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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄に蔓延るチュチェ思想

2009-09-19 06:45:27 | 未分類

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今時、北朝鮮を理想の国と考える人はいないと思う。

だが、沖縄では太田昌秀元知事が団体を引き連れ北朝鮮を訪問し、北朝鮮礼賛をぶち上げてみたり、

大学教授など有識者と言われる層にチュチェ思想の信奉者が多い。

当日記はブログ開設間も無い3年前ごろから、沖縄の知識人の間にはびこるチュチェ思想について何度か書いた。

沖縄に忍び寄る北朝鮮の「チュチェ思想」

本土左翼を自称するブログ「きゃすさんの辺野古とやんばる東村 高江の現状日記」さんが、沖縄のチュチェ思想について書いているので丸ごと引用します。

                ◇

北朝鮮金正日総書記を信奉する沖縄県民



北朝鮮は、朝鮮半島赤化統一の戦略拠点として過去にも現在にも沖縄を

最重要視しています。

東アジア地域最大の米軍勢力がある沖縄が北朝鮮暴発の抑止力の一つと

なっている事実は疑いようが無く、これを取り除くことは軍事面でも

外交面でも北朝鮮に莫大な利益をもたらすからです。

この為、沖縄には北朝鮮の工作員がたくさん入り込んでいます

沖縄の人はあまり問題視していないみたいですが
沖縄人全体が北朝鮮の

優秀な工作員と化しています


北朝鮮の政治思想のことをチュチェ思想といいますが、チュチェ思想を

沖縄県民に浸透させることを目的とした活動家の拠点が「沖縄大学」と沖縄最大の

左翼団体「沖縄平和運動センター」です。

下のホームページを見てみてください
「沖縄・日本・アジアの自主に関する全国セミナー」↓
http://kamomiya.ddo.jp/Souko/C01/Kamakura/Syutai.html

この中に出てくる佐久川政一は日本のチュチェ思想研究会全国連絡会会長であり

当時は沖縄大学の学長で、今でも沖縄大学の名誉教授です

平良研一も当時沖縄大学教授で、今でも沖縄大学名誉教授の地位にいます

米盛祐二も沖縄大学教授です。

下地玄栄も沖縄大学教授です。

沖縄大学名誉教授一覧↓
http://www.okinawa-u.ac.jp/soumuResearcherProM.php

石川元平沖縄県教職員組合委員長で、さすが沖教組です、やっぱり沖教組です。

ちゃんと北朝鮮との強い繋がりを持ち、そして明日を担う沖縄の児童に教壇から

チュチェ思想を説きます


島袋宗康は元沖縄選出の衆院議員で、彼の後継者は糸数慶子衆議院議員です。

仲宗根義一は当時の沖縄平和運動センター事務局長です。

ちなみに沖縄平和運動センターとは、全日本自治団体労働組合沖縄県支部や

沖縄県教職員組合、沖縄県マスコミ労働組合協議会、沖縄社会大衆党

官公労共済労働組合、琉球大学学生会など沖縄の主だったら左翼組織27団体を

傘下におく、
沖縄最大の左翼団体でそのトップである事務局長がこともあろうに

金正日総書記推戴1周年、共和国創建50周年で祝賀宴を開いています
^^;

よく沖縄では毎年「金正日総書記の誕生日には祝典をやっているようだ」と言われますが

これは本当のことです。私、きゃすっちも参加したことありますもの^^ノ

私の意見が沖縄の中の一部の意見であるとか、少数意見をであるという人が

いますが、私が「金正日を支持する沖縄人」と訴えたとして、それが本当に

沖縄の中の一部の意見である。沖縄の中でも少数意見であると言えますか?

少数として一部として切り捨てるにはあまりにも数が多過ぎると思いませんか?

沖縄で「市民による市民レベルの平和活動」「学生による市民活動的な平和運動」

そのようなものは存在しません。存在できません

沖縄で平和を唱える、米軍反対を唱えることは=
北朝鮮に迎合しその最大の

障壁である米軍を打倒する為に支援することであり
私達本土左翼活動家と

行動を共にする。ということなのですからね


私は、沖縄人のことを皆バカでキチガイだと思っています。

沖縄は左翼の島です。

私が冒頭、「沖縄人全体が北朝鮮の優秀な工作員である」と言った訳を

理解できたでしょうか?

そして、この様な社会に住む自分たちのことどう思っていますか?

金正日総書記の誕生日に祝典を開き、お祝いの手紙を送っている

沖縄県教職員組合所属の教師たちに自分の子供を預けている

沖縄県の親御さん達の意見を聞いてみたいものですね。

ちなみに今年も相変わらず日本チュチェ思想研究代表団よる

訪朝報告会が沖縄で行われてます。↓

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/
269905/

この手の人に県民世論を操作されているのが沖縄人です。

本土の人には信じられないと思いますが、これが沖縄です。

  
                                           ◇

「沖縄人が皆バカでキチガイ」とか、「沖縄人全体が北朝鮮の優秀な工作員である」などの表現にについては誇張が過ぎるとしても、

ヤマトンチュが沖縄を批判するものは許さんと主張する異常なウチナンチュに限れば的を射た表現ではある。

またノイジーマイノリティといわれる有識者にチュチェ思想の信奉者が多いとなると、むげにオーバーな表現だと言い切れない面もある。

元沖縄大学学長で,現在も同校の名誉教授である佐久側川政一氏が、日本のチュチェ思想研究会全国連絡会会長であることは沖縄マスコミが報じない公然の秘密である。

沖縄でチュチェ思想全国セミナー

時事・解説/チュチェ思想に関する全国セミナー(沖縄)

沖縄タイムスや琉球新報が報じることの無い沖縄のチュチェ思想信奉者について産経新聞が書いているが、これも北沢防衛大臣に是非読んでもらいたい記事である。

 産経新聞 2009年6月24日

【侵食される守り 沖縄米軍基地】P1000765 (下)

チュチェ思想と反基地運動

北朝鮮のミサイル発射準備で大騒ぎした今年3月、「日本チュチェ(主体)思想研究代表団」による訪朝報告会が沖縄で行われた。団長と研究会の全国連絡会長は実は沖縄で反戦平和運動を展開してきた一坪反戦地主だった。この報告会がどこかで反基地運動と結びついているか、どうかはわからない。が、いまや沖縄では反戦平和は表だった批判さえ許されなくなっている。


 日本キムイルソン主義研究会が今年4月に発行した雑誌「キムイルソン主義研究」(129号)に「未来社会をさし示す朝鮮社会主義」と題する座談会が掲載された。


 出席者は2月12日から3月4日まで21日間にわたって訪朝したチュチェ思想研究訪朝団(6人)団長の高良有政氏と副団長の仲村芳信氏。さらに司会役には沖縄チュチェ思想研究会員で同全国連絡会会長の佐久川政一氏の姿もあった。


 その報告座談会を読むと、まず佐久川氏が「アメリカや日本は(人工衛星を)ミサイルと決めつけ、反朝鮮キャンペーンをあおっています。こういう状況の中でチュチェ思想を広め、日朝友好を進めるものです」とあいさつ、さらに「北朝鮮には失業者はいない。政治と人民が一体となった“理想国家”」「外国の侵略をはねのける武力が不可欠」(仲村副団長)、「世界中が不況の中で不況知らずの北朝鮮は100年に1度の奇跡」(高良団長)といった、かつて共産圏国家でよくみかけられたプロパガンダ(宣伝)が続いた。


 ◆北朝鮮擁護


 佐久川氏は沖縄における反戦平和、そして反基地運動の中心的人物の一人で、自身が学長だったこともある沖縄大学公式サイトでは「憲法を専門としながら沖縄の地に根ざした平和運動を一貫して続けた」と紹介されている。昭和57年、基地撤去を目指す団体として「一坪反戦地主会」が結成されると即座に参加した。


 一坪反戦地主会は沖縄の反基地運動、さらには反戦平和運動の中核で、結成当時のメンバーには沖縄世論を動かすマスコミ幹部や県幹部職員、労組指導者、大学教授といったそうそうたる顔ぶれが並んでいる。その意味で反戦平和は沖縄知識人層を見事に縦断している。例えば佐久川氏の場合、「普天間基地包囲大行動」実行委員長を平成10年、16年と2度も務め、1万6千人(主催者発表)の大衆動員を成功させ、12年の「カデナ(嘉手納)基地包囲行動」でも代表だった。


 では、沖縄の反戦平和が、その対極ともいえる核開発やミサイル実験に力を注ぐ北朝鮮をなぜ擁護しなければならないのか。この疑問に対して佐久川氏は次のように答えた。


 「それは沖縄問題を考える上で(北朝鮮前国家主席の)金日成のチュチェ思想が非常に参考になると考えたからです。『沖縄と日米』『北朝鮮と日米』という類似性に気づくと非常にわかりやすい。北朝鮮は主体的に植民地支配を脱した。かつて大田(昌秀)知事は私たち学者を訪米団として派遣し、そんな北朝鮮はアメリカにとって脅威ではないと説明して回ったことがあるほどだ…」


 ◆共通した認識


 大田氏は知事選で敗れた後、12年になって125人という大規模な朝鮮沖縄友好訪問団を組織した。まるで一国を代表するかのような大訪朝団には秘書長役として一坪反戦地主の元沖縄タイムス労組委員長や県幹部らも多数参加した。


 当時の県教育文化資料センター事務局長の久高賢市氏は「敵は社会主義国北朝鮮にあらず、脅威論を展開し軍事的緊張関係を継続させようと喧伝(けんでん)し、沖縄の米軍基地を固定しようかとする輩(やから)にあるのだ」(月刊『日本の進路』12年6月号)と、訪朝報告を興奮気味に書いている。


 沖縄が帝国主義の犠牲という位置づけ、さらには帝国主義国(日本)からの離脱(独立)の是非が問われている点はまさにチュチェ思想を信じる知識人層に共通した認識といえる。一坪反戦地主の一人で元沖縄タイムス論説委員の川満信一氏は昭和55年、「琉球共和社会憲法C私案」を発表、沖縄の日本からの自立を訴えて知識層に大きな反響を呼んだ。


 だが、実際には独立運動が具体化したことはなく、問題はそうした機運が、緊急性を帯びる「日本の守り」から目をそらしていることだろう。(前田徹)】

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コメント (5)

国の安全を北沢防衛相で大丈夫か?侵食される守り 沖縄米軍基地(中)

2009-09-18 07:13:32 | 普天間移設

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沖縄タイムス 2009年09月17日

沖縄問題 担う布陣/外交と安保 焦点に/鳩山内閣が発足【09月17日】

思いにじむ担当3氏

【東京】16日に発足した鳩山内閣で、沖縄振興策や米軍普天間飛行場移設など基地問題を担当する前原誠司沖縄担当相、北沢俊美防衛相、岡田克也外相。

 <北沢防衛相は、長野県出身。「リベラルな考え方で芯(しん)の通った人。正義感も強い」が周囲の評だ。07年に参院外交防衛委員長に就き、「ねじれ国会」の安全保障審議で腕をふるった。

 長野県議時代はたびたび県内視察に訪れ、本島中南部の戦跡を巡った経験もあるという。防衛相に内定後、面識のある県関係議員に「沖縄問題について、いろいろ知恵を貸してください」と声を掛け、沖縄への思いをにじませる。>

                   ◇

前原沖縄相、岡田外相、北沢防衛相の沖縄関連三大臣を、沖縄タイムスが紹介しているが、前原沖縄担当相(兼任)はともかく、岡田外相、北沢防衛相の反米的言動が懸念される。

対米従属一辺倒の日米同盟には、当日記も反対でありその意味では「対等な付き合い」を謳う鳩山政権に同意できるが、ものには順序があり準備も必要である。

岡田氏は、大臣に就任するや普天間基地の県外移設に関しては、「マニフェストには記載して無い」とか「相手のあること」と、現実を見据えた発言であるが、核非核三原則の核密約関して100日内に調査命令と、今さらどうでも良いことに大張り切りである。(9月17日 朝刊)

「非核三原則」と「核密約」は安全保障の理想と現実を両立させた佐藤政治の「大人の知恵」といってよく、国際情勢の変化によって現在では実質的な意味を失っている。

米軍再編、対テロ支援など緊急の課題が山積しているこの時期に、徒に過去を蒸し返し、マスコミ受けするパフォーマンスをする前に、外相として専心すべきことがあるのではないか。

一国の外交の重責を担う立場になったのなら、野党時代の青臭い観念論は凍結し、柔軟なバランス感覚で同盟国と対応しなければ、核の傘や日米同盟をほころばせて、北朝鮮と中国に利する結果になりかねない。

アメリカが最も懸念するのは北沢防衛大臣だろう。 いや、アメリカはともかく、鳩山首相は、制服組の自衛隊員に最も士気を失わせしめる人物を防衛大臣にしたといえる。

沖縄タイムスは、北沢防衛大臣のことを《「リベラルな考え方で芯の通った人。正義感も強い」が周囲の評だ。07年に参院外交防衛委員長に就き、「ねじれ国会」の安全保障審議で腕をふるった。・・・本島中南部の戦跡を巡った経験もあるという。》と軽く流しているが、この人物の態度如何で日米同盟に亀裂が入りかねないほど要注意の防衛大臣である。

北沢俊美氏は自身の公式ホームページでは次のような主張をしていた。

《「多国籍軍への派兵は、反対! 」

今のままでは、イラクに平和は訪れません!!

小泉首相は、国会での議論も国民への説明も無いまま、イラク多国籍軍への参加を決めました。憲法を捻じ曲げ、イラク特措法にも違反する暴挙です。民主主義を武力で押し付けるブッシュ政権に黙って付き従うだけの小泉外交は、世界の国々から共感を得ることはできず、極めて危険です
。》

北沢氏は2007年9月、参議院外交防衛委員長に就任した。

「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案」の審議に際しては、田母神俊雄前防衛省航空幕僚長を参考人として喚問し、参考人質疑に当たって次の様に発言した。

《「本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。
参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします」

「さらに本日の委員会の質疑にあたって、質疑者ならびに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします。

今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案であり、政府防衛省において、文民統制が機能していない証であります。このような中で国民が文民統制の最後の砦(とりで)として期待するのは国会であります」

「昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡の淵に立たされたことは、忘れてならない過去の過ちであります。

国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。

こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会がその使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。それでは質疑のある方は順次、ご発言をお願いします
」》

自衛隊に関しては、学生運動家レベルの認識を示し、田母神氏の国会での発言を封じた張本人が、防衛大臣となっては自衛隊員の士気が上がるはずは無い。

アメリカはアジア重視の姿勢を示す鳩山政権の実態を掴みかねて、米軍再編に対する真意を探るため、キャンベル国務次官補を東京に派遣した。

鳩山政権誕生 関係各国も早速、新政権との関係構築をスタート

鳩山政権誕生を受け、アメリカのキャンベル国務次官補が早くも東京に向かうなど、関係各国も早速、新政権との関係構築をスタートさせている。
アメリカ政府高官が鳩山政権のつきあい方で挙げた3つのキーワードは、「楽観」、「自信」、「忍耐」だった。
クリントン国務長官は「日米同盟は、政権交代や、新たな政策・提案があろうと不変だ」と述べた。
クリントン国務長官のこの発言に先立って、日本時間の17日未明には、対日政策を担うキャンベル国務次官補が早くも東京に向かった。
キャンベル国務次官補は「われわれは、楽観、自信、忍耐を持って、協議に臨む」と述べた。
来週の鳩山首相とオバマ大統領の初会談を、まずは信頼関係構築の場とし、各論に深入りしないよう根回しする狙いがある。
当面、アメリカ政府は、北朝鮮問題や気候変動など、協力しやすい分野での連携を進める一方、アメリカ軍再編やインド洋での給油など、火種となりそうな安全保障の分野では、忍耐を持ってじっくり説得にかかる構え。(略)
(09/17 )

                 ◇
 

米空港を立つキャンベル氏の動画を見ると、メア日本部長も同行している。

メア氏といえば、長年沖縄で米国総領事を勤め、沖縄の平和団体の抗議には常に総領事自ら対応し、流暢な日本語で歯に衣着せぬ発言をしてきたため、沖縄のマスコミに嫌われていた、あのメア氏である。

琉球新報社説⇒メア発言 こんな総領事、要らない

アメリカ側の鳩山新内閣に対する姿勢は、国務省きっての沖縄通であるメア部長の発言が基本となると見られる。

ア国務省日本部長の発言はこれ。

在日米軍再編は「国家間合意」 国務省部長が順守要求

 

今沖縄近海でな何が起きているか。

北沢防衛相の沖縄認識はこの程度。

「長野県議時代はたびたび県内視察に訪れ、本島中南部の戦跡を巡った経験もあるという」(沖縄タイムス)

戦跡巡りの経験がある程度の北沢防衛大臣が、国境の島尖閣諸島を抱える沖縄の実情に詳しいとは思えない。

今から沖縄問題を勉強するなら、地元紙が報じることの無い次のような出色の記事にも是非目を通して欲しいものである。

産経新聞 2009年6月23日

侵食される守り 沖縄米軍基地(中)P1000764

中国船出現に米軍機飛来

沖縄の本土復帰後、日本の南西海域を担当してきた第11管区海上保安本部は日本の海を守る上で最も厳しい現実に直面してきた。この海域には中国や台湾が領有を主張する尖閣諸島があり、さらには東シナ海の海底資源問題などで領海の最前線は一触即発の危険さえはらみつつある。

第11管区海上保安本部は平成4年3月、「南西海域の海上保安、20年の歩み」という活動記録を発刊した。その中に「新海洋時代における領海警備」という記述があった。

「本件は昭和53年(1978年)4月12日午前7時半ごろ、哨戒中の巡視船『やえやま』が魚釣島の北北西海域に約100隻の船影をレーダーでとらえたことから始まった、、、」

わずか21行、1ページに満たない記述は淡々と漁船による領海侵犯事件を記録しているが、「五星紅旗(中国国旗)を掲げ、機銃を装備した十数隻の漁船が退去勧告を受け入れず、領有権を主張した」という表現に目がとまった。つまり漁船ではなく武装船が事件を起こしていたのである。

「やえやま」は31年前、現場で孤立無援のまま300隻以上の武装船と対峙した。当時の海保隊員らの証言を総合すれば第二次大戦後初めて中国と日本が武力衝突する可能性があった。

あの日の夜明け前、予定通り石垣島から尖閣諸島に向かった時のことでした。レーダーが異常反応を示したのです。乗組員全員に緊張が走りました。最初はレーダーが濃い霧か何かをとらえただけの間違いだろうと考えたわけですが、現場に到着して目を見張った。優に300隻を超す漁船や貨物船風の船舶が五星紅旗を掲げ、自動小銃を抱えた人民服の兵士が乗船していたからです。(中略)

「われわれには手に負えないと考えた。午前8時、管区本部に応援を依頼し、1時間後にはどこからか米軍機が飛来した。これで助かったと思いましたね。ところが、米軍機は上空を旋回するばかりで、、、。(中略) そのうち中国船は、どんどん領海内に入り込み、上陸の準備を始めた。阻止できるのは巡視艇1隻だけ。小型艇に5人ほどの隊員が乗り込み、退去勧告のため乗り込むことを決意したが、貨物船と見えた大型船は重機銃を備えたつけた武装船とわかり驚いた。船内のあちこちから軍服を着た兵士とみられる男が自動小銃を構え、手が震えているのもはっきりと見えた。われわれはすぐにうつぶせになり、武器のないことを示そうとしたが、ひとつ間違えば射殺されていた

事件の深刻さに気づいた海上保安本部は中国武装船団の発見から2日後に尖閣諸島警備実施本部を設置、全国から集まった10隻の巡視艇、4機の航空機で船団を領海外に押し戻したと記述されている。事件は2カ月後、収束した。

だが、当時の海保隊員らは、実態は「押し戻したのではなく中国側が断念したからだ」と証言した。

「文化大革命直後の中国軍はまだ近代化にほど遠く、まともな艦船がなかった。周辺の海図さえなかった。それが断念の背景だ」

さらに武装船が重機銃を装備していたことについて「(沖縄駐留の)米軍機の反応を確かめる意味があったのでは」と話した。

あれからほぼ30年を経て中国軍の近代化は改革開放による経済発展とともに急速に進んでいる。米国防総省が今春、発表した「中国の軍事力に関する年次報告」では、「中国は2020年までに複数の空母を建造し、EEZ(排他的経済水域)の権益や領有権の主張を強めるだろう」と、警告している。

また、中国海洋調査船の活動についても海保幹部は、「この10年間、中国の調査船の航路に赤線を入れてみると、東シナ海は真っ赤になってしまった。沖縄近辺の詳細な海図をすでに持っているはずだ」と、話している。

昨年12月、その調査船2隻が尖閣諸島近くに停泊した。日本の領海内だ。だが、退去勧告に対して中国海洋調査船は「中国領海から退去せよ」と逆に厳しい口調で返答してきたという。  (前田徹)】

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コメント (4)

政治による歴史改竄!「11万人集会」の悪夢

2009-09-17 06:43:21 | 教科書

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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鳩山新政権が誕生して「政治主導」「脱官僚」という言葉が、マスコミに頻出し、官僚が困惑しているという。

八ッ場ダム「中止」前原国交相…霞が関激震

これまでの「官僚主導」に対する反動としてある程度理解はしても、これが行き過ぎると国の政治がファッシズムに突っ走る。

行き過ぎた政治主導による権力の集中は独裁を生むが、これを避けるため三権分立はある。

政治主導を歴史問題に持ち込み、教科書記述を政治で変えようとする勢力が蠕動している。

裁判で確定し、教科書検定で決定した歴史認識を政治主導で変えたら、この国はもはやファッシズム国家であり、独裁国家である。

 

国を滅ぼすには、鉄の爆弾より新聞という紙の爆弾の方がより効果的だといわれる。

沖縄では、沖縄タイムスと琉球新報という強力な紙爆弾が連日県民に襲いかっているが、二週間後に迫った「9.29県民大会」を控え、これにに加えてテレビが電波の爆弾を投下し始めた。

テレ朝系列の地元テレビ局・QAB朝日放送が「11万6000人余りが参加した2年前の県民大会」と、二年前の悪夢の再現を呼びかけている。

いまや全国的に暴露されている「11万人」のウソの数字を、「主催者発表」の但し書きを付けるどころか、あたかも真実であるかのように「11万6000人余り」と報道する破廉恥ぶりである。

そして、彼らは政治主導による歴史の改変を目論んでいる。

QAB朝日放送 2009年9月15日

教科書検定意見の撤回求める 9・29県民集会へ参加呼びかけ

9月29日に開催される教科書検定意見の撤回を求める県民集会に向け、主催者団体が県民へ参加を呼びかけています。

【ちょん髷ジーさんの動画】が見れます⇒...続きを見る

                  ◇

最近の一連の「9.29県民大会」関連の報道を見て、一部の知人から質問があった。

「集団自決訴訟では一審、二審とも被告側が勝訴しているのに、ここに来て何ゆえわざわざ二年前の11万人集会の再現を試みるのだろうか」と。

これまでの沖縄二紙が報じる印象からすれば、全て被告側の思惑通り事は運ばれている、と受け取る人がいてもおかしくは無い。

だが、事実は敗訴したはずの原告側の思惑通りことは進んでいる。 

つまり裁判という勝負には負けたが、「集団自決は軍命による」という問題の核心は判決で否定され、教科書の記述も削除された。

「歴史教科書検定」と「集団自決訴訟」は集団自決問題にからむ二つの顔だと書いた。

言うまでもなく、二つの顔が持つ問題の核心は軍命令の有無である。

係争中の裁判は大阪高裁で被告側は全面勝訴し、現在上告中であるが、最高裁では事実認定はしないという。

従って最高裁で原告被告のどちらが勝訴しても、軍命の有無に関しては大阪高裁の判決で確定したと言うことが出来る。

では大阪高裁の判決はどうなっているか。

判決では、両隊長の名誉棄損を否定し原告は敗訴したが、直接の隊長命令の証拠はないとした。

両隊長の名誉毀損の当否は最高裁判決を待つとしても、

軍命については高裁でも証明されず、事実上両隊長の名誉は回復しているのである。

隊長命令説が証明されないことが、教科書検定によってまず示され、

さらに大阪高裁判決によっても明記され、あまねく周知されたことは原告側の思惑通りことが進行しているといえる。

被告側および沖縄マスコミは、あたかも大阪高裁の勝訴は、「軍命があったことが認められた」かのように喧伝をしているが、良識ある国民はこれがまったくのウソである承知している。

二年前の「11万人集会」を再現しようという最近の動きは、被告側が実際には苦しい情況に追い込まれている証拠である。

司法である裁判においても、また行政の一環である教科書検定においても、実質的には原告側が勝利しているのである。

集団自決の「軍命」「強制」「誘導」を削除した教科書検定は今回の地裁や、高裁の判決によっても、さらに裏付けられ、変わることはもはやありえない。  

事実認定を行わない最高裁が、両隊長が自決命令を出したという判決を書く可能性は絶対にない。

従って、被告側や左派マスコミが、「9.29県民大会」の再現を目論んで情報工作をしても、集団自決に関する論争の核心は既に勝負あったと言うことが出来る。 

追い詰められた被告側は政権が変わったことに一縷の望みをかけ、

政治的圧力で教科書記述を変えさせようと、またぞろちょん髷ジーさんらの懲りない面々がゾンビのように這い出してきた。

これが最近の動きである。

その典型を示す記事がこれ。

琉球新報 9月16日

教科書記述で要請 県民大会実委、民主に

9・29県民大会を実現させる会世話人の玉寄哲永さんらは15日、県議会会派室に民主党沖縄県総支部連合会の新垣安弘幹事長を訪ね、新政権誕生を機に、高校日本史教科書の沖縄戦における「集団自決(強制集団死)」に関する文部科学省の教科書検定意見の撤回と軍強制の記述回復が実現できるよう、党本部への働き掛けを要請した。新垣幹事長は「しっかりと党本部へ伝え、(県選出国会議員でつくる)うるの会も一緒に要請したい。文科省の審議会では十分な審議がなされていない政治の分野から直すところは、しっかり直さないといけない」と語った

 実現させる会は同日、県庁で記者会見し、29日午後6時から県庁前広場で開く「9・29県民大会決議を実現させる県民集会」への参加を呼び掛けた

                                           ◇

高裁判決でもダメ、教科書検定審議会でもダメ。

ならば、政治的圧力で歴史や教科書を変える。

彼らは政治で歴史改変が出来る独裁国家を夢見ているのである。

 

【おまけ】

前政権では、「11万人」の政治的圧力に一時は動揺したが、踏みとどまって三権分立の民主国家の矜持を示した。

県民大会実行委上京 政府などに要請(2008.4.14) カメラ

教科書検定撤回、回復求め決議 県婦連、満場一致で採択(2007.10.27)

言葉の裏に激しい攻防 「教科書検定撤回」実行委が要請(2007.10.17) カメラ

検定撤回要請団が出発 首相面会求める(2007.10.15) カメラ

検定撤回きょう再要請 政府へ170人(2007.10.15)

 

関連エントリー:
高裁判決が検定を支持! 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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国営スパイ集結所  侵食される守り 沖縄米軍基地(上)

2009-09-16 07:10:46 | 普天間移設

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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沖縄が、反戦平和を売りものにする集団の集結地であることは、改めて論ずるまでも無い。

卑近な例でいえば普天間基地の移設先と予定されている辺野古界隈では「平和団体」がテントを張って泊り込んでいるし、嘉手納基地は思い出したように、「平和団体」の人間の鎖で包囲されたりする。

ところが、沖縄には国や自治体が関与する「スパイ集結地」があるという。

「道の駅かでな」には中国のスパイが集結し、「平和団体」から米軍情報を入手しているという。

沖縄で道の駅といえば、名護市入り口の「道の駅許田」が有名だが、そこはドライブの途中で一時休息を取りながら近隣の名産品、特産物を観光客に展示販売する場所として繁盛しており、とてもスパイや「反戦平和団体」が立ち寄る雰囲気ではない。

ところが、一方の「道の駅かでな」は、嘉手納基地に隣接しているせいか、雰囲気が「道の駅許田」とはかなり異なる。

何よりも建物自体「許田」が平面に広がる一階建ての建物であるのに対し、縦にのびる四階建で屋上には基地を見晴らす展望台があり、売りものは近隣の物産品というより、基地内の覗きであることは一目瞭然である。

さらに、施設内には「反戦平和」の資料も展示してあるというから「道の駅」の本来の目的を大きく逸脱していることは言うまでも無い。

そもそも道の家とは何か。

ウィキによると、道の家とは、国土交通省により登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ、ということである。

確かに、「道の駅許田」はその目的の一つである地域の観光・物産品の情報発信機能を持っているようだが、「道の駅かでな」が「スパイ情報の蒐集機能」を持っているとは驚きである。

道の駅かでな訪問記
沖縄知事選挙で罰ゲームを食らう


道の駅「かでな」
道の駅公式サイト

沖縄発役にたたない写真集
某有名写真サイトの道の駅レポ

地元の重要ニュースは一切報道しない沖縄タイムス、琉球新報を尻目に産経新聞が県民の目からウロコを落としてくれる。

反戦平和を売りものにスパイ活動をする集団を一網打尽にするには「スパイ防止法」の制定しかない。

産経新聞  2009年6月22日

侵食される守り 沖縄米軍基地(上)P1000759

反戦運動と結びつくスパイ活

世界最強を誇る米軍の中で最大の戦闘航空集団とされる第18航空団が拠点にしている沖縄・嘉手納飛行場は、北東アジアから東南アジアにかけての安全保障の要としてつくられた。だが、いまや北朝鮮の核実験、さらには南シナ海における中国艦船を追う情報基地としてクローズアップされるようになり、それが反戦平和を旗印にした沖縄の反基地運動の監視対象となりつつある。そんな反戦機運の中で今度は中国など海外からのスパイ活動が活発化しようとしている。

リムピース 追跡!在日米軍」と名付けられたウェブサイトが最近、大きな注目を浴びた。「リムピース」とはハワイ周辺海域で行われる、いわゆる日米合同軍事演習を意味する「リムパック」に対し、環太平洋平和活動という意味で命名されている。いわば基地撤去を求める反戦平和運動の延長線上にある。

そのリムピースが今年4月14日、嘉手納基地に駐機するWC135大気収集機、通称「コンスタントフェニックス」の機影を最初にとらえたからだ。

コンスタントフェニックスは旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故のさいにいち早く放射性物質を検出したことで知られる。放射性物質の観測でこれほど高性能な機能を発揮する偵察機は以前は複数あったが、いまは1機しかない。当然ながらその動向は極秘だった。

リムピースはそれをいち早く撮影し、リアルタイムで「ミサイル発射翌日にはすでにスタンバイしていた。北朝鮮の核実験あるいは核開発再開をかなり以前から予想し、準備していた」と解説して軍事専門家をうならせたのである。

実は、こうした撮影を可能にしたのが基地そばにある「道の駅かでな」だった。「道の駅」は全国に900カ所近くあり、国土交通省が進める地域振興施設のひとつなのだが、嘉手納基地の場合、4階建ての道の駅施設屋上から広大な基地を見渡せるようになっている。結果、米軍基地が一望できる国際的な人気スポットになった。

そうした海外からの観光客の中に中国人基地監視グループも含まれていた。地元旅行社添乗員は次のように話している。「中国の団体客はかならず嘉手納基地をみたがるが、2年ほど前から5、6人の妙なグループが交じるようになった。普通の団体客とは別行動をし、タクシーをチャーターして嘉手納だけでなく普天間や那覇軍港、ホワイトビーチなどすべての米軍基地を連日訪問する。日本語のやたらうまい通訳までつれており、基地監視が目的だとすぐにわかった」

このグループは「道の駅かでな」屋上の軽食店員らにも目撃されていた。「機材が半端でない。5人ほどで完全に基地全域をカバーしている。なぜか偵察機の離着陸情報があるとかならず現れる」

気になるのはこうした”偵察”が日本の反戦平和グループとも連動している可能性がでていることだ。嘉手納基地周辺では次のような証言もあった。

「嘉手納基地の情報収集に熱心な男がいる。基地マニアの間ではよく知られた男で、革新政党事務所に出入りし、本土から来る反戦グループをときどき案内していた。その男が最近、どう見ても中国人要人とみられる外国人グループを案内していた

似たようなケースは、中国の全国人民代表大会(全人代)代表団29人が3月に3日間にわたって沖縄を訪問したさいにも起きた。訪日団は当初、嘉手納基地が眺望できる「道の駅かでな」を強く要望していたのだが、直前に「沖縄石油備蓄基地」(うるま市)訪問に切り替えたのである。

石油資源のない日本は国家備蓄基地を全国に張り巡らしているが、米軍基地の多い沖縄の場合、有事の際に重要な戦略拠点になり得る。しかも備蓄基地近くにはホワイトビーチ米海軍基地があり、ホワイトビーチはかつての台湾有事で補給基地として活用された経緯がある。

全人代訪日団は日中議員友好を理由に訪日したが、当初から沖縄訪問に強くこだわった。理由は「歴史的、文化的つながりを背景とした経済交流」だったが、なぜか、石油基地見学に固執したのである。しかも代表団には人民解放軍幹部2人が含まれていた。

問題は、沖縄タイムスや琉球新報など地元マスコミでは経済界と訪日団の昼食会など経済交流ばかりが報じられ、石油基地訪問については沈黙が守られたことだった。(前田徹)】

                          ◇

 

◆参考:リムピース 追跡!在日米軍

 

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尖閣領有の情報戦争勃発!中国が映画制作へ 完成後、各地で上映

2009-09-15 14:31:52 | 未分類

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情報も戦争の一手段と考えるなら、スパイ防止法の無い日本は、戦わずして情報戦争に敗北したようなものである。

国境の島の首長が工作員まがいの言動をしても、これを咎めるものは法律はおろか、マスコミでさえこれをチェックするどころか、逆に応援する有様である。

中国は、遂に映画という情報戦争の武器を使用して、尖閣諸島は「中国の領土である」と主張し始めた。

尖閣領有を巡って情報戦争の火蓋が切られたと認識すべきである。

これに対して「尖閣は日本の固有の領土である」と平和ボケし、

中国とのトラブルを恐れて拱手傍観していると、竹島の二の舞となることは明らかであり、将来に禍根を残すことになる。

【中国時報】尖閣運動の映画制作へ 完成後、各地で上映

2009年9月14日

 中国の「中国民間保釣(尖閣諸島防衛)連合会」は3日、香港で記者会見を開き、過去40年の「保釣」運動を振り返る記録映画を制作すると発表した。完成後は、中国、台湾、香港のほか世界各地で上映し、尖閣問題に対する決意の理解を広げていきたいとしている。
 映画は、全10編で、1編40分。尖閣諸島の歴史的背景や世界各地の尖閣防衛運動、日中の外交関係の変遷などをたどっていく。尖閣諸島近海での撮影も計画しており、完成は1年後の予定だ。
 記者会見に臨んだ同会関係者は「抗日戦争でさえ、8年で終結している。尖閣問題は、2011年で40年になる。この映画が、問題解決の糸口になってほしい」と、本作にかける期待を語った。会見に臨んだ他のメンバーからは、日本の政権交代に期待する声も出た。

                    ◇

記事では敢えて明言をさけている、というより、言うまでも無いといったニュアンスであるが、

この映画の主張が「尖閣は中国の領土」であることはいうまでも無い。

尖閣諸島は中国のみならず、台湾も領有を主張しているが、その台湾を自国の領土とする中国にすれば、

それはどうでもよいことである。

尖閣が台湾領になれば背中に小亀(尖閣)を背負った親亀を丸ごと飲み込めば済むことである。

台湾総統、反日団体に祝辞 尖閣領有を主張し新設

台湾首相「日本と開戦も排除しない」

尖閣諸島は豊富な埋蔵資源のため、中国、台湾がその領有権を主張しているが、その尖閣諸島は石垣島の行政管轄の下にある。

その国境の島である石垣市の大浜市長が、固定資産税課税の参考のため尖閣列島への上陸を表明したが、中国の顔色を伺う外務省の拒否にあって、あっさりと発言を撤回した。

自衛隊や米艦船の石垣港寄港には、国の方針に逆らって抗議行動の先頭に立つ大浜市長が、

尖閣上陸に限っては「中国が嫌がる」という国の方針に素直に従ったのは、

国には逆らっても中国様に逆らえないということなのか。

それも粛々と前言撤回するのならまだしも、

「中国、台湾と共同調査を」とはどういうつもりなのか。

尖閣諸島が石垣市の行政区域であるとはいえ、この発言は明らかに日本政府の方針を逸脱したものだ。

やはりペンギン市長は石垣市を治外法権の「ペンギン王国」と考えているのだろう。

尖閣諸島「中国、台湾と共同調査を」 石垣市長が発言撤回
2008.12.19 21:38

 沖縄県石垣市の大浜長照市長が市議会で、日本固有の領土である東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)について、「日本、中国、台湾で共同で研究調査すべきだ」と発言していたことが明らかになった。中国の海洋調査船が今月8日に尖閣諸島の領海を侵犯したばかりで、「中国につけ込まれるすきを与える発言だ」(石垣市議)と市長の見識を問う声が噴出した。一方、沖縄県議会と石垣市議会は19日、中国政府への抗議決議などを採択した。領海侵犯に関して、沖縄県議会が中国への抗議決議を採択するのは初めて。(佐々木類)

 中国による尖閣諸島の領海侵犯をめぐっては、麻生太郎首相が今月13日の日中首脳会談で、「日本の固有領土であり遺憾だ」と抗議し、政府として引き続き実効支配していく考えを示している。それだけに、尖閣諸島を行政区域とする石垣市の市長が最終的に発言を撤回したものの、中国、台湾との共同調査に言及したのは明らかに日本政府の方針を逸脱したものだ。(略)

                    ◇

あるときには空港に、又あるときには港にと、

国の方針に逆らって「反日集団」の先頭に立って抗議するペンギン市長の暴走行為を以下に紹介しよう。

陸自、石垣空港を利用 市長ら80人抗議 カメラ

抗議の中、体験搭乗のためヘリに乗り込む市民=6日、石垣空港

 【石垣】陸上自衛隊第1混成団のヘリ1機が6日、市民らを体験搭乗させる目的で石垣空港を利用した。ヘリには児童生徒を含む約30人が搭乗した。空港周辺で開かれた抗議集会では約80人がヘリに向かって怒りのこぶしを突き上げた。
 体験搭乗は自衛隊沖縄地方協力本部が広報活動と隊員募集の一環で企画し、毎年同空港で行っているほか、本島や宮古島などでも実施しているという。
 ヘリ(CH47JA)は午前10時15分ごろから午後0時半すぎまでに、約15人ずつを乗せ2回に分けて約20分間の遊覧飛行を実施し、駐機スポットで燃料も給油した。利用による運航トラブルなどはなかった。
 平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠亨会長)が主催する抗議集会が開かれ、大浜長照石垣市長は「民間空港をこのような理由で自衛隊ヘリが利用することは到底許されることではない」と述べた。搭乗者の中には子どももおり、市民らは「児童生徒を巻き込むな」と抗議した。

                   ◇

以下の記事には外交官であるメア総領事に暴行を加えるプロ市民の動画映像がある。

クリックしてご覧下さい。

この暴徒の首謀者がペンギン市長である!

動画にはペンギン市長とメア総領事(現在国務省部長)の談話があります。


検証動かぬ基地 Vol.86 米軍艦強行入港の真の理由

『今、ご覧頂いた映像は先週金曜日にアメリカ軍の軍艦2隻が石垣港に入港し、市街地に出ようとする船の艦長やメア総領事と...続きを見る 【動画あり】

2009年4月3日

米軍艦石垣入港 反対する市民とにらみ合い

激しい睨み合いがおよそ5時間続きました。アメリカ軍の掃海艦2隻が3日に石垣港に入港し、港のゲートでは市街地に入ろうとする艦長の乗る車の...続きを見る

                    

                      ◇

中国に擦り寄るのはペンギン王国のペンギン市長だけではない。
 
沖縄では、中国や韓国の歴史観に擦り寄って、自国の歴史を誹謗する勢力が多い。
 
■日本軍誹謗の三点セット■
 
「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」に「集団自決」を加えて「悪逆非道の日本軍」の三点セットとして、
 
中国、韓国と沖縄で共通の歴史認識を持とうと言う沖縄の「識者」がいる。
 
その工作員的言動には呆れ果てる。
 
こんな人物が沖縄の新聞を根城に「中国・韓国の歴史観」を吹聴している。
 

中国と共通歴史体験を 慰霊の日シンポ2008年6月23日

沖縄戦を通したアジア観などについて語る胡冬竹氏(左)と目取真俊氏(中央)、仲里効氏=21日午後、宜野湾市の佐喜眞美術館

 「シンポジウムと上映会―沖縄戦から見えるアジア、アジアから見える沖縄戦」が21日、宜野湾市の佐喜眞美術館で開かれた。「慰霊の日」に向けた同美術館の企画の一つ。シンポジウムには約70人が来場し、編集者の仲里効氏、小説家の目取真俊氏、中国北京生まれで、東アジア政治文化論などが専門の胡冬竹(フードンジュ)氏の提起に耳を傾けた。
 仲里氏は、沖縄戦と「集団自決」(強制集団死)をテーマにした月刊誌「世界」臨時増刊号に掲載された韓国・聖公会大学教授のクォン・ヒョクテ氏の論考を取り上げ「ヒョクテ氏は、沖縄戦や『集団自決』、教科書問題は、東アジア共通の問題と提示している」と指摘。当時、沖縄に駐屯した日本軍の大半が中国大陸から移動してきた点に触れ、「沖縄戦も、中国への侵略戦争と同じ文脈の中で語り直していく局面に立たされていると痛感している」と語った。
 
目取真氏もまた「南京大虐殺、従軍慰安婦問題、集団自決は、日本軍の名誉を汚す3点セット政府は戦後60年プロジェクトとして、教科書の記述を変えてきている。中国との流れの中で集団自決もある」と指摘、「沖縄人もアジア侵略の一方の担い手であったことを忘れてはいけない」と提起した。
 「南京事件が起こった中国なら『集団自決』に因縁を感じるはずだが、実際、中国本土では沖縄戦や『集団自決』問題が人ごとのようにしか受け止められていないのが現実」と語った
胡氏は「共通の歴史体験を語り続けることで『魂込(まぶいぐ)み』をする作業が必要」と、民衆レベルでの連帯が課題だとの認識を示した。

                   ◇

目取真氏もまた「南京大虐殺、従軍慰安婦問題、集団自決は、日本軍の名誉を汚す3点セット。>

日本軍の名誉を汚すために必死の沖縄タイムスと琉球新報。

そして「沖縄版・言論封殺魔」。

こんなところでも大活躍の模様。

民主党が政権を取った。

愈々日本の南西海上に波高し!

民主党沖縄ビジョン

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宮古島のイチロー、いや鈴木一朗

2009-09-15 07:42:32 | 県知事選

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イチロー選手の9年連続200本安打をまだ見ていない方、

記録達成の瞬間の映像や、達成後の記者会見の模様が、

【動画】で見ることが出来る⇒「519200 PROJECT

200本安打達成の瞬間を動画で確認できるほか、

テレビ各局用記者会見後に行われた別の会見の模様を独自収録し、

今後も独自インタビューも配信する予定とのこと。

 

前人未到!イチロー、9年連続200安打! (1/2ページ)

2009.9.15 05:04
前人未到!イチロー、9年連続200安打!
前人未到の偉業を成し遂げたイチローは、おちゃめに舌を出しながらベンチに引き揚げた(撮影・リョウ薮下)

 【アーリントン(米テキサス州)13日(日本時間14日)】“人類初”の大記録。9年連続200安打だ!! 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(35)は、「1番・右翼」で先発したレンジャーズ戦のダブルヘッダー第2試合の第2打席に遊撃内野安打。大リーグ史上初となる9年連続200安打を達成した。歓喜の会見では「9」をかたどったペンダントを胸に笑顔。天才が新たな歴史の1ページを刻んだ。

【続きを読む】
前ページ 1 2
 
                    ◇
 
友人グループのプライベートサイトに元TV報道カメラマンのS君の,まだ一般には無名だった新人の頃のイチローの取材の想い出が投稿されていたので、以下に紹介する。(段落は読みやすいように引用者が勝手に変更した)
 
現在のイチローの超人的活躍を新人のイチローを見て予測できた人はいないとは思うが、
 
さすがはプロカメラマンのS君、カメラのファインダーから覗く細身のひ弱そうな無名選手にオーラは感じなくてもオーラの片鱗は嗅ぎ取っていたようだ。
 
なおS君は定年退職後、そのキャリアーを買われて一時、某大学でジャーナリズムの講義をしていたようだが、生来フィールドワークが好きな気質から現在ボランティアで各種記録の保存に経験を活かし多忙のようである。
 
ところで、友人の一人A君の空手の形の記録保存はその後どうなっているのだろう。
 
 
鈴木一朗から世界のICHOROへ    S
 
天才ICHOROが今日、ついに9年連続200安打のメジャー記録を達成した。

イチローについてはことさら言うこともないが、個人的にはルーキー時代の鈴木一朗に初めてカメラを向けた思い出がある。

今から17年前の1992年、宮古島でキャンプを張っていたオリックス取材での出来事だった。

取材の目的は郷土のスター石嶺和彦外野手のキャンプだより。土井監督へのインタビューの中で、「外野の一角に鈴木が定着するかどうかで今年のうち(オリックス)が決まる」と明言した。

鈴木一朗?。

鈴木は名電工の投手として甲子園に二度出たがさほど注目されることもなくドラフト4位でオリックスに拾われるようにプロ入りした。世間ではまったくの無名選手で取材に当たるわれわれもノーマーク、彼の存在を知らなかった。

背番号51を背負ったその選手は細身のひ弱そうな長身選手で、特にオーラを感じさせる存在でもなかった。

唯一つ、ルーキー特有のおどおどした様や悲壮感は見られず、体全体で野球を楽しんでいるのがその背番号から感じられた。もしかしてこれをオーラというものかもしれないが・・・・。

ベースランニングのスピードと体のきれにセンスの良さを垣間見たと言うのがその時の印象で、プロとしてやっていけるのかとそのときは思った。余談だが、カメラマンはファインダーの中の感覚で物事を感じ判断するという不思議な習性がある。

鈴木一朗の印象もすべてファインダーを通してのものである。全体練習の後、鈴木はひとり室内練習場にこもり黙々とバットを振っていた。

あの鈴木一朗が、世界のICHIROへと飛翔した。

そして今日、ウィリー・キーラーの記録を108年ぶりにやぶり、メジャー史上初の9年連続200安打を達成した。

今夜は過ぎ去りしあの日に思いをはせて、女房とふたりでビールで乾杯!      

                  ◇ 

その頃の鈴木一朗はこんな雰囲気?

宮古島キャンプの時の土井監督は、「外野の一角に鈴木が定着するかどうかで今年のうち(オリックス)が決まる」と、
 
既にその時点でイチローの素質を見抜いていたような発言をしているのだが、
 
実際はイチローの比類のない素質について確執があったようだ。
 
Sカメラマンがファインダーから覗いた「ルーキー特有のおどおどした様や悲壮感は見られず」といった印象がイチローの素質の片鱗だったのだろう。

世間の土井監督に対する指導者としての一般的評価が著しく低下した原因はイチローを見出せなかったことだといわれている。
 
当時の土井監督はマスコミに対しても「イチローのあの打法は、プロ野球では通用しない」と公言していた。
 
監督退任後も「あの振り子はイチローにしか出来ない打法であって、本来プロでは通用しない打法である」という主張は曲げておらず
 
「たとえイチローが4割打とうとも私は彼の打法を認めない」と発言し、以来イチローとは犬猿の仲と言われている。
 
一方では、イチローを2軍に落としていながら、いずれ首位打者争いをする選手に成長すると確信し、球団オーナーに異例の2軍キャンプ視察を促した。
 
また川上哲治Ⅴナイン監督がオリックスのキャンプを視察を訪れた際に「イチローの性格に難がある為、その性格が直るまでは(一軍で)使わない」と川上に話していた。
 
このことからすると土井はイチローを見出せなかったというよりも、イチローの持つ抜きん出た素質を“扱えなかった”と言える。

一方で、自身が評論家を務める東京スポーツに、3000本安打達成の際に寄せたコメントでは、ガンで倒れた土井の体調をイチロー心配した事について触れて、必ずしも二人の仲が険悪で無いと述べている。

またイチローを2軍に落としたのは、あの段階ではまだ充分に体力がついていなかった為とコメントし、後年の活躍でバッシングを受けた際、

父・宣之氏から「あの経験があったから現在がある」と慰められた事を紹介した。

この点からも、現在は野球理論以外の人間的な部分では和解していると見る事も出来る。(ウィキペディア)

イチローのような抜け出た才能は凡夫の目盛りで測れない部分があり、土井氏のように一流の野球選手の経験がある者にも、推して量りがたい特別の資質があったのだろう。

仮に土井正三氏がイチローの素質を見出しきれなかったとしても、そのことで土井氏の指導者の素質云々することは酷であろう。

入門当時のひ弱なそれでいて何事にも臆することの無い新人を2軍に落としたからといって、土井氏の素質洞察力を批判することは出来ない。

それほどイチローの素質は精神的にも身体的にも比類であり飛びぬけているということである。

 

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「11万人」の悪夢、もう一度!29日、那覇で集会 教科書県民大会2年

2009-09-14 06:50:45 | 教科書

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二年前の「11万人集会」は、良識ある県民にとって悪夢であった。

その悪夢の再現を夢見て徒党を組み蠕動する集団がいる。

ちょん髷姿の老人に率いられる一派だ。

その写真がこれ。 わかりにくいが、リーダー役の老人がちょん髷を結っている。             

29日、那覇で集会 教科書県民大会2年 2009年9月5日

今月29日の集会開催を決定した「9・29県民大会決議を実現させる会」の協議会=4日、那覇市の県PTA会館

 「教科書検定意見撤回を求める県民大会」を呼び掛けた6団体で構成する「9・29県民大会決議を実現させる会」は4日、那覇市の県PTA会館で協議会を開き、同大会から2周年を迎える今月29日に那覇市内で集会を開くことを決定した。同大会実行委員会がこれまで文科省に求めてきた検定意見の撤回、沖縄戦中に起きた「集団自決」(強制集団死)の軍強制の記述回復など4項目の実現に向けた東京行動のきっかけにする。
 集会は29日午後6時から県庁前広場で開く予定。集会を受けて10月にも東京の関係機関を訪ね、要請行動を展開する。


                   ◇

政権が変わるのを機に、

夢よもう一度。

悪夢だろ!

と、ついツッコミを入れたくもなる迷惑な方々である。

二年前の「11万人集会」の狂気を目論むお馴染みの面々。

写真で見ると、ちょん髷ジーさんがやはり中心になっている。

同じ日の9月29日に「集会」を決行するとのことだ。

「11万人集会」のウソの数字が暴かれたせいか、今回は事前の動員運動も、前回とは比べ物にならぬほど静かに進行している模様。

県民大会の成果、巧妙に切り崩し 検定学習会で批判(2009.5.4)

 

それに比べ二年前の沖縄のマスコミは異常だった。

沖縄二紙は、まるで発狂したような扇動記事で紙面を埋め尽くしていた。

例えば2007年9月12日の琉球新報の紙面には、17日後に迫った「県民大会」への動員をはかって、

次のような扇動記事が踊っていた。

専門学校3校も参加 日経教育グループ

県民大会成功へ積極的報道依頼 実行委が本社訪問

宜野座村議会も全議員参加決定

「参加者を無料で」 実行委、バス協会に協力要請

「声上げ運動拡大」 練馬区で緊急集会

全員参加を決定 北谷町議会

第40回婦人の主張中央大会 19日、午後1時半

検定撤回、署名約52万人に 14日文科省に提出

念のためくり返すが、驚くなかれ、

これが9月12日の一日の記事である!

                 ◇

二年前の「11万人集会」直前の異常な新聞論調を反芻ために、9月14日の狂った「沖縄の言語空間」を編集加筆して再掲する。

沖縄イムス 2007年9月13日
 
実行委設置 動き広がる/検定撤回 県民大会

沖縄市

 【沖縄】沖縄市の東門美津子市長は十二日、宜野湾市で二十九日に開かれる「教科書検定意見撤回を求める県民大会」について、臨時、嘱託を含む全職員約千六百人に参加を呼び掛ける市長メッセージをメールで配信した。また庁内連絡会議を十三日に立ち上げ、全職員が主体となり市民や市内各種団体に参加を呼び掛けることも決めた。(略)

 豊見城市

 【豊見城】豊見城市議会(大城英和議長)は十二日、与野党会派長会議を開き、市内の各種団体に対し、二十九日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」への参加を呼び掛ける「豊見城市実行委員会」を結成することを確認した。

 読谷村


 【読谷】二十九日に宜野湾市で開かれる「教科書検定意見撤回を求める県民大会」に向け、同大会読谷村実行委員会が十二日、発足した。実行委員長に安田慶造村長、副委員長に前田善輝同村議会議長を選出。実行委を組織する村内二十三団体が中心となって大勢の村民に参加を呼び掛ける。(略)


     ◇     ◇     ◇     
沖教組、校長らに協力依頼県内反応複雑


 沖教組(大浜敏夫委員長)は十二日、本島や周辺離島の小中学校約三百二十校の校長と県内四十一市町村教育長あてに、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」への教職員らの参加を促す依頼文を送付した。沖教組から小中学校の管理職らにあてた依頼文の送付は異例。文書は「文部科学省は県民大会の参加人数に注目している」と指摘。より多い人数が参加することで、検定撤回に向けて圧力をかけることができる―と訴えている。

 具体的には、職員会議での校長からの参加呼び掛け、大会当日の参加状況の確認、PTAと協力した保護者への大会案内―などとなっている。沖教組の山本隆司副委員長は「県民総ぐるみの大会になったことで労使が一致できた」としている。

                                       ◇

■沖縄の異常な言語空間■

>沖教組から小中学校の管理職らにあてた依頼文の送付は異例。

異例というより、異常が相応しいだろう。

これまで女子供と年寄りを前面に出していたが、ここに来て、運動の主体であった教職員会が仮面をはいで正体を現してきた。

沖縄の異常な言語空間について当日記は何度も書いてきたが、当日記の読者・偶然さんが怒りのコメントを寄せているので引用する。 

狂ってる・・・ (偶然)
 
2007-09-12 22:58:10
 
一歩譲って、いや、百歩譲って、県職員や教職員への参加要請は良しとしましょう。あくまで「要請」なのですから。
が、どう考えても某専門学校の生徒に対する「特別授業」という名の大会参加は「強制」でしょう。
授業という事は出欠が確認され、成績や単位認定にも
多少なりとも影響があるのでしょうね。
まさに「強制連行」ですね。

琉球新報の12日の夕刊社会面に、めずらしい記者会見が報じられた。
 
上記の偶然さんが怒る某学校の記者会見の記事である。
 
学校が全生徒、全職員を「県民大会」に特別授業の一環として
 
参加させるというのも異常なら、それを大々的に記者会見する
 
のも異常。
 
 
そしてそれを三段扱いの写真つきで報じる新聞も異常である。(ウェブ記事では写真はない)
 
専門学校3校も参加 日経教育グループ

職員、生徒1300人

日経グループの専門学校日経ビジネス(沖縄市、島袋永伸学校長)と日経ビジネス工学院(沖縄市、同)那覇日経ビジネス工学院(那覇市、稲福孝則学校長)の3校は12日、那覇市安里の同校で記者会見を行い、9月29日の「許可書検定意見撤回を求める県民大会」に、特別授業の一環として三校の全生徒と全教職員役1200名が参加することを発表した。 (略)

県民大会まで全クラスで授業2コマ(百分)の事前学習を行うことも表明。 沖縄戦全体の概要を学び、「集団自決」の証言を読み、今回の文部科学省による教科書検定問題について考える内容で、県民大会後に学生全員が感想文を書く予定だという。
 
確かにこの学校は異常だ。

「県民大会」へ生徒を「強制連行」するだけでは飽き足りず、学校内の授業でも「事前学習」をする念の入れよう。

それに加えて県民大会後に全員に感想文を書かすという異常ぶりだ。

各自治体も集団発狂である。

東門沖縄市長が全職員約1600人に参加を要請するのも異常なら、

豊見城市議会が、市内各団体に参加をよびかけるのも異常。

読谷村長や村の各リーダーが村民に参加を呼びかけるのも異常である。

そして沖教組が校長や、教育委員会に呼びかけて学校関係が一丸となって「政治集会」に参加を呼びかけるに至っては、

異常を通り超して、狂気の沙汰といわざるを得ない。

今年も、約二週間後の9月29日には、悪夢の「狂気の大会」が行われるのだろうか。

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第二弾!南の島のペンギン王国 長期政権を阻止せよ

2009-09-13 07:13:27 | 未分類

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南の島の「ペンギン王国」は治外法権を誇る。

自衛隊機が石垣空港に着陸することも、

自衛隊艦船が石垣港に寄港することも、

ペンギン市長はこれを許さない。

自国の空港や港に自衛隊が近づけないはずはない。

だが、そこが治外法権のペンギン王国。

もし海上自衛隊が休養、補給のために石垣港に接岸でもしようものなら、

ペンギン市長自ら反対運動に立ち上がる。

「九条の会」などの左翼団体を引きつれ抗議活動をすることが目に見えている。

マスコミはこれを市長の「平和活動」と捉える。

市長に同調するマスコミがこれを針小棒大に「殺人集団、石垣港から上陸!」とでも報道されると、

休養のための自衛隊員も萎縮して休養の意味をなさない。

そこで自衛隊艦船はペンギン市長の目を恐れ、

名蔵湾など人目につかない場所で、

制服を目立たぬ私服に着替え、

夜陰に紛れて密かに石垣島に上陸するという。

これでは、まるで北朝鮮の工作員と同じでは無いか。 

国を護ることに生命を賭している自衛隊員に対するペンギン市長の行為はバチアタリである。

ペンギン市長の行為はダブルスタンダードである。

「自衛隊は違憲である」と主張する「九条の会」と行動を共にするのなら、

自衛隊の行為をすべて否定すべきである。

そうであるなら萬に一つの理を認めよう。

ところが、である。

救急患者の自衛隊ヘリ移送、不発弾処理など、

王国の経営に必要不可欠な自衛隊の支援は、

当然のことと受け入れる。

ペンギン市長はこの自己矛盾を恥とも思っていない。

                    *

昨日のエントリーで大浜石垣市長のことを「皇帝ペンギン」と書いたら、「皇帝ペンギンは大浜市長とは似ても似つかぬ、愛くるしい顔をしている」とのの反論があった。

大浜市長の異常に目立つまゆ毛を見て、写真で見たまゆ毛の長いワル面のペンギンを連想し、勝手に「皇帝ペンギン」とイメージしていたが、調べてみたら、筆者の明らかな事実誤認であり、眉毛ペンギンは実際は「イワトビ・ペンギン」というらしい。

ネットで拾ったいかにも、ワルそうな面構えのイワトビ・ペンギンは、これ。
イワトビ海遊館2.JPG

















 

マンガで表現すると、こうなるようだ。



そこで、昨日のエントリーの「皇帝ペンギンの大浜市長」は取り消す。

同時に「皇帝ペンギン」さんには、「大浜市長に似ている」と書いた失礼をここに深く陳謝する。

                   ◇


とりあえず、ペンギン市長が、中山義輝議員の鋭い追及を受け、シドロモドロの答弁をする石垣市議会での答弁振りをご覧下さい。

【動画】⇒石垣市議会 中山義輝議員の質問と市長の応答

大浜市長のメロメロ答弁を笑いなくして聞ける人が、果たして何人いるだろうか。

舌鋒鋭く大浜市長に迫る中山議員の毅然とした姿に比べ、市長の答弁を聞くと、昨日くり返した言葉を再度叫びたくなる。

「寝言は寝て言え!」と。

常日頃は、九条の会などの先頭に立って「自衛隊は違憲だ」と叫んで自衛隊船舶の石垣港寄港を拒否しておきながら、

追い詰められて自衛隊は違憲ではないとの言質を取られ、

さらに言行不一致を追及され、さすがの権勢を誇る市長もシドロモドロ。

これではまるで挙動不審者ではないか。

笑いながらも、こみ上げる怒りをしばし抑え、次の動画を見ていただきたい。

質問に立って熱弁を振るう中山議員の後ろで、気の抜けたような表情で我関せずの態度の議員たちは、既に市長の息がかかっているのであろうか。

利権ある所に票が群がるというくらいだ。

【動画2】⇒チャンネル桜の井上和彦キャスターによる中山議員のインタビュー

地元のマスコミが決して報じることの無い「ペンギン王国」の実態を、桜チャンネルの井上キャスターと中山議員の対話から読み取ることが出来るので、敢えてここではコメントの重複は避ける。

だが、大浜市長に長期の強権を委ねたのは紛れもなく石垣市民であり、その意味で石垣市民の責任は重大である。

だが、大浜市長の極左ともいえる言動に共鳴して、市長の専横を目こぼししてきた沖縄のマスコミ、

いや目こぼしどころか、市長の暴走行為を後押しして石垣市民をツンボ座敷に追い込んできた地元マスコミの責任は、限りなく大きい。

地元マスコミがいかに「ペンギン王国」の秘密を隠蔽しようとも、お天道様とネットの目を逃れることは出来ない。

大浜市長の五選に反対の方、

クリック応援お願いします。

【おまけ】

前回、四選で当選し狂喜乱舞する大浜市長夫妻。

大浜長照氏、大差で4選 石垣市長選2006年3月6日琉球新報

 花束を手にバンザイして当選の喜びを支持者と分かち合う大浜長照さん=5日午後10時ごろ、石垣市字登野城の選対本部事務所

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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南の島のペンギン王国! 皇帝ペンギンの五選を阻止せよ!

2009-09-12 08:08:40 | 未分類

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かつて太田昌秀元沖縄県知事は、対米外交は自分でやると豪語し、何度も「外交のため」訪米した。 その分をわきまえぬ行動で内外の失笑をかった。

その一方では、国交の無い北朝鮮には取り巻きを引き連れて訪問し、北朝鮮は素晴らしい国だと北朝鮮礼賛をぶち上げる暴走ぶり。

普天間基地を抱える宜野湾の伊波市長も太田大先輩の愚行に見習ったのか、

普天間基地問題は自分で解決するとハワイに乗り込んで米国要人に面会を求め、門前払いを食うという醜態を晒した。

それはそうだろう。

国家間の合意で決まったことを地域の首長の知事や市長が、当事国の要人に交渉のため乗り込んで交渉するのは筋違いであり、門前払いも当然のこと。

首長がオカシイのは沖縄本島だけではない。

さらに南に下る南の島に、国の方針とはまるで別行動をとる、独裁権力者の「皇帝ペンギン王国」がある。

四選時も長期政権の腐敗を危惧する声があったが、絶対権力者の皇帝ペンギンはその権力にモノを言わせて、さらに五選を目指し、実に20年にも及ぶ長期政権に望むという。

国の方針に逆らい、同盟国の艦船の入港には乗り組員の上陸を妨害し、国防の重責を担う自衛隊の音楽隊が演奏会に市民会館を予約したら、皇帝ペンギンの強権を発動して、これを取り消した。

尖閣近海の監視に当たる海上自衛隊の隊員が、休息のため石垣市に寄稿する時も別の島に寄港し、そこで制服を私服に着替え、ペンギンを恐れて自衛隊員とは知れないように密かに石垣島に上陸しているという。

その一方、石垣市は急患のヘリ移送や、不発弾の撤去には多大の世話になっていながら、当然と受け取っている。

自衛隊を毛嫌いするなら、不発弾処理や急患のヘリ移送は皇帝ペンギン自らの手でやってたらどうだ。

で、皇帝ペンギンって誰のことだって?

そう、写真でお分かりの通り、皇帝ペンギン王国では市長の逆鱗に触れた者、いや、皇帝ペンギンのマユ毛に触れた者は生きてはいけない。

何しろ、皇帝ペンギン王国ではカラスも暴力団も住まぬという。

石垣市長選、大浜氏5期に意欲 新空港「仕上げる」

琉球新報 2009年9月10日

大浜長照氏

 【石垣】任期満了に伴い、2010年2月28日に投開票される石垣市長選挙で現職の大浜長照氏(61)は9日、市民有志の会の出馬要請に対し、「(新空港完成が)自分の仕事の仕上げになる。政権交代で社会的弱者の立場に立ったまちづくりが始まる。充実させるためにも(現在)4期のさらに延長が必要」と述べ、5期目への意欲を示した。(略)

                     ◇

皇帝ペンギンこと大浜市長が、かくも長期に渡り権勢を誇るそ力の秘密は何か。

通常大浜氏のような革新市長には民社、共産、民主など従来の自公連合に対する革新連合がバックに付き、それに地元の革新党である社大党が加わる。

ところが、濃密な人間関係の呪縛の強い石垣市では大浜氏の親族の人脈で創価学会=公明党の全面的支援を受けている。

革新連合の組織票と公明の組織票がドッキングして大浜氏を支援すれば無敵であり、

強大な皇帝ペンギン帝国が出現するの自然の流れではある。

自公政権の時でさえ、ペンギンは国の方針に逆らっていた。

それが民主党政権になった現在、これまで以上の権勢を誇ることは火を見るより明らかである。

その証拠に一時は四期で引退との声も上がっていたが、今回の民主圧勝の事実を知るや、突然、五期挑戦をぶち上げた。 この勢いでいけば、六期挑戦の可能性もありうる。

皇帝ペンギンに従えば利権にありつけるという澱んだ空気が、保革に関係なく王国内に立ち込めているからだ。

勝ち馬に乗る、いや、王国の場合は、勝ち誇るペンギンに群がるといった方が的を射ているだろう。

とにかく現在の王国の空気は保革の戦いではない。

寄らば大樹の陰で、このまま拱手傍観すればペンギンの五選は明白だ。

当日記は皇帝ペンギンの専横を糾弾し、五選を阻止するため「皇帝ペンギン王国」崩壊のキャンペーンを定期的に張っていく。

国境の島・尖閣諸島は石垣市の行政管轄地域であるという重責であるが、大浜ペンギンは己の分を忘れ、ひたすら「反日、反米」の姿勢で、一方では中国に平伏す態度だ。 

そこを見透かしたように中国が沖縄に領事館を設置する話が持ち上がった時、設置場所は那覇ではなく、石垣市が候補に上がっていた。

中国はペンギンは工作員である、と認識しているのだろう。

皇帝ペンギンの専横に関わる情報をお持ちの方は、ご一報ください、情報元の秘匿は確約します。

連絡先⇒  ezaki@nirai.ne,jp

以下は過去エントリー 自衛隊を「人殺し」、国境の島の市長がに一部加筆編集した再掲です。

                    ◇

水が澱(よど)めば腐敗する。

腐敗物はガスを放つ。

四期にわたる長期政権で、驕り高ぶった大浜石垣市長が放った一言は、腐敗ガスそのものである。

皇帝ペンギンの大浜市長が発した言葉はこれだ。

自衛隊は「殺人装置だ!」

自家中毒もしかねない己が放ったガスの恐ろしさに気がつき、慌てて取り消しはしたがたが・・・。

覆水盆に・・・いや、放ったオナラは元には戻らない。

 

沖縄タイムス 2008年12月19日【夕刊】 政治 

自衛隊「殺人装置」一転「命がけに敬意」/石垣市長が発言陳謝【政治】
 【石垣】大浜長照石垣市長は十九日の市議会(入嵩西整議長)十二月定例会の最終本会議で、前日の一般質問で自衛隊が「人を殺すための国家の物理的な装置」と発言したことについて、「全部撤回する。認識を新たにする」と語り、陳謝した。

 市長は十八日の仲間均議員の一般質問で、「自衛隊も米軍も基本的には軍隊」「人を殺すための国家の物理的な装置」などと答弁した。

 発言撤回の中で市長は「自衛隊は不発弾処理や救急患者の輸送をしているほか、多くの隊員が国を守るため、命がけで訓練しており、その情熱に敬意を表する」と釈明した。

 入嵩西議長は「議場での市長発言は重い。軽々しい発言、感情の赴くままの発言は慎んでもらいたい」と注意を促した。

 市長は議会終了後に記者会見し、「日米同盟の強化が進み、米軍と自衛隊の共同訓練が行われる中、米軍と混同して話してしまった。自衛隊は専守防衛の組織で、人殺しの訓練はやっていないと聞いている」と語り、あらためて関係者に謝罪した。

                    ◇

共産党、社民党、民主党といったアレな政党の強力な支持で、4期14年も勤め、これに公明党の組織票が絶大な長期の権力を生んだ。

さらに偏向マスコミに煽てられてくると、つい気が緩み、何を言ってもマスコミがフォローしてくれると、常日頃の信条を吐露してしまったのだろう。

何よりも、「自衛隊『殺人装置』」発言には沖縄紙は及び腰だった。

だがマスコミがいくら偏向報道で擁護しても、ネット情報はマスコミ報道をすり抜けて全国のネット網で事実を伝える。

発言撤回の中で市長は「自衛隊は不発弾処理や救急患者の輸送をしているほか、多くの隊員が国を守るため、命がけで訓練しており、その情熱に敬意を表する」と釈明した。

多くの島で成り立つ沖縄県で、緊急時の自衛隊のヘリ移送が不可欠なのは、長年市長をやっておれば気がつかないはずはない。

なにを今さら取ってつけたように、「敬意を表する」だ!

寝言は寝て言え!

敬意を表するのなら市民会館の使用を拒否したのは何のまねだ!

>「自衛隊も米軍も基本的には軍隊」「人を殺すための国家の物理的な装置」などと答弁した。

中国が自分の行政地域(尖閣は石垣市に属する)を侵犯してもおとなしくしておいて、同盟国と自国の自衛隊を「殺人装置」とは・・・

中国の工作員ではないのか。

>米軍と混同して話してしまった。

寝ぼけていたのか。

再度言おう。

寝言は寝てから言え!

 

 ★八重山日報 2006年4月15日

自衛隊の市民会館使用を不許可石垣市
 陸上自衛隊の第一混成団音楽隊が六月三日に石垣市民会館大ホールで演奏会を計画していた件で、大浜長照市長は市民会館の使用を許可しない方針を決定し、市教育委員会が十四日までに自衛隊側に伝えた。(略)

十一月十日の演奏会会場前では「自衛隊は違憲」と訴えるビラを配布した。

八重山毎日新聞
2005市民会館使用許可で抗議 自衛隊音楽会で九条の会

大浜市長は過去に自衛隊楽団の市民会館の使用を拒否した売国奴市長です。

大浜市長のメッセージ
沖縄戦研究家によりますと、当時の南西諸島は合囲地境(ごういちきょう:完全に敵に包囲されている状態)であり、民政は存在せず、全て軍の命令、強制であったとしています。このような状況のなかで、住民たちは進んで死を選んだわけではないと多くの沖縄戦研究ははっきり述べています。このことは従来の教科書には記されていましたが、戦後62年の今になって文部科学省は軍命があったとはいいきれない、現在係争中なので教科書から削除すべきと検定意見を申し入れ、出版社はそれに従ったのです。
 これは歴史の隠蔽であり、沖縄戦の証言に反しています。非常に大きな問題といわざるを得ません。>

こんな市長がもし、五期も勤め、中国に媚びて寝言を放言するようでは、

尖閣の次は「石垣島は中国の固有の領土」と言い出しかねない。

既に有志ブロガーの皆様が告知徹底しているとはおもいますが、当日記も石垣市長への抗議コピペに賛同します。

◆緊急のお願い(主権回復を目指す会より)

<自衛隊を「人殺し」と叫ぶ大濱長照・石垣市長へ猛抗議を>

  石垣市長が自衛隊を「人殺し」と議会で暴言を吐く
 自衛隊を貶め、尖閣諸島をシナへ売り渡す売国奴を許すな!


12月18日に開かれた石垣市議会で、仲間均議員の一般質問(米軍と自衛隊機に抱く市長の感情)に対し、大濱長照
市長は「(自利隊は)人を殺すための」「(人を)刺す訓練をしている」と一つの現象を言挙げして国土を護る自衛隊を誹謗
・中傷した。

◆東シナ海を蹂躙しては尖閣諸島の領有を公言するシナ・中共へ媚びへつらう売国を許すな!


【石垣市役所】
kirameki@city.ishigaki.okinawa.jp (メールアドレス)
電話0980-82-9911
FAX0980-83-1427

【石垣市議会】
mailto:gikai@city.ishigaki.okinawa.jp(メールアドレス)
Tel  0980(82)4054
Fax  0980(82)1570


【参考】
○仲間均 >市長にお伺いします。米軍機と自衛隊、日本を護る米軍機と自衛隊機、どうしてこうも感情がでるのでしょうか。
この市長の感情についてご答弁を賜りたいと思います。

○大濱長照・市長 >自衛隊も米軍も基本的には軍隊ですよね。軍事力を持っていたり、あるいは戦闘機を持っていたり、実体
軍隊なんです。人を殺すための様々な国家の物理的な装置であって、私自身は平和憲法をしっかり守って、世界の国々と平和
せ外交の中で生存していこうというふうな考え方を取っとります。従いまして、米軍であろうが自衛隊であろうが、今の実体に対して
は大変恐怖心を持っております(略)

○大濱長照・市長 >現在殺しているわけじゃありませんよ。だけど殺す訓練をしている。それを言ってるわけです。これは敵であろうが
同じ人間だということで人を人を殺すということを言っているわけです。

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沖縄タイムスの国防論とは 奴隷の平和?

2009-09-11 07:39:09 | 普天間移設

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人間は約束を基に人間社会を作る。

その約束事を具体化したのが法律であり、これを破ると罰を受ける。

国と国との約束を決めるのが外交であり、条約である。

条約はしばしば戦時には一方的に破棄されるが、勝者が条約破棄を咎められることは寡聞にして知らない。

勝てば官軍の例えである。

卑近な例では、ソ連の対日参戦がある。

日ソ不可侵条約を弊履の如く破棄したソ連は、条約破棄の咎で裁かれるどころか、日本軍捕虜をシベリヤに抑留するという重大な条約違反を重ねた。 

シベリヤ抑留という曖昧な述語で真相がぼかされているが、これは捕虜を奴隷にした捕虜虐待であり、明らかな国際条約に違反することは論を待たない。

数々の条約違反重ねながら、ソ連は東京裁判では被告席に建つことはなく、裁く側に立った。

「勝てば官軍」、これは国際的には条約を超越した世界が認める慣習法である。

 
「韓国を侵略した」ということで、韓国への贖罪意識を引きずって謝罪を続ける勢力がいる。
 
歴史的事実はこうだ。
 
「日韓合併」は合法的な合併条約に基づいて行われたのであり、侵略でもなければ違法に韓国を占拠した訳でもない。
 
両国の代表の合意の下に行われたのだ。
 
勿論、当時の列強といわれる大国でこの合併条約に異議を唱えるものはなく、当時のルーズベルト米国大統領などは「朝鮮には独立国の資格はない」と公認したくらいだ。
 
ところが、軍事力を背景にして締結された日韓合併条約などは違法であり、「日韓合併」は侵略と同じだ、と反論する勢力もある。
 
だが、軍事力による無言の圧力なしに締結された重要条約を歴史から拾い出すことは困難である
 
結局、国と国との約束事である条約に違反しても、強力な軍事力をもった国が行えばこれを咎めることは困難である。
 
これが歴史の教訓である。

沖縄タイムス 社説 2009年9月10日

[政権交代 3党連立合意]

再編見直しを恐れるな


 沖縄米軍基地の扱いをめぐり難航した民主、社民、国民新の3党連立協議が決着した。議論はどれほど本質に迫れたのだろうか。

 なかなか決着しなかったのは、基地問題に取り組む姿勢を明確化するか、それとも9月下旬に予定される日米首脳会談を前に波風を立たせないよう穏便にまとめるか、という二者選択だったからだ。社民が前者、民主が後者の立場でこの間の折衝は折り合わなかった。

 「沖縄の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」

 最終的な3党合意は結局、民主が衆院選の政権公約(マニフェスト)に立ち返ったことで決着した。これで米軍普天間飛行場の「辺野古移設」見直しも射程に入った。

 1996年に日米両政府が返還合意した同飛行場の移転作業は振り出しに戻ることになる。13年を費やした合意をご破算にすることに米政府の反発は避けられないだろう。

 このため国内の一部のマスコミや外交・安保専門家には、対米関係をこじれさせないよう現行合意の踏襲を求める論調がある。これは基地問題の本質を見誤っている。

 「辺野古」以外はだめだという道理はない。基地を提供するのは日本であり、米軍の所要を満たしていれば米側からとやかく言われる筋合いはない。民主が主張する「緊密で対等な日米関係」の具現化には諸法あるだろうが、軍隊派遣国と受け入れ国の立場を明確にすることが大事だ。

 地理的優位性を理由に沖縄から動かせない、との言い方がある。戦後60年もの長期間、米軍基地を沖縄に缶詰めにしてきた唯一の根拠であるが、時代は21世紀である。

 在日米軍兵力の約半数を占める海兵隊が司令部のグアム移転を決めた合理性をどう説明するのか。米太平洋軍は米西海岸からアフリカ東海岸までをカバーしており、海兵隊基地が沖縄あるいは本土にあろうと前方展開する上ではさほど違わない。

 冷戦型の地政学を現代の軍事に重ねようとする時代錯誤こそが日本の外交・安保政策をゆがめている。

 3党連立政権が確認すべきことは、基地提供は国内問題であり、日本政府が場所を決めるということだ。

 米政府は普天間を含む在日米軍再編の再協議に応じない、とかたくなだ。従来の基地問題への対応で日本がよっぽど信用されていないことの裏返しだろう。

 基地行政は日本に任せてもらいたい、と米政府に言えてこそ「対等な日米関係」を目指す一歩であるはずだ。集団的自衛権の問題はあろうが基地提供者と使用者の立場は対等であるべきだ。

 民主は基本政策のブレを印象付けてしまった。選挙中に普天間移設は「最低でも県外へ」と鳩山代表が公約しており、それを忘れては政権交代の意義が失われる。

 日米地位協定改定、在日米軍基地の見直しを明記した。覚悟を持って変革に臨んでほしい。

                     ◇

戦時における条約破棄は、勝てば官軍のたとえで、これを裁くことは困難と書いた。

日本とアメリカは同盟国ではあっても、戦争状態ではない。

だとしたら、条約に準じる「国と国の合意」はよっぽどのことがなければ遵守すべきだし、さもなくば両国の信頼関係にひびが入る懸念もある。

その点、すでに「反米的言動」で懸念されている鳩山次期首相に追い討ちをかけるように、沖縄タイムスは「日米合意」を破棄せよ、と迫っている。

日米合意とは、メア国務省部長(前米国総領事)の発言が明確でわかりやすい。 

メア部長は総領事時代、その率直な発言のため、沖縄マスコミには「嫌われメア」といわれていたくらいだ。

ア国務省日本部長の発言はこれ。

在日米軍再編は「国家間合意」 国務省部長が順守要求

■対米交渉ー新報は「凛として」、タイムスは「覚悟をもって」■

琉球新報は対米交渉にあたり「凛として」付き合えとけしかけたが、沖縄タイムスは「覚悟をもって」と社説を結んでいる。

ハゲ鷲に対する琉球新報の「核武装論」

一旦国家間で合意されたことが、政権が変わったといってこれを破棄するようだったら、日米戦争とは言わないまでも、日米同盟そのものを破棄するくらいの「覚悟をもて」望まなければならぬ。

これをタイムスは自覚しているのだろうか。

中国を祖国と仰ぐタイムスの論調からいえば日米同盟の破棄は大いに歓迎だろう。

アメリカが日米同盟にこだわるのは、日本に核を持たしたくないという理由からであり、日本は核の傘に入っていたいという共通の思惑があるからである。

日米同盟が破棄されたら当然日本の核武装が視野に入るわけだし、自衛隊を国軍にして防衛費、いや国防費も増やさねばならぬ。 

そうなると当然中国が騒ぎ出すので、連動してタイムスも猛反対するだろう。

結局沖縄タイムスの主張は、米国との同盟も破棄し、日本を非武装化して中国の自治国になれということである。

アメリカにへつらうのは是としないが、全ては比較の問題で、中国に屈するより次善の策として日米同盟を支持する。

では、最善の策は何か。

福沢諭吉いわく、独立自尊。

そう、自分の国は自分で護る。

自主防衛である。

沖縄タイムスと琉球新報を読んでいると、

気がつけば「反日、反米」、そして「媚中」。

戦わずして奴隷になれば平和が来る。

奴隷平和論へと洗脳されてしまう。

御用心!

御用心!

民社国、連立で合意/米軍再編見直し確認/「普天間」明記は見送り【政治】

県外移設に期待 3党連立合意/交渉長期化には懸念の声【社会】

早期解決なら県内 普天間移設/知事、地位協定改定「前進」【政治】

 

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新政権で中韓の検定を受ける歴史教科書

2009-09-10 07:36:24 | 教科書

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沖縄タイムスを火元にする集団自決問題は、「訴訟」と「教科書検定」という二つの顔を持つ。

沖縄タイムスが報じる集団自決の関連記事は常にド派手を常とするが、それにしては目立たぬ、昨日の記事。

ウェブサイトにも載っていない記事の紹介です。

沖縄タイムス 2009年9月9日

9.29県民集会参加を呼びかけ

教科書検定撤回求め

「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から2年になる9月29日に、那覇市の県民広場で開かれる「9.29県民大会決議を実現させる県民集会」への参加を呼びかけるビラ配りが、8日、那覇市久茂地のパレット久茂地で行われた。
県民大会の呼びかけ団体などからなる「9.29県民大会決議を実現させる会」のメンバーが、ビラ約600枚を道行く人に配った。
ビラの裏面は、教科書検定意見撤回を求める県民大会の決議実現を求める要請書の署名用紙になっており、署名も呼びかけている。
「実現させる会」世話人の玉寄哲永県子ども会育成連絡協議会会長は「大会から2年たつが記述は回復していない。 政権は変わった。 決議を実現させるために、いま一度、皆さんの力を借り、記述を復活させたい」と訴えた。
ビラを受け取った喜納雅史君(高校3年)は「県民大会には参加しなかったが、今回はできれば参加したい。 友達にもこのビラを渡したい」と話した。 同会では、県民大会の実行委員会構成団体や支援団体への協力要請を始めている。

                                            

事情を知らない読者には分かりにくい記事だが、簡単に言うとこうなる。

「教科書検定意見撤回を求める県民大会」という長ったらしい名の集会は言わずと知れた一昨年の「11万人集会」のこと。

ところが、大会名に記されている「検定意見撤回」の大会議決は、実現されていない。 

その後代表団が、大挙し上京して政府に何度も「11万人の圧力」をかけたにもかかわらず、文科省はからくも踏みとどまった。

当初の検定意見通り教科書から「軍命令による集団自決」という表現は削除されることで決定したのだ。

集団自決問題のもう一つの顔である訴訟は、一審、二審とも被告側の勝訴で上告中であるが、

問題の核心である「隊長命令」については立証されず、事実上否定された。

最高裁では事実認定は論議されないということなので、最高裁判決の如何に関わらず「隊長命令」が否定されたことは既に大阪高裁で確定しており、はからずも文科省の検定意見と同じ結論になったわけである。

簡単に説明といいながら、前振りが長くなった。

「11万人」というウソの数字をで政府に圧力を加えても、「検定意見は撤回出来なかった」ので、

政権が変わったのを機に「再度圧力を加える集会」を二年前と同じ日に開催するというのが上記記事である。

どうせやるなら同じ日に、同じ場所で「県民大会」を開く方がインパクトがあるだろうが、

それをやると「11万人」のウソがバレてしまうので、同じ日だが場所を変えて「県民大会」ならぬ「県民集会」としたところに主催者の苦労が滲み出ている。

そえにしても、「9.29県民大会決議を実現させる県民集会」とは長ったらしい名だ。

さすがに「県民大会」と冠するのは気が引けたのだろう。

だとしたら「11万人集会」は、果たして「県民大会」といえる類のシロモノだったのか。

記事は「同会では、県民大会の実行委員会構成団体や支援団体への協力要請を始めている」と結んでいるが、

その構成団体がとても県民大会とはいえない噴飯モノの「政治集会」であることは下記引用のリストを見れば明らかである。

「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(11万人集会)の実行委員会構成団体は魑魅魍魎の集団だった!

6.9「沖縄県民大会」実行委員会参加63団体

★実行委員会代表呼びかけ人

高嶋伸欣、佐久川政一、大濱敏夫、松田寛

★6.9 実行委員会参加団体(順不同)

(1)社大党、(2)社民党、(3)共産党、(4)民主党、(5) 沖教組、 (6) 民主教育をすすめる沖縄県民会議、(7)連合沖縄、(8)県労連、(9)自治労、(10)国公労、(11)フード連合、(12) 1フィート運動の会 (13)全水道、(14)平和運動センター、(15)医労連、(16)沖縄平和ネットワーク、(17)「とめよう戦争への道」百万人署名運動沖縄の会、(18)沖縄県歴史教育者協議会、(19)沖縄教育支援ネットワーク、(20)沖退教、(21)高退教、(22)「ジェンダー問題」を考える会、(23)マスコミ労協、(24)沖縄九条連、(25)虹の会、(26)平和教育をすすめる会、(27)全港湾、(28)私鉄沖縄、(29)統一連、(30)中部地区労、(31)北部地区労、(32)住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄、(33)平和市民連絡会、(34)反戦地主会、(35)中部地区労OB会、(36)沖縄市九条の会、(37)普天間爆音訴訟団、(38)第9条の会沖縄うまんちゅの会、(39)一坪反戦地主、(40)なはブロッコリー、(41)民主青年同盟、(42)基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、(43)沖縄医療生協平和行動委員会、(44)大学人九条の会、(45)自由法曹団沖縄支部、(46)沖縄県平和委員会、(47)とめよう戦争への道沖縄の会、(48)医療生協、(49)新日本婦人の会、(50)沖縄民医連、(51)アイ女性会議、(52)沖縄YWCA、(53)東本願寺沖縄開教本部、(54)九条の会糸満、(55)沖縄人権協会、(56)沖縄県憲法普及協議会、(57)日本科学者会議沖縄支部、(58)沖縄生協連(59)沖縄地区数学教育協議会、(60)沖縄労組交流センター(61)恨之碑建立をすすめる会沖縄、(62)日本中国友好協会沖縄県支部、(62)政労連沖縄地連、(63)高教組(■沖縄平和ネットワークhttp://okinawaheiwa.net/project/resolution070609.html

 

これが県民大会といえるか!

恥もなくこれに「県民大会」と冠することに一県民として怒りを覚える。

 

関連記事

沖縄タイムス 2009年09月02日 社会 

「集団自決」記述 どうする民主/政権交代 教科書検定に熱視線【09月02日】
県民大会実行委 東京行動へ

 民主党が政権をとったことで、沖縄を揺るがせ続けてきた歴史教科書から沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」記述が削除された問題は、どう影響を受けるのか。政権交代で、検定意見を出した文部科学省はどう変わるのか。2007年の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」からやがて2年。識者や関係者に、政権交代が教科書問題にどう影響するのかを聞いた。(安里真己)

 07年、国会で同問題を追及する役割を果たしたのは民主党議員だった。また県民大会には菅直人代表代行が参加した。

 当時、同党の勉強会に呼ばれた高嶋伸欣琉球大学名誉教授は「民主党政権になって文科省は困っているのではないか。鳩山由紀夫代表は日米だけでなくアジア諸国との関係も大事と言っている。アジアの反発を考えると教科書問題を抜本からやり直せと言うかもしれない」と期待を寄せる。民主党が、教科書採択権を教育委員会から学校に移すことや検定制度そのものの見直しを掲げたこともある経緯にも触れ、制度に手をつける可能性を示唆した。

 一方、「子どもと教科書全国ネット21」事務局長の俵義文さんは、「文科省や教科書がどう変わるか、まだ見えない」と慎重だ。民主党はマニフェストで、教科書検定については明言していない。「文科省がどこまで、政権の言うことを聞くか分からない」と指摘する。

 俵さんによると、記述回復に反発していた保守系議員の超党派でつくる日本会議国会議員懇談会で、立候補者168人のうち82人が当選し、86人が落選した。「同会の国会での勢力が弱まるのは確か。文科省に簡単に圧力をかけられないのではないか」とみる。ただ、同懇談会メンバーには、民主党議員もいる。「文科大臣、副大臣が決まらないと、今後の方向は何とも言えないが、個別の記述について働きかけていきたい」と話した。

 県民大会実行委員会の玉寄哲永副委員長は「国民が新しい世の中を期待しているということ。国民をちゃんと意識した政治になるのではないか。期待感を持っている」と言う。同実行委員会は、県民大会から2年の節目に集会を開き、記述回復と検定意見撤回を求めて、東京で要請行動をする方向で調整中だ。「ウチナーンチュとしての主張を貫く」語気を強めた。

 高教組の松田寛委員長は「政権交代は、大きな転換点になる。きちんと申し入れて、文科省が『撤回できない』といった検定意見を再度協議のテーブルに載せさせたい。沖縄は、簡単におさまらないことを示したい」と力を込める。


                                              ◇

政権交代が教科書問題にどう影響するのかを聞いた

政権が変わるたび歴史教科書が変わる国はまともな国ではない。

それも中韓に媚びて、その歴史観に沿った教科書作りを模索する民主党は、教科書検定を中韓に委ねる気か。↓

中韓大使と会談の鳩山氏「歴史問題を見つめる政権をつくりたい」
2009.9.4 22:47

鳩山由紀夫・民主党代表(右)を表敬訪問した崔天凱・駐日中国大使=4日、午後1時27分東京・千代田区の民主党本部で大西史朗撮影 民主党の鳩山由紀夫代表は4日、党本部で崔天凱駐日中国大使、権哲賢駐日韓国大使と相次いで会談した。両大使はいわゆる「A級戦犯」合祀(ごうし)を理由に靖国神社を参拝しないと公言する鳩山氏の歴史認識を高く評価しており、権大使は「鳩山氏の正しくバランスのとれた歴史認識を国民はよく知っている」と絶賛。鳩山氏は「日韓は一番近い2国間関係だ。歴史問題をしっかりと見つめる政権をつくり、より良い関係を築きたい」と応じた。(略)

       

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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コメント (18)

愛国心を持たぬ巨大与党・民主党 自民党は最強の野党たれ!

2009-09-09 06:26:36 | 県知事選

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一昨日のエントリー「ハゲ鷲に対する琉球新報の「核武装論」」で、日本の野党と欧米の野党の国益に対する考えの違いを皮肉交えで書いた。

同じような論旨のことを、約5ヶ月前にも書いていたのを思い出した。

が、その時は民主党への政権交代という予感はあっても、自民党がまさかこのような歴史的大敗をするとは夢想もしていなかった。

野党の与党攻撃を「反政府か反国家」かに識別するリトマス試験紙は安全保障政策であると書いている。

我ながら卓見と、自己満足(どぅーふみー)しつつ、以下に再掲する。

自国の国旗を切り刻むような民主党が、健全な野党でなかったのはいうまでも無いが、与党となった今後も国旗・国歌を侮蔑しながら与党だと嘯くのだろうか。

自民党は敗戦のショックから立ち直れず、首相指名に麻生と書くのは癪だから、白票にすべき云々で「学級崩壊」ともいわれ、揺れに揺れている、

だが、野党の首相指名はあくまで儀式であり、それが実現されるはずも無いのは承知の上の不毛の議論。

儀式なら儀式らしく粛々と麻生と明記して投票すべきで、これにイチャモンつけるのは、マスコミくらいのもの。

この期に及んでマスコミに引っ掻き回される愚はさけるべきであり、それより「最強の野党」としての決意を固めるべきだろう。

最強とは、国旗・国歌には敬意を表し、反政府ではあっても国益第一の反国家では無い野党のこと。

国旗・国歌を侮蔑し、愛国心どころか「日本列島は日本だけのものでは無い」という最狂の与党に対しては、

最強野党を目指す自民党が、今頃内紛している場合ではない。

以下は一部加筆した再掲です。

                  ◇

反国家と反政府の違い 「国連決議違反」を削除 売国政党の要求で

議会制民主主義の国では、野党は政府与党の政策に対立するから野党であり、何の反対もなく意見が同じなら大政翼賛会になってしまう。

これでは健全な民主主義国家とはいえない。

野党が国内政策の違いで反政府であっても、決して反国家は許されない。

なぜなら国会議員は国民の税金で生活の糧を得、国民の利益を代弁する義務があるからである。

従って国民の安全保障に関わる国防問題には、通常は反政府の野党といえども国民の安全確保に与野党一丸となってことに当たるのが普通の国である。

アメリカに例を取ると、現政権のオバマ民主も、前政権のブッシュ共和も野党の時は政府与党に反対しても、「アメリカへの忠誠」では同じであり当然の如く国家や国旗には敬意を表す。

だが、不思議なことに我が国の野党は、反政府を通り超して自国民の安全確保は二の次であり、敵対国の立場のみ考える反国家的言動をする。

国民の税金で糧を得る国会議員が公然と「反国家」言動をする我が国はやはり普通の国ではない。

山本七平氏は国会議員の「反政府」と「反国家」について次のように書いている。

「反政府だが反国家でない」。この差は微妙だが、毫釐(ごうり) の差は千里の差となるのである。占領軍は意図的か本能的かはわからぬが、微妙な点で、野党とマスコミはを反国家の方へ誘導している。また国民は戦時中の「国家の重圧」にこりごりした面があり、そこである種の共感をもつ。その結果、後に「国家悪」などという本もあったほどだから、ある時期まで反国家であることが野党の存在理由であるような錯覚もっていた。 これは、確かに占領軍にとっては成功した政策であった。(『「常識」の非常識)

対北自制要求決議から「国連決議違反」を削除 共産、社民、国民新の要求で  2009.3.31 01:30 産経新聞

 北朝鮮の弾道ミサイル発射問題で、与野党が30日、発射の自制を求める衆参の国会決議の原案から、北朝鮮のミサイル発射を「国連安保理決議に明白に違反」とした文言を削除したことが明らかになった。共産、社民、国民新の野党3党の要求によるものだ。

 自民、公明両党は削除を受け入れたが、自民党内からは不満の声も出ている。また、決議案の名称も「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」とし、「弾道ミサイル」ではなく「飛翔体」とあいまいな表現にとどめた。

 衆参両院は31日の本会議で、それぞれ全会一致で採択する。

 民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は30日午後、国会内で会談。決議原案の「国連安保理決議に明白に違反」との表現に対し、共産、社民両党が「北朝鮮は人工衛星と称しており、『明白に違反』とまでいえるのか」と難色を示した。国民新党は「中国、ロシアが新たな安保理決議に慎重な構えで、外交面の配慮も必要だ」と削除を求めた。

 これに対して、民主党も与党に削除を要請することで一致。野党側の要請を受けて、自民、公明両党の国対幹部は対応を協議し、削除を受け入れた。

 参院は30日午後、「明白に違反」との表現を盛り込んだ決議案でいったん合意し、自民、公明、民主、国民新の4党が共同提案を終えていた。しかし、与野党の衆院国対間の合意を受けて、決議案を修正して再提出することになった。

 自民党国対幹部は30日夜、「『明白に違反』を削っても、安保理決議違反と規定できる。発射が迫っており、早く採択する必要がある」と説明する一方、決議案に「国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており」との表現があることを削除容認の理由に挙げた。

だが、「明白な違反」との表現を削れば「人工衛星」と称する北朝鮮におもねる印象を与え、決議のインパクトが落ちかねない。自民党の防衛庁長官経験者は「いかにも及び腰だ。弾道ミサイルの発射後、日本が新たな国連安保理決議を求めても、北朝鮮や国連決議に慎重な中国、ロシアに足をすくわれるかもしれない」と不満を表明した。

■「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」案の削除部分

【衆院決議案】

 国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており、今回の北朝鮮による行為は、国連安保理決議に明白に違反するものである。

【参院決議案】

 国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており、北朝鮮による飛翔体発射は、仮にこれが北朝鮮のいう人工衛星の打ち上げであっても、国連安保理決議に明白に違反するものである。

※上記のうち、太字の部分がそれぞれ削除される。

                  ◇

前に、安全保障問題は売国政党をあぶり出すリトマス試験紙の役割りを果たすと書いた。

今回の対北自省要求の国会決議は「被害国」としては当然の行動であり、与野党一丸となってこれに当たるべきであるが、

「反国家政党」、いや、売国政党の社民、共産、国民新の三党がこれにいちゃもんをつけ文言を骨抜きにしたという。

これで社民党、共産党、国民新党の三党は我が国民の安全より北朝鮮の顔色伺う方を重視する「親北勢力」であることがあぶりだされる結果となった。

共産、社民両党が北朝鮮へ平伏すのは、日頃の言動から判断して特に驚くことではないが、次期政権を狙い小沢氏を次期首相に推すという民主党までもが、北の配慮に熱心な共産、社民に同調したことは、この党が持つ反国家的性格が計らずも露呈した結果になった。

村山内閣当時を想い出すがよい。やはり民主党に政権を譲るのは国益を損なうことになる。

参考記事:

日本の迎撃方針を容認=北のミサイル問題で米国務長官

北ミサイル、制裁決議も視野=日米外相が会談

「発射は安保理決議違反」=北ミサイルで日韓外相

 

反政府の野党と反国家の差は天と地の差がある。

反政府の野党は健全な議会制民主主義では存在することに意義がある。

反国家の野党は売国政党であり、国よっては「国家反逆罪」や「スパイ防止法」の対象である。

集団自衛権をはじめ、国民の生命と安全に関わる安全保障問題で、

「隠れ社民党議員」を数多く抱える反国家民主党に政権を取った上、その社民党とも連立を組むという。

国家百年の計を誤らないため、自民党が最強の野党たるべし!

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コメント (9)

宮古に「従軍慰安婦」の碑

2009-09-08 07:53:42 | 従軍慰安婦

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沖縄タイムス 2009年09月07日 社会 

政府の謝罪と補償求め 「従軍慰安婦」碑建立1周年/関係者ら非戦誓う【09月07日】 

 

「従軍慰安婦」祈念碑に献花する参加者=6日、宮古島市上野

「証言集」も発刊


 【宮古島】宮古島市上野の「従軍慰安婦」祈念碑建立から1周年を記念した集いが6日、同碑前で開かれた。建立にかかわった宮古島や韓国、県外の関係者、地元住民らが参加し、非戦の誓いを新たにする一方元「慰安婦」への日本政府の公式謝罪と補償を求め、連携して活動することを確認した。また、日韓共同「日本軍慰安所」宮古島調査団は同日、住民16人による、市内各地にあった慰安所の証言や活動内容などまとめた報告書を発刊した。

 報告書は韓国でも出版予定で、編集した早稲田大学大学院博士課程で沖縄戦と朝鮮人の関係を研究する洪(ホン)〓伸(ユンシン)さんは「慰安所の存在の証言集はこれまでない。証言者の記憶を後世に継承したい」と話した。

 集いでは、同碑を建てる会で共同代表を務めた尹貞玉(ユンジョンオク)さん、高里鈴代さん、中原道子さん、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会の尹美香(ミヒャン)代表、宮古からは事務局の清水早子さん、証言者の与那覇博敏さんらがあいさつした。

 中原さんは「日本政府は公式謝罪と補償に耳を傾けなかったが、政権が変わったことは重要。是が非でも、この4年間で解決したい」と話した。尹代表は韓国で戦争と女性の人権博物館の建設を予定しているとして、活動の広がりの重要性を指摘した。清水さんは「集団自決(強制集団死)」の教科書検定問題なども絡めながら、自衛
隊による宮古圏域の軍事利用にも懸念を示し「自分たちの足元を見つめ直す必要がある」と述べた。

 報告書は、地元証言者の佐久田玄徳さん、伊良部ミヨさん、佐和田豊三さんに手渡された。伊良部さんは幼いころ、自宅付近の井戸で朝鮮の女性が水浴びする光景を見た。「母がよくあの人たちはかわいそうだと言っていた」と話す。

 「二度とこんな戦争は起きてはいけない」と涙ながらに語った。

※(注=〓はへんが「王」でつくりが「允」)


                    ◇

「朝鮮人売春婦」碑の一周年記念行事ということで、タイムスが張り切って報じるのが上記。

タイムスが、戦時売春婦の哀れな身の上に同情心を持つのはご自由だ。 お得意の思想・信条の自由というヤツだ。

それを大々的に報道するのは、言論の自由というヤツか。

だが、何ゆえ今時、あの朝日新聞さえ使わない「従軍慰安婦」といういわくつきの言葉を、括弧付きとは言え敢えて使用するのか。

慰安婦がいたのは事実だとしても「従軍慰安婦」なるものが存在しなかったことは、今では現代史の定説では無いのか。

売春婦は人類の歴史上最も古い「職業」といわれ、現在でも日本の各地には「朝鮮人売春」が営業中であることに反論できるものはいないはずだ。

だとしたら、歴史上のある一点の時空を輪切りにして、その時の特定地域の出身者にだけに同情を集中させる理由は何か。

特定の時空とは、大東亜戦争当時の朝鮮出身売春婦という意味である。

大東亜戦争時以外のどの時代でも、どこの国であっても、この人類最古の職業に従事する哀れな婦人は存在したはずだ。

ところが、沖縄である目的を持つ集団は、大東亜戦争時の、朝鮮人売春婦にのみ満腔の同情心を表し、「従軍慰安婦」碑まで建立したというのだ。

碑建立の目的は何か。

当然、謝罪と賠償金要求というお決まりの「強請りたかり」が目的である。

差別を声高に叫ぶ沖縄の差別主義者が、同じく差別を叫ぶ在日や左翼アイヌ人団体、そして「差別強請り」の本家ともいえると結びついたのが、この「従軍慰安婦」の建立運動だといえる。

ここで「従軍慰安婦」の虚構についての詳述は省略するが、

大戦当時日本の一部であった韓国の「韓国挺身隊問題対策協議会」のいわれを知ればこの問題のいかがわしさが自ずと分かる。

戦時中、女子学生は銃後の護りと称して、軍需工場に勤労奉仕に駆り出された。 

その女子学生のことを、「女子挺身隊」と称した。

ところが、戦後の韓国で女子挺身隊の話をきいて「女性が身を挺して軍に奉仕するのだから従軍慰安婦に違いない」と勘違いした無知集団がいた。

彼らは「従軍慰安婦問題」を検証すると称して「挺身隊問題」としたのが間違いの元である。

韓国人が「女子挺身隊」をその字面から誤解するのはある程度止む得ないとしても、

高等教育を受けた筆者の友人の中にも「女子挺身隊」を「従軍売春婦」と誤解している人がいるのは驚きではある。

だが、沖縄タイムスが上記のような偏向記事を誇らしげに報じる沖縄ではこれも止むをえないのだろうか。

韓国の学者でも良心的学者はこのように語っている。

李栄薫ソウル大教授「従軍慰安婦は売春業」,

 
                                        ◇

一年前の丁度今頃、読者の太平山さんが宮古の「従軍慰安婦」碑に危機感をもたれて詳しいレポートしてくださった。

そのときのエントリーを再掲します。

コメント欄で太平山さんが頑張っておられます。

ここに資料として保存しておきました。⇒宮古の従軍慰安婦

太平山さん、ご無沙汰ですが、お元気でしょうか。

時々でもコメント待っています。

                   ◇

 「慰安婦の碑」建立へ 宮古島を反日の島へ!

「集団自決訴訟」の第二回控訴審を9日に控え、沖縄の宮古島で、反日のシンボルともいえる「慰安婦の碑」が建立された。

「集団自決」と「慰安婦」は教科書記載にも絡む「反日」を象徴する問題だが、問題の本質が「軍の関与」というあいまいな言葉で「悪逆非道な日本軍」へと摩り替えられる点で両者は同じ根を持つ。

「慰安婦の碑」建立へ 心体の傷いえず(2008.9.7) カメラ 涙ながらに証言する朴順姫さん=6日、宮古島市平良の宮古島マリンターミナル

 【宮古島】宮古島市民や日韓の研究者らでつくる「宮古島に日本軍『慰安婦』の祈念碑を建てる会」は7日、戦時中に朝鮮人慰安婦が宮古に連行された歴史を伝える「日本軍『慰安婦』の祈念碑」を12カ国約600の個人・団体からの賛同を得て同市上野野原に建立する。同会によると同様の祈念碑建立は国内初。建立前日の6日、同市平良で証言会があり、満州へ強制連行された元朝鮮人慰安婦が涙ながらに自身の悲惨な体験を語った。
 証言したのは1939年冬―45年秋の約6年間、日本軍の慰安婦として満州に強制連行された韓国人の朴順姫(パクスンヒ)さん(85)=ソウル市。祈念碑建立に合わせ「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」の呼び掛けに応じ、初めて海外で証言した。高校生を含め、多くの市民が聞いた。
 韓国の平安南道元山で生まれた朴さんは16歳の時に強制連行された。当時について「隣町に住む友達の家へ遊びに行く途中で日本の憲兵2人に『こっちに来い』と言われた。そのまま日本人の部屋に何日間か閉じこめられ、列車で中国へ連行された」と説明した。(略)
 
                   ◇


>強制連行された韓国人の朴順姫(パクスンヒ)さん(85)

さすが、ウソの証言で世界旅行をするお方、行く先々で歓迎されるからなのか、それとも裕福な暮らしをしているのか高齢(85歳)にはとても見えない。

「心体の傷いえず」とは、

とても思えない健康な風貌。

写真で見る限りご、20歳は若く見えるがまさか年齢もウソではないでしょうね。(笑)

かつて朝日新聞が捏造した「従軍慰安婦」の強制連行説は、大体こんな風になる。

日本軍が朝鮮半島の女性たちを「強制連行」して「性奴隷」にしていた

結局、この「慰安婦問題」は、さまざまな検証を経て、 朝日新聞が捏造した真っ赤なウソであることがが明らかにされている。

「慰安婦」は自分の意思や親の困窮の為女衒(ぜげん)に売られた女性が大部分であり、日本軍が組織的に強制連行したり、拉致した例はない。 

そもそも上記記事の「韓国挺身隊問題対策協議会」も、韓国人が戦時中、女子学生が工場等で勤労奉仕した女子挺身隊を、その文字から誤解して「挺身隊=慰安婦」と捏造したのだ。

「従軍慰安婦」を正確に表現すると、「戦地売春婦」が正しい。 

韓国の学者でも良心的学者はこのように語っている。

李栄薫ソウル大教授「従軍慰安婦は売春業」,

 
ところがここに来て、なぜか今度は沖縄の宮古島でで突如このように火の手があがるのか。

沖縄は組しやすしと見て、日本に「慰安婦記念館」でも建設するつもりなのか。

「慰安婦記念館建設を」 元慰安婦の70代女性が主張

 

宮古島に「慰安婦の碑」が建立される理由は、戦時中宮古で、慰安婦の姿を目撃した証人がいたからだという。

バカバカしい。

「従軍慰安婦」問題のポイントは、慰安婦がいたかどうかではなく、慰安婦を「強制連行」したかどうかの問題である。

結論は「強制連行はなかった」

一方、軍が利用したという点を捉えれば「軍の関与」はあった。

だからと言って「強制連行」はいうまでもなく、「性奴隷」の事実などは論外である。

「宮古島に慰安婦がいた」という事実が、

「慰安婦を強制連行して性奴隷にした」とすり変わる。

得意の手口のキーワードが「軍の関与」。

「集団自決があった」という事実が、

「軍命令でやった」とすりかわる手口と全く同じである。

とにかく、理屈はどうあれ「悪逆非道の日本軍」の記事がマスコミに流れれば、係争中の裁判の援護射撃になる。

これも一種の「場外乱闘」なのだろう。

当日記でも過去に従軍慰安婦の分類で実に86回もエントリーしている。(自分でもビックリ!)

 読むのが面倒な方は、要領よくまとめてあるのでこのサイトがお勧め。⇒「従軍慰安婦

なお、「慰安婦の碑」に刻まれた碑文は読者の太平山さんからご報告頂いているので下記エントリーをご参照下さい。

宮古に「慰安婦の碑」!日韓で沖縄を反日基地に

上記エントリーのコメント欄で太平山さんが「韓国挺身隊問題対策協議会」について詳述されているのでご参照下さい。

沖縄を「従軍慰安婦」の恨みの碑で埋めようとする、反日・韓国グループに反対する方、クリックお願いします。

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ハゲ鷲に対する琉球新報の「核武装論」

2009-09-06 09:33:41 | 県知事選

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父親の行動が気に入らずに口喧嘩をしたとしよう。

所詮は親子喧嘩、それで親子の絆が切れるわけではない。

喧嘩の度に絆が切れたら、家族は崩壊してしまう。

だが、他人が同調して自分の父親を批判したらどうなるか。

例え喧嘩相手の父親でも、他人が批判することは不愉快であり我慢できないもの。

 

アメリカを一つの家族と例えて見よう。

前当主のブッシュの政策を、現当主のオバマが批判した。

だからといって、他家の鳩山がブッシュの政策を批判したらオバマは、「アメリカ家」を批判された考える。

そう、「アメリカ家」は国内では政策の違いで野党が批判しても、あくまでも親子喧嘩の類と考える。

ところが一旦外国からの批判があったらどうなるか。

国益を最優先にする「アメリカ一家」の与野党は瞬時に結束する。

タカ派のブッシュとハト派のオバマは、安全保障政策において真逆の印象を受ける。

だが、程度の差はあっても自国の安全保障を最重要と考える点では両者は全く同じである。

「有事」における与野党の結束は素早い。

ヨーロッパ諸国の与野党も同じ関係といえる。

どんなに与野党が泥仕合をしても、

国益を守ることでは一致団結する。

その点、日本の野党が国益無視で、与党攻撃するのとは趣を異にする。

日本の与野党の対立が最も激しいものが、国民の安全保障政策である。

次期首相となる鳩山民主党代表は、外野席からヤジを飛ばす気軽さでブッシュ政権を批判してきた。

鳩山氏のこれまでの言動や「鳩山論文」が、「反米」だとして「アメリカ家」に警戒心を持たれている。

米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判 米国内の専門家ら

衆議院選で圧勝した後の3日、鳩山氏は、オバマ大統領と電話会談をした。

オバマ大統領は、「海の両側で民主党が勝利した」と、衆院選での民主党の圧勝に祝辞を送った。

鳩山氏は「民主党の勝利はオバマ大統領のおかげだ。」とこれに応じた。

鳩山氏は、9月下旬に米国を訪問し、大統領との会談で、首脳間の信頼関係を築きたい考えだ。

鳩山代表は、ブッシュ前大統領を批判したオバマ大統領をを、自分のお仲間と勘違いする脳天気ぶりである。

その脳天気ぶりを、くどくど書いてきたが、さすがは産経抄、鳩山氏の甘さを、たった四行で見事に浮き彫りにしてくれた。

鳩山氏も民主党も「オバマ政権も前政権を批判してきたから、自分たちの仲間」と思いこんでいるフシがある。だが国内はともかく他国からの批判を簡単に受け入れるほど、外交は寛容でない。新政権の習い始めとしてその甘さを捨てたい。》(産経抄 2009年9月5日)

自分で政権運営をするとは夢にも思わなかったお坊ちゃまが、気がついたら国の代表になった。 

過去のリベラル気取りの青い臭い対米発言が、今ブーメランとなって鳩山氏を襲っている。

                   ◇

 琉球新報 社説

日米同盟 凜とした鳩山新政権であれ  2009年9月4日       

 政権発足前にもかかわらず日米同盟をめぐり、米国からの揺さぶりに鳩山民主党がうろたえている。 
 「鳩がチキン(臆病(おくびょう))になったのか」とやゆされる。「緊密で対等な日米同盟」の構築を掲げ政権をつかんだ民主党だ。凜(りん)とし、毅然(きぜん)とした態度で日米の新たな時代の再構築に挑んでほしい。
 「揺さぶり」のきっかけは米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に掲載された鳩山由紀夫代表の寄稿文だ。
 論文で鳩山氏は、イラク戦争の失敗や金融危機は米国主導のグローバリズムの終(しゅう)焉(えん)と指摘した。
 加えて、日米安保を日本外交の礎石としながらも「アジア共同体」創設構想に論及した。
 これが「反米的だ」と米政府関係者の逆鱗(げきりん)に触れたようだ。
 東アジアを担当した元国務省副次官補は、「鳩山外交」が日米同盟を弱体化させるものだと痛烈に批判し、「同盟相手を信用できないなら、ほかの相手を探すことになる」とまでくぎを刺している。
 別の知日派識者は政権公約で掲げた「対等な日米同盟」にすら「意味不明」とはね
つけている。
 世界金融危機に対する米国の行き過ぎたグローバリズムへの批判は、もはや世界の共通認識だ。
 だが鳩山氏は「グローバリズムには負も正もある」「東アジア共同体構想から米国を排除する発想は持っていない」と火消しに躍起だ。米国の過剰反応にたまりかねたのか、3日未明のオバマ米大統領との電話会談で釈明している。
 
民主党の対米姿勢は沖縄にも大きな影響を与える。例えば普天間移設問題。民主党が主張する「県外か国外移設」に、米政府は辺野古移設が「国と国との合意」として「再交渉する考えはない」と早々に一蹴(いっしゅう)している。
 民主党が反対した在沖米海兵隊のグアム移転協定にも「政府間の合意」を盾に聞く耳すらない。
 政権末期の自公政権が駆け込みで合意した協定を、国民の負託を受けた鳩山新政権が見直すのは自然なことだ。
 オバマ米新政権も「チェンジ」を合言葉に、ブッシュ旧政権の軍拡路線に歯止めをかけ、核廃絶を打ち出したはずだ。
 旧政権の負の遺産に縛られず、不平等な日米地位協定の改定、沖縄の真の負担軽減となる在日米軍再々編など、無理のない対等な関係再構築に日米の両新政権は果敢に挑戦してほしい。

                     ◇

昨日のエントリーで、鳩山新内閣が米国と対等な関係を主張しても絵に書いた餅だと書いた。

ところが、その日の琉球新報は「日米同盟は凛とせよ」とのご高説。

平和の鳩ならぬ「友愛の鳩」が凛として、毅然とした態度で猛禽の白頭ハゲ鷲(アメリカの国鳥)に対抗するには、どうすればよいかを琉球新報が逆説的に示唆しているようである。

Bald eagle brick background
 
■ハゲ鷲に凛と対抗する小鳩よ、泣くな!■
 
新報は「友愛の鳩」を称して、わざわざ「チキン」という言葉で揶揄しているが、
 
小沢氏に支配される鳩山内閣を称して「小沢・鳩山内閣」、
 
略して「小鳩内閣」とは絶妙なニックネームである。
 
⇒♪♪啼くな小鳩よ ♪♪
 

核の傘に入っていることを認めていながら、「非核三原則」を主張し、それを明文化せよと迫る社民党とも連立を組む鳩山内閣。

いや、「非核三原則」どころか核に関しては議論さえ許さぬ国が、凛としたら喜劇の主人公ではないか。

小鳩内閣は小沢氏の司令を受けながら、首筋にへばり付くコバンザメのような社民党の顔色を伺わねば外交は出来ないのか。

来年1月撤退で一致へ 給油活動で民社国3党(9/5中国新聞)

民主、社民、国民新の3党は、連立政権樹立へ向けた協議で外交・安全保障の基本政策に関し、次の合意事項を取り決めた。

①インド洋補給活動については、来年1月に撤退。アフガン支援を行っていく。

②海賊対策は、海保主体で行う。

③普天間移設は、「辺野古への新基地建設を含む、在日米軍基地の在り方を検討する」と玉虫色。

海保で海賊対策というが、海保に重装備の海賊を撃退する能力はあるのか。海保に死者が出たら誰が責任を取るのか。

民主党や福島民社には、海賊の襲撃能力を分かっていないし、インド洋やソマリア沖のシーレーンの安全確保が、日本の国益にどれだけ重要か理解していない。

ガソリン値上げで騒いだのはたった1年半前のこと。

外交や防衛は、毎日の生活の安全保障に繋がっていることを、彼らは理解していない。

かつて日本が無謀とも言える日米戦争に踏み切ったのは直接の引き金は石油を断たれたからだ。

国の安全保障は決して生活から切り離されたところに存在しているのではない。



さて、琉球新報が凛とせよという日本は、仲間が敵に襲われても見て見ぬ振りをする国である。

そんな国に「凛とした日米同盟」を求める琉球新報は、何を根拠にして「凛として付き合え」と言うのか。

日米同盟は軍事同盟である、ということを認識しての発言なのか。

軍事同盟なら、凛とした態度ができる根拠は、軍備の多寡に決まっている。

琉球新報は、アメリカという超大国に対等の関係で付き合っているお隣の貧乏国を意識しての発言なのであろうか。

「870万人もの自国民を飢えさせる」貧乏国の北朝鮮が、凛とした態度で超大国のアメリカと対等に渡り合ったている根拠は何か。

制裁決議をした国連に対し、謝罪を要求をする態度の根拠は何か。

北朝鮮は、アメリカと対等に渡り合うだけではない。

あの超大国に圧力さえ加えて、外交を有利に導いているではないか。

その根拠は、「長崎原爆規模の核爆弾8発まで作れる」ウラニウムを保持しているという軍事力にある。

これを琉球新報が知らないはずは無い。

だとしたら、日本も北朝鮮に倣って核武装をし、

集団的自衛権を明確に認め、

自衛隊という曖昧な呼称を廃し、

正式に国軍と改め、

その上で凛とした態度で臨めば、

対等な日米関係は自ずと築かれる、と新報は示唆しているのか。

 

もっとも、急いて核武装をするまでもない。

「核武装をするぞ」という一言でアメリカは仰天し、

日本の外交交渉力は増強され、防衛の抑止力は格段強化される。 しかもこの発言に予算は必要としない。

琉球新報は、鳩山内閣は日米関係において、

北朝鮮を見習って凛とせよというアリガタイ意見を述べているのである。

     

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦

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国歌・国旗に憎悪を示す沖教組 勇気ある元教師の手記

2009-09-05 12:31:41 | 未分類

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琉球新報 金口木舌 2007年4月13日
 壇上の幕の中央に掲げられた日章旗が、会場内を睥睨(へいげい)しているようだ。司会が一同の起立を求め、教頭が開式を告げる。そして起立状態のまま「国歌斉唱」へ。一瞬迷った末に、腰を下ろした
▼10日、小学校の入学式に親として出席した。「国歌斉唱」で座っているのは、見る限りはほかにいなかったが、声に出して歌っている父母や教員はわずかだった
▼「日本復帰」前の
一時期、わが家の門にも日の丸が翻った。学校では「標準語」の使用が奨励され、「白地に赤く 日の丸染めて」の歌や君が代も覚えた。時代の空気の中で、教育がそれを後押しした
▼ただ、戦前の皇民化教育、沖縄戦を経験しながら、県民が戦後再び日の丸を掲げたのは、米国施政権下という屈辱的で権的な状況からの脱却を目指したからにほかならない
▼復帰後も米軍優先の実態は変わらないが、なぜ今の時代に日の丸・君が代が推進されるのか。教育基本法が改正され、憲法改正に向けた国民投票法も
成立しようとしている中で、疑念は強まるばかりだ
▼入学式は最後に「1年生になったら」の合唱で締めくくられた。緊張した中にも、期待を胸にした表情。元気な声が場内に広がった。誰が主人公かを示すように。

                    ◇

このコラムの記者が国歌を否定しようが、卒業式の国歌斉唱時に起立を拒否して着席しようが勝手だが、何もわざわざ新聞のコラムで自慢げに書くべきことだろうか。

自分は公立学校の教師ではなく、一父兄に過ぎないから「思想・信条の自由」で、国歌、国旗を拒否するというのなら、それはそれで一応もっともらしい。

だが、社会の木鐸を自認する新聞が、このように明らかに偏向したコラムをごく当たり前のように書くところが、沖縄の新聞の特徴でもある。

沖縄の教師といえば、日の丸、君が代には憎悪を抱き、授業はそっちのけで「平和教育」に現を抜かす、といったイメージが強い。

だが、沖縄にも卒業式の国旗掲揚、国歌斉唱に賛意を示す先生方もおられる。 残念ながら沖縄の新聞では、国旗・国歌反対の左翼教師の記事しか報道されないので、勇気ある先生方のニュースは本土新聞に求めざるを得ない。

以下は世界日報の引用です。

                    ◇

 「組合教師」の特権 (10)
こうして学力は低下した 沖縄編

国旗掲揚、国歌斉唱-卒業式が反対討論会に

連動し報道するマスコミ

picture 堂々と国旗国歌への賛成を表明し、沖教組に対抗した過去を振り返る元高校教師・屋嘉比勇夫さん
 一九八五年、国旗国歌に関する「徹底通知」が文部省から出されることにより、沖縄の校長や教職員のほとんどは、国旗掲揚・国歌斉唱という未知の経験をすることになった。

 元高校教師の屋嘉比やかび勇夫氏は当時、沖縄本島北部にある本部高校で教鞭きょうべんを執っていた。同校は沖教組の影響力が強く、国旗国歌に反対しなかったのは、本人を含めて二人だけだった。

 屋嘉比氏は八六年三月一日の卒業式の様子をこう振り返る。

 「卒業式では、まず生徒会顧問が『主役は卒業生なのか、国歌なのか』と叫んだ。すると開会宣言で、ある卒業生が立ち上がり、『ちょっと待ってくれ。国旗を掲揚するのをやめてくれ』と迫った。生徒らは拍手し盛り上がった。生徒に指名された教師が登壇し、『侵略戦争のシンボルを持ち込むのは理不尽だ』と言いだした」

 この模様は地元紙や全県のテレビで報じられた。「開式直後、生徒が日の丸問題を議論することを提案し、卒業式は一転して討論会に変わってしまった。日の丸撤去要求を学校側が拒否すると、生徒たちは式をボイコット。生徒は運動場で勝手に卒業式を行う一方、校長は誰もいない式場で卒業証書を読み上げるという異例の事態になった」(「沖縄タイムス」八六年三月二日付)

 なぜ、北部の辺鄙へんぴな地にある高校の卒業式に、多くのメディアがあらかじめ詰め掛け、報道できたのか。

元自民党沖縄県連会長の西田健次郎氏によると、「国旗国歌をめぐる卒業式の混乱は想定されていた」。騒動を全国発信したい同高校が、マスコミに情報を事前に流したという。

 翌年十月の特別平和集会で、同校の生徒が「僕らは昨年の卒業式で『日の丸反対』と言って混乱させたけど、あれは正しかったのか」と訴えた。

 三十四年間高校教師を務めた屋嘉比氏は、「生徒たちの行動は、理性的なものというより雰囲気に支配されていた。まるで洗脳されていたかのように」と振り返った。

 反国旗国歌運動は、この年も続いた。八七年三月、今度は本島中部の読谷高校の卒業式で、女子生徒が国旗を引きずり下ろす事件が起きた。

 西田氏は、「その高校の卒業生十数人が大手ホテルの就職を断られた」と言う。国旗国歌への反対騒動が原因だったことが後に明らかになった。

 沖教組の政治的扇動によって動いた女子生徒の行動のあおりで、多くの生徒たちが将来の夢を奪われてしまったのだ。

 読谷村では同年、国体のソフトボール開始式で、ある男性が国旗を引き下ろし、焼き捨てる事件が起きている。同卒業式を模倣しての行動だ。

 沖縄の教員には琉球大学出身者が多い。七〇年安保闘争の時代に同大学で教育を受けた人たちの多くは、現在、校長や教頭などの管理職に就いている。だが、「その校長や教頭の多くは、かつて確たる信念もなく国旗国歌に激しく反対していた」と厳しく批判する県民も少なくない。

 それが、今では学校の管理者として国旗掲揚、国歌斉唱を指導しようとしている。だが、それは自己矛盾であり説得力を持たないため、現場での沖教組による抵抗は、そう簡単に収拾されない状況が続いている。

(豊田 剛)

                     ◇
 
上記記事で、堂々と国旗国歌への賛成を表明し、沖教組に対抗した元高校教師・屋嘉比勇夫さんが、その体験記を『南島志報』(平成21年8月1日号)に、寄稿しておられるので、全文紹介したい。
 
沖教組に牛耳られた学校内部の雰囲気が描かれており興味深い。
 

自主卒業式体験記 元高校教師 屋嘉比勇夫

私が本島北部の本部高校に単身赴任したのは、昭和60(1985)である。 1学年4クラス、生徒数450名の、開校して18年目の小規模校であった。
赴任早々、就任式や入学式の進行を生徒が担当していたことに驚かされた。 全くの学校行事を、生徒中心に運営させようとする教師集団の意思を反映しているように思われた。
また、職員室の出入り口の扉に、社会党代議士のポスターが掲示されていることにも驚かされた。 生徒中心の、そして政治運動と教育活動が渾然一体化した学校、というのが私の第一印象であった。
ところで、当時の高教組(沖縄県高等学校教職員組合)は、共産党系と社会党系が主導権を争っていたが北部地域は社会党系の組員が多数を占めており、その団結力も強かった。 既に復帰の翌年(昭和48年)に教職員組合を脱退していた私は、組合活動とは無縁の存在で、黙々と自己の職務に専念していた。
ところが、教育庁による「式典における国旗掲揚」の通達をきっかけに私もその騒動に巻き込まれることになる。
この通達以後、何度も職員会議が開かれたが、管理職(校長、教頭)と組合員の対立の溝は埋めようがなかった。 ついに何度目かの会議で国旗掲揚の是非が挙手での採決に持ち込まれた。 その結果掲揚に賛成したのは、職員では30人中、私を含む2人だけであった。 これを機に、組合員の拒否闘争はより強固なものとなっていく。 殆どの職員は、胸に「日の丸強制反対」のリボンを付け、またある職員は生徒たちにこのように呼びかけた。 「卒業式の主役はあなた達か、それとも日の丸か。」
式典が近づくにつれて日の丸拒否闘争は激しさを増し、組合側は職員会議の採決の結果を尊重して国旗掲揚を断念するように校長に迫る。 それを拒む校長。 式典当日は、国旗を持ち込ませまいとして、体育館内で寝泊りする職員までいる。 このように、管理職と組合員の両者は対立したまま当日を迎えた。
国旗は壇上の片隅に目立たぬように三脚に立てられている。 進行係は、やはり生徒である。 その係りの生徒が開会を宣言する直前、卒業生二人が進み出てきて進行係のマイクを握り、突然大阪地裁の判決文を読み上げ、国旗の式場への持込に反対の弁明をした。 すると卒業生、在校生から歓声が上がり、大きな拍手が起きた。  その後、この二人の卒業生はある女教師を指名し、意見を述べるよう求めた。 指名された教師が「侵略のシンボルである日の丸の掲揚は反対だ」と訴えると、生徒の歓声・拍手と保護者席からの野次で式場は騒然となり、生徒たちのあるものは怒声を発し、ある者は腰掛を蹴飛ばして式場を出て行った。 式場に残ったのは、呆然とした表情の父母と何名かの職員である。 進行を担当するはずの生徒は、ショックを受けて泣いている。 
私の目には、例の女教師を先頭にグラウンドに向かう生徒集団が見えた。 生徒たちは当の先生の肩を叩いている。 私には、慰め励ましているように思われた。 一方、生徒不在の式場では、校長が卒業許可書を読み上げ、後味の悪さを残したまま「式場での卒業式」は終わった。
その後、グラウンドでは、卒業生一人ひとりに担任が式台で卒業証書を授与すえう「自主卒業式」が行われた。  その様子は、県内二紙で大きくかつ詳細に報道され、多くの人の知ることとなった。 それにしても県立学校が60校ある中で、新聞記者がなぜ本部高校に取材に来ていたのだろうか。 今なお私には理解し難い。
当時私は2学年の学級担任をしながら、国語の授業を担当していた。 授業の中で、私は国旗掲揚問題について一言も発しなかった。 学校全体が張り詰めた雰囲気にある中で、この問題についての私見を述べることによって、反発する生徒が出てくることが懸念されたからである。 そうなれば正常な学級運営ができなくなり、とても授業どころではなくなってしまう。 私は静かな環境の中で授業を続けたかったし、またそれを望む生徒もいると確信していた。 
学校には朝のホームルームというものがある。 生徒の出欠を確認したり、当日の学校の予定や計画などを伝達したりするための時間である。
卒業式の翌々日(3月3日月曜日)、例の如く朝のホームルームを行うために入室すると、普段ならざわついている教室が静まり返っている。 黒板を見ると後述するように私を非難する言葉が大書されている。 おそらく担任の姿勢や指導法に批判的な者が書いたものであろう。 私は板書を無視したまま点呼をとり必要なことを伝達し、教室を出た。
ところで、当時の本部高校では、生徒が卒業や終了に際して、記念文集を作るのが慣例になっていた。 私が担当するクラスも終了文集を作ることになり、学級担任も一文したためることになった。 私は担任としての1年を振り返った後に、卒業式の件にも触れ、自分の考えを訴えかけた。 以下はその一部である。

《ところで、例の卒業式。 新聞には「自主的な卒業式を行った」とあるが、果たしてそうであろうか。 諸君は「自主的に」体育館での式典をボイコットしたのであろうか。 本当に自分の頭と心で日の丸掲揚に反対したのであろうか。 あの3年生の配ったビラの内容を良く考えた上で、行動したのであろうか。 事件があって判決が出るものであるが、あの判決はどのような事件に対するものであったのか、それを考えた者はいるまい。 読み上げていた当人でさえ、どういう事件なのか分からないのだから。
「日の丸押し付け反対ーだが教師の中には賛成の者もいるーエー信じられないーーーあの人ならやっぱりね」
こんな一文が3月3日の朝、黒板に書かれていた。 おそらく「日の丸押し付け反対」のリボンを付けていなかった私に対するあてつけであろう。 
私はここで、日の丸が国旗であるか否か、あるいは式場での国旗掲揚が是か非かを論じようとしているのではない。 主体性について、自主的な行動の中身について述べているのである。 前記の板書をした人は、おそらくグラウンドでの卒業式に参加したであろうが、自主的な行動を取るということは、自分の意見と対立する考え方を否定することではない。 
現にボイコットする明確な理由が自分にはない、という判断から、グラウンドに行かずに自主的に帰宅したものもいる。 私は、不和雷同、烏合の衆となって「自主的」という美名のもとに参加した生徒よりも、自己の良心に従って参加しなかった生徒を評価する。 「思いて学ばざれば、即ち、殆し(あやふし)」という言葉がある。 「己の乏しい知識で思いめぐらすだけで、広く他人の言や教えを学ぶことをしないと、考えが狭く、一方に偏って、その行動は危険この上もない。」という意味である。 行動すること自体が正しいのではない。 正しい判断力に基づいて行動することが大切だと思う。 そのためには、さまざまな人の意見や考えにも耳を傾け、学び取る謙虚さが必要なのではあるまいか.(1986年3月)》

あの当時、式典で国旗掲揚に反対した同僚の中には、今管理職になっている者もいる。 また当時の生徒たちは今40歳前後の社会人で、その中には教育に携わっている人もいる。 この方たちは、あの23年前の「自主卒業式」をどう評価し、そして今、どのような思いで卒業式を迎えているのだろうか。(完)

 

なお、『南島志報』は、沖縄の糸満市で月一回の割合で発刊しているミニコミ新聞です。
 
連絡先: 
糸満市西崎町3-510-76  有馬光正 電話098-992-0114

 

【おまけ】

沖縄の教師は、沖教組の方針に付和雷同する思考停止センセイだけではない!

元沖縄の教師で現在、ドミニカで新しい仕事に挑戦しておられえうトラネコさんが国旗について熱く論じています。⇒国旗考

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