権運営できる。岸田氏は肝に銘じるべきだ」

政府 なお辺野古固執/「工費増は県責任」の姿勢

2020年2月24日 05:00有料

 【東京】政府は、県民投票で投票総数の7割超が反対してもなお、名護市辺野古の新基地建設に固執している。安倍晋三首相は今年1月の衆院本会議で、米軍普天間飛行場の危険性の除去に関し「辺野古移設が唯一の解決策」と従来の見解を強調した。河野太郎防衛相は昨年9月、移設に県の協力が得られれば工費を下げられると発言。費用が膨張する責任を、県側に転嫁するような姿勢を見せた。

 昨年3月、県民投票の結果を、玉城デニー知事から直接通知された首相は「真摯(しんし)に受け止める」と応じたが、政府方針を変える考えはなかった。

 岩屋毅防衛相(当時)は国会で、県民投票の翌日も工事を続行したことに「事業は継続させていただきたいと決めていた」と発言。投票結果にかかわらず、工事を進める考えだったことを明らかにした。首相にも了解を得ていたとした。

 工事を進めるための手続きも「強行」している。

 昨年4月、石井啓一国土交通相(当時)は、識者から批判の強い沖縄防衛局の行政不服審査法に基づく審査請求に対し、県の埋め立て承認撤回を取り消す裁決を下した。

 河野防衛相は昨年9月に「県の協力をいただいて合理的に工事ができる方法が採れれば、コストを下げられる可能性はある」と言及した。民意を顧みず、工費増加は県のせい、とも受け取れる姿勢を示した。

 今年に入っても、江藤拓農相がサンゴの特別採捕許可申請を許可するよう県に勧告するなど、政府一体となって工事を推進する。

 ただ、設計変更案で示される工期は県の申請承認後を起算日とする。法廷闘争が長引けば工期のスタートはそれだけ遅れ、工費も1兆円台に突入することが確実だ。

【おまけ】

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公明・金城氏、辺野古容認へ転換か 「反対は変わらない」と否定

2021年9月29日 09:02有料

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、公明党県本部代表の金城勉県議は28日の県議会一般質問で、玉城デニー知事に名護市辺野古の新基地建設は止まらないとして「まずは普天間飛行場の危険性除去の実現を最優先すべきだ」と訴えた。県本は従来、辺野古新基地には反対の立場で、容認への方針転換とも受け取れる発言に、波紋が広がりそうだ。

 一方、金城氏は本会議後、本紙などの取材に応じ「辺野古反対の基本姿勢は変わらない」と方針転換を否定した。

 金城氏は本会議で「辺野古移設を国が強行に進めるなら、それをテコに(交渉)すればいい」と発言。県が建設阻止に向け国と法廷闘争を繰り返してきたが敗訴が続いている現状を踏まえ、「工事が止まるとは思えない。そうであれば危険性除去が何よりも優先されなければいけない」と述べた。

 玉城知事は「県民の意思が(政策に)乗らなければ県民の理解は得られない」として、金城氏の提案に応じなかった。

 金城氏は取材に「辺野古では工事が進み、普天間の危険性は変わらずでは県民にいいことは何もない。作戦として一つ一つ実を取る発想も必要だ」と真意を説明。「新基地建設は認めないことをはっきりさせた上で、普天間はそのまま放置するのかという交渉に入るべきだという意味だ」と指摘した。

 辺野古移設を巡っては反対の県本と容認の党本部で「ねじれ」が生じている。一方、連立を組み、選挙協力する自民党は辺野古容認だ。

 公明は次期衆院選で県内から比例候補の擁立を決定しており自民党関係者からは「解散総選挙に向けた地ならしか」との見方も出ている。