慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

ヒトの死に方1(ヒトの寿命)

2022年03月20日 | 生物
🌸ヒトの死に方1(ヒトの寿命)

 ☆寿命や死に方で、一番よく調べられているのはヒト
 ☆ヒトほど寿命が変化してきた生き物はいない
 *2019年の日本人の平均寿命(女性87.45歳、男性81.41歳)
 ☆生物の死に方や寿命を含んだ生きざまは
 *生物が多様化する中で選択されてきた(進化してきた)
 ☆ヒトの場合はどうなのか?
 *老化というヒトに特有の現象の意味?

2500年前まではヒトの寿命は15歳だった
 ☆旧石器~縄文時代(2500年前以前)日本人の平均寿命15歳
 *環境に左右され生活が安定していなかった
 *狩猟での事故死、病気や栄養不足での乳幼児の死亡率が高かった
 *アクシデント的な死に方がメインでした
 ☆全員が13~15歳で死ぬわけではなく
 *幼少期を生き延びられたヒトは出産して30代、40代までは生きた
 *現在よりも多産で多死のこの状態
 *進化を加速しのちの人類の大躍進に繋がった可能性もある
 ☆弥生時代に日本人は稲作を始めた
 *食生活は狩猟中心の生活から定住型となり、安定はしてきた
 *乳幼児の死亡率も多少は改善されてきた
 *平均寿命は20歳、人口は急激に増加して60万人とも推定位
 *それから寿命はしばらく横ばい
 ☆奈良時代以降は少しずつ延びた
 ☆平安時代には平均寿命は31歳、人口は700万人
 ☆鎌倉、室町時代には気候変動による不作や政治の不安定化
 *平均寿命はまた20代に逆戻り
 *室町時代の平均寿命はなんと16歳
 ☆江戸時代に入ると社会情勢は安定
 *平均寿命も38歳まで延び、徳川家康は73歳まで生きている
 ☆明治、大正時代の平均寿命
 *女性44歳、男性43歳と延びたが、戦争中は31歳
 ☆戦後、平均寿命順調に回復
 *最近100年間で、寿命がほぼ2倍に延長した
 *こんな生物は他に無い
 *変動の理由は、主に社会情勢に影響を受けてきた

ヒトの最大寿命は115歳?!
 ☆日本人の平均寿命が延びた理由の一つは乳幼児の死亡率が低下
 *主な要因は、栄養状態が良くなったことと公衆衛生の改善
 ☆栄養状態は子供の免疫力を高め、病気になりにくくなった
 ☆公衆衛生の改善は、ヒトを苦しめていた伝染病を減らした
 ☆戦後からの生存曲線で人の寿命を考察する
 *年齢(横軸)での人口10万人あたりの生存数(縦軸)を示す
 *生理的な死の時期を考える場合
 *平均寿命よりもこのグラフの形のほうが重要
 *平均寿命は、若年層の死亡率が影響するので老化の実態は見えない
 ☆現在、寿命が延びているが
 *グラフの右下は常に一定のところ(105歳付近)で収束している
 *最長の寿命はあまり変化していないことを意味している
 ☆2020年に100歳以上の日本人の数が8万人を突破
 *毎年急速に増え続けている
 *115歳を超えた日本人はこれまで11名
 *全世界でも50名にも満たない
 ☆統計をもとに分析すると
 *ヒトの最大寿命は115歳位が限界と言われている
 *逆に言えば、この年齢までは生きられる能力がある
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『生き物はなぜ死ぬのか』




ヒトの死に方1(ヒトの寿命)
『生き物はなぜ死ぬのか』記事、ネットより画像引用)
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生物の死に方6(大型動物哺乳類)

2022年03月19日 | 生物
🌸生物の死に方6(大型動物哺乳類)

大型の動物は長寿命(哺乳類)
 ☆生物は、体を構成する細胞の大きさは変わらない
 *大きな体を作るためには多くの細胞が必要
 *発生の段階でたくさん細胞分裂をして
 *細胞を増やす必要があり、時間がかる
 ☆生まれてから成獣になるまでの期間も長くなる
 *子を保護する親の寿命が長くなる
 ☆ゾウの妊娠期間は22ヵ月
 *成獣までには20年かかり寿命は約80年

大型の動物の死に方
  ☆捕食されて死ぬ割合は小さく寿命で死ぬ場合が多い
 *大型でも子供の死亡率は親に比べて高くなる
 ☆大型の動物は大量の食料を必要とする
 *自力での食料の確保ができなくなったら、生きてはいけない
 *気候変動やヒトによる開発で食料が減つたら死んでしまう
 *元気なうちは大型であると有利な点が多いが
 *それがあだになる場合もある

大型の動物の死に方「霊長類(サル)」
 ☆サルの仲間は、ネズミの仲間と同様、体が大きい種類ほど長生きする
 ☆野生の状態で、ニホンザルの寿命は20年
 *ゴリラ、チンパンジー・オランウータンは40年
 ☆野生サルのメスは、死ぬ直前まで排卵があり生殖可能
 *オスもメスも死期が近づくと群れを離れ、死んでしまう
 *基本の死に方は、″ピンピンコロリ″
 ☆飼育サルは、ヒトと同じような糖尿病などの病気で死ぬこともある
 *ヒトのような長い老後はない
 ☆多くのサルは群れで生活している
 *ハダカデバネズミほど分業が進んでいるわけではない
 *繁殖や子育て、防衛、餌の確保には群れのほうが有利だから
 ☆例外はオランウータンで、基本的に単独で行動する

食べられないことが生きること、食べることが生きること
 ☆小さい生き物が生きるには、逃げること
 *(他の生き物から)食べられないことが生きること
 ☆大きな生き物が生きるには、自分の体を維持すること
 *食べることが生きること
 ☆大型生物の死に至る過程
 *人間のような長い老化期間はなく
 *生殖というゴールを通過すると寿命がきて
 *ピンピンコロリと死ぬことがほとんどです
 *プログラムされた積極的な死に方にも見える
 ☆生き物によって違いはある
 *死に方は、生き残るために進化していく過程で
 *「選択された」ものだということは共通している
 ☆いま生き残っている生き物たち
 *「死に方」も何らかの意味があったからこそ存在している
                       (敬称略)                                     
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生物の死に方5(脊椎動・ネズミ)

2022年03月18日 | 生物
🌸生物の死に方5(脊椎動・ネズミ)

大きさで寿命が決まるネズミ的死に方
 ☆小型の野生のマウスで「食べられて死ぬ」タイプ
 *ネズミは実験室で飼うと2~3年生きる
 *野生では、生きられる期間数ヵ月
 ☆ハツカネズミは生後わずか2ヵ月で成長・成熟
 *20日間の妊娠期間で4~5匹の赤ちゃんを出産
 *年に何度も出産する
 *野生のハツカネズミ、何年も生き延びたら町中ネズミだらけになる

「進化が生き物を作った」点よりハツカネズミの生き方
 ☆彼らの生き残り戦略(ハツカネズミ生き残れた理由)
 *天敵に食べられて死ぬ確率を減らすために
 *食べられる前にで早く成熟して
 *多数の子供を残すような性質を持ったものが生き残った
 ☆そのトレードオフ(引き換え)で
 *小型なネズミは長生きに関わる機能(抗がん作用)等
 *又抗老化作用に関わる遺伝子の機能を失っていった
 *食べられて死ぬので彼らにとって長生きは必要ない
 ☆中型や大型のネズミの寿命
 *中型のハリネズミの寿命は約10年
 *大型のビーバーは約20年生きる
 *体長が大きくなれば寿命も延びる

大型ネズミが長寿になった要因
 ☆他の生物から食べられにくくなる
 *長生きするほうがより子孫を多く残せたから
 ☆大型ネズミの仲間
 *「食べられる死に方」から「寿命を全うする死に方」に変化した
 *捕食されなくても、老化して自分で餌が捕れないので死んでしまう
 ☆大型ネズミ
 *顕著に身体の能力が低下した老齢期のようなものない
 *ピンピンコロリな死に方

超長寿、ハダカデバネズミ的死に方
 ☆ハダカデバネズミ
 *小さいが食われて死なないタイプ
 *体長は、ハツカネズミとほぼ同じ大きさ
 *寿命は、ハツカネズミの10倍以上の30年
 *ネズミの仲間では最長
 ☆ハダカデバネズミが長寿になった理由
 *天敵が少ないためだけではない
 *ハダカデバネズミは、低酸素の生活環境で住んでいる
 (普通のネズミは酸素がなくなると5分程度で死ぬ)
 (ハダカデバネズミは20分以上生きていられる)
 *体温も非常に低く体温を維持するエネルギーが少なくていい
 *食べる量も少なくてすむ(省エネ体質)
 ☆省エネ体質のさらに有利な点
 *エネルギーを生み出すときに生じる副産物の活性酸素が少ない
 (活性酸素は、生体物質を酸化し地老化促進物質)
 *活性酸素少ないと、細胞の機能を維持する上で有利
 ☆ハダカデバネズミの長寿の原因となる特徴
  *哺乳類では珍しく「真社会性」をとる生き物
 ☆真社会性とは
 *ミツバチやアリなどの昆虫で見られる女王を中心とした分業制
 *ハダカデバネズミは100匹程度の集団で暮らす
 *1匹の女王ネズミのみが子供を産む(ミツバチの女王バチと同じ)
 *女王以外の個体は、それぞれ仕事を分業している
 *分業により仕事が効率化し1匹あたりの労働量が減少する
 ☆「真社会性」による労働時間の短縮と分業によるストレスの軽減
 *寿命の延長に重要だった
 *分業が高度化・効率化し更に寿命が延びた
 ☆ハダカデバネズミの死に方
 *若齢個体と老齢個体でその死亡率にほとんど差がない
 *年をとっても元気のない個体がいない
 *何が原因で死ぬのかはわかっていませんが
 *死ぬ直前までピンピンしている
 *ピンピンコロリで理想的な死に方
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生物の死に方5(脊椎動・ネズミ)
『生き物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)
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生物の死に方4(昆虫)

2022年03月17日 | 生物
🌸生物の死に方4(昆虫)

昆虫は、もっとも進化した生き物である
 ☆地球には、名前がある生き物約180万種存在する
 *その半分以上の約97万種は昆虫
 ☆動物の系統より
 *無脊椎動物の一番最後に現れたのが節足動物
 *その一つが昆虫でもっとも進化して複雑化した生物

昆虫の死に方2通りある
 ☆「食べられて死ぬタイプ」と「寿命を全うするタイプ」
 ☆昆虫の特徴は、変態する
 *準備期間である幼虫の時期の占める割合が長い
 ☆昆虫を進化の観点から変態の意義を考える
 ☆哺乳動物は、両生類・爬虫類を経て進化した
 *「個体発生は系統発生を繰り返す」す特徴を維持している
 *脊椎動物の体を作り上げていく過程で
 *母親のお腹の中や、卵の中の「守られた環境」で起こるため
 *選択がかかりにくく、先祖様と同じ姿でも特段の問題はなかった
 *初期発生では、個体の基本構造を組み立て変更しにくい
 ☆反復説を無脊椎動物の昆虫にあてはめると
 *幼虫は、祖先センチュウの様な線形動物的な形態を繰り返している

生殖で死ぬのと昆虫的死に方
 ☆カブトムシは、硬い兜に包まれた成虫に比べると
 *幼虫は軟らかいイモムシのようなかなり無防備
 *モグラの大好物で、食べられて死ぬのもこの時期が多い
 *成虫は木の上や、枯葉の下などの浅い地中にいるので
 *食べられるリスクは、幼虫よりずっと低い
 ☆カブトムシ幼虫のまま成虫になると
 *多様性の確保ではには問題が多く
 *硬い体を持った「成虫」になるように進化した

カブトムシ、交尾のために変態する
 ☆最初から成虫の形で生まれてくるものもいる
 *バツタの仲間はそれに近く、幼虫と成虫が似ている
 *しかし何度も脱皮する必要がある
 *そのときに動けない時間があるため捕食されるリスクがある
 ☆カブトムシのような硬い殻を持つ昆虫が脱皮は、現実的に不可能
 *幼虫、蛹(さなぎ)というリスクの高い形態を経る必要がある
 ☆カブトムシ幼虫の時期に大切な意味がある
 *成虫になり、食料やメスを奪い合う戦いに勝つためには
 ☆大きな体と長いツノが有利で必要
 *モグラに食べられるリスクはあっても
 *長期間、幼虫の時期にたくさん食べて体を大きくしている

進化が生物を作った
 ☆このような発生過程をもつ生き物だけが生き残ってこられた
 ☆カブトムシや他の昆虫にとって大きくなれるのは幼虫のときだけ
 *幼虫の仕事は、食つて大きくなることです
 ☆成虫になった昆虫の仕事は、他の生き物同様生殖
 *同種の異性の個体を探して動き回る
 *運動・闘争能力、フェロモンの探知能力は驚異的に発達する

多くの昆虫は、交尾の後バタバタと死んでいく
 ☆カゲロウの成虫の寿命はわずか24時間足らず
 *脱皮して交尾・産卵のあとは急速に老化し死んでいく
 *カゲロウには、口があくものを食べる必要すらない
 ☆成虫の寿命は、子孫を残すためだけに使われるのです
 *無駄に生きないという意味では、積極的な死に方
 *究極に進化したプログラムされた死と言ってもいい
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生物の死に方3(単細胞)

2022年03月15日 | 生物
🌸生物の死に方3(単細胞)

単細胞真核生物的死に方(原生生物
 ☆「原生生物」とは、単細胞の真核生物で、菌類などに属さないもの
 ☆ミドリムシやゾウリムシで、細菌よりも大きく多機能を有す
 ☆ゾウリムシは細菌のように分裂で増えるが老化する
 *1日に3回ほど分裂し200日で老化して死んでしまう

単細胞真核生物的死に方(粘菌)
 ☆粘菌(細胞性粘菌)は集合体を形成し細胞が分化する
 *多細胞生物のように振る舞うものもいる
 ☆粘菌は、栄養状態が良い場合
 *アメーバとして単細胞で細菌などを食べて生きている
 ☆粘菌は、栄養素が乏しくなると「移動体」になって動き回る
 *移動体では細胞は分化し、それぞれが違った役割を担う
 ☆粘菌の体の後ろ半分の細胞はキノコ状の形態となる
 *キノコの移動体の頭に相当する部分の細胞はキノコの柄
 *キノコの後ろ半分の細胞は胞子(配偶子)に分化する
 *子孫を遠隔の別の環境にばら撒く
 ☆分裂を繰り返したアメーバは徐々に老化する
 *胞子になるとリセットされて若返り元に戻る
 *柄の部分の細胞はそのまま死んでしまう
 ☆偶然、移動体の頭側となった細胞
 *後ろ半分の細胞のために死ぬ「利他的に死ぬ」

単細胞真核生物的死に方(酵母)
 ☆酵母は、菌類に属する単細胞の真核生物
 *出芽酵母はアルコール発酵作用を持つ
 ☆出芽酵母にも、老化と寿命がある
 *母細胞から芽が出て(出芽)徐々に大きくなる
 *少し小さい娘細胞となって分裂する
 ☆1つの母細胞が一生で産める娘の数
 *回数は決まっており、18回目の分裂あたりから老化する
 *20回で増殖を停止し死んでしまう、2日間の短い命
 ☆酵母は有性生殖(2つの細胞が融合し1つになる)
 *胞子形成を行うと、世代交代が起こって若返える
 ☆又母細胞から出芽で生まれる娘細胞にリセットされて若返る
 ☆酵母は1回の分裂で
 *老化(母細胞)と若返り(娘細胞)が起こる
                   (敬称略)                                     
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生物の死に方2(細菌には寿命=老化がない)

2022年03月14日 | 生物

🌸生物の死に方2(細菌には寿命=老化がない)

寿命という死に方がない生物も存在する

 ☆食べられたりして死ぬ死に方の他「寿命」での死に方もある

 *進化が生き物を作ったのなら、寿命にも

 *生命の連続性を支える重要な意味がある

 ☆多くの生き物には寿命があるが、例外的なものもいる

 ☆プラナリアという生物には寿命がなく、条件次第ではずっと生き続ける

 *体を2つに切っても、死ぬどころか2個体になって増える

 *プラナリアは全身にどんな細胞にも分化できる万能細胞を持つている

 *それらが失われた部分を再生して復活する

 ☆「若返るクラゲ」ベニクラゲ

 *寿命がないどころか「若返る」

 *通常クラゲは、成熟して有性生殖をして子孫を残して老化して死ぬ

 *ベニクラゲの受精卵は、浮遊性の幼生となって海中を漂い

 *岩などにくっつき、イソギンチャクのようなポリプと呼ばれる形態をとる

 *ポリプは、成長すると無性的に多数の幼クラゲを産出する

 *ベニクラゲの成体の中には変形しポリプとなって無性的に子孫を増やすものがいる

 *時計の針を逆に戻すように以前の状態に「若返る」

 *若返りは、生育環境が悪くなると起こる

大成功した原核生物の生存戦略

 ☆原核生物、細菌(バクテリア)は地球ができて最初に現れた生き物

 *シンプルな構造のまま生活環境で最適化して生き残る戦略をとった

 *地球上のいたるところに存在し、種類も量も地球上で一番多い

 ☆原核生物の特徴

 *核やミトコンドリア、葉緑体などの膜に包まれた細胞内小器官を持たない

 *細菌の多くは個別の環境に適応しており、実験室で簡単に培養すること出来ない

 *ゲノム解析などができずに分類されていない

 ☆シアノバクテリアの光合成は、植物のように光エネルギーを利用できる

 ☆ミトコンドリアの元になったバクテリア

 *酸素を利用して有機物を分解しエネルギーを取り出す

老化しない細菌的死に方

 ☆細菌が多細胞化の道を歩まなかった理由の一つは、ゲノムの構造にある

 *細菌のゲノムは輪っかのような環状で、利点はテロメアを持たないこと

 *テロメアは、染色体の末端を分解から保護する役割を持つ特殊な構造

 *線状の染色体は必ずと言っていいほど持っている

 ☆細菌のゲノムは複雑な構造のテロメアを持たず、サイズも小さい

 *分裂に要する時間が短くてすみ、次々に分裂して数を増やすため

 *DNAに変化(変異)を持つ細胞の発生確率が高い

 *多様な性質を獲得して新しい環境に適応するまでの時間が短く

 *いろんな環境で生き残ることができる

 ☆逆に弱点としては、環状のゲノムに載せられる遺伝子数には限界がある

 *細胞を大きくしたり、多機能化したりすることができなかった

 *細菌のゲノムは、変化は速いが、複雑な機能を持つには小さすぎた

 ☆細菌の死に方

 *基本的には栄養が続く限り永遠に増え、老化はなく、自然に死はない

 *細菌が死ぬ場合は、飢餓か被食、環境の変化などによるアクシデント死

                   (敬称略)                                     
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生物はどのように死ぬのか1(生き物の「進化」)

2022年03月13日 | 生物

🌸生物はどのように死ぬのか

 ☆「生物はなぜ死ぬのか」を考える時

 *生き物を「進化が作ったもの」と捉えることが必要

 ☆生命の誕生と多様性の獲得

 *個体の死や種の絶滅といった「死」で作られた

 ☆「死」も進化が作った生物の仕組みの一部だ

 ☆自分を作ったのは親、その親を作ったのはそのまた親とたどっていくと

 *最後は地球に誕生した最初の細胞に行き着く

 ☆「進化が生き物を作った」という命題

 *結果(現在)から原因(過去)まで遡った考え方でのサクセスストーリーです

 *しかし、実際には目的(ゴール)があって進化したわけではない

 *多様な「種のプール」があり、それらの絶滅(死)のおかげで

 *たまたま生き残った「生き残り」が進化という形で残っているだけ

 ☆現在生き残っている生き物は「どうゃって」死ぬのか

 *生物によって異なる死という現象

食べられて死ぬという死に方

 ☆ある生物が絶滅した原因と考えられている隕石の衝突等

 *それにより、引き起こされた大規模な気候変動などでの「死」

 ☆もう一つの死に方は、「寿命」によるもの

 ☆遺伝的にプログラムされており、種によりその長さが違う

 *一般的に自然界では、大型の生き物は「寿命死」が多い

 *小型の生き物は「アクシデント死」によるものが多い

 (「アクシデント」被食で死ぬことが多い)

 ☆小型の生き物の「進化」

 *食べられにくくなるか、ある程度食べられても子孫が残せるくらい

 *たくさんの子供を産む個体が生き残ってきた

 ☆例えば、実際の生き物とはかけ離れた形に擬態した昆虫などがいる

 *捕食されるリスクのほうが大きかったため、この形のものが生き残れた

 ☆食べられることを想定して

 *過剰な卵を産んで子孫を残す戦略の生き物もおり、魚類はその代表例

 *マグロは、100万個もの卵を海にばらまく

 (その中で成魚になって子孫を残すまでに成長できるのは数十匹)

 *卵の数が少ない種は絶滅しやすく、徐々に卵の多い種が残った結果です

食べられないように進化した生き物

 ☆「食われて死ぬ」ことも重要な「進化」の推進力です

 ☆生き物の不思議な産卵行動

 ☆ウナギが、深海まで行って産卵する理由

 *近くで産卵する種から順に絶滅してしまうから

 *捕食者のより少ない遠方まで徐々に移動距離を延ばしていった結果

 *深海までたどり着いてしまった

 ☆サケが、川の最上流まで遡って産卵する理由

 *最上流の浅い場所、卵や稚魚を食べる捕食者(魚)が少なく

 *河口よりも安全だから

 ☆サケが、生まれた川に戻る理由

 *その川には大きな滝や遡上の障害となるものはなく

 *最上流まで遡れることを自身の幼少期の経験として知っているから

 ☆捕食が牽引する進化

 *選択で生き残るための候補となる

 *「多様な種が存在する」ということが前提条件として必要となる

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生物はどのように死ぬのか1(生き物の「進化」)
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生物の絶滅5(次の生物を作りあげる材料)

2022年03月12日 | 生物

🌸生物の絶滅する5(次の生物を作りあげる材料)

大量絶滅の後に起こること

 ☆大量絶滅は、人類・地球にとっても、不幸以外の何ものでもない

 ☆しかし最悪の人類の大量絶滅後のシナリオも考えておくべきでしょう

 ☆地球に多細胞生物が誕生した10億年前から5回の大量絶滅が起こった

 ☆大量絶滅が起こると、その後に生物相が大幅に変化する

 *「〇〇代」という地球史の年代名が変わる

 ☆最近に起こった大絶滅は6650万年前、中生代末期白亜紀

 *生物種の約70%が地球上から消えた

 *大絶減の原因は、メキシコに落ちた巨大隕石と言われている

 *隕石の衝突の影響で大規模な津波や火災が発生、急激に地球の環境が変化した

 *気温も下がり、降り注ぐ雨は酸性化し、川に海に大地に容赦なく降り注ぐ

 *植物が減り、大量の食料を必要とする大型の恐竜や昆虫などが死んだ

 *次に温暖化が進み、さらに多くの種が絶滅に追いやられた

 ☆生き延びたのは小型の生物

 *彼らは恐竜の死体などからも栄養を得て

 *体が小さい利点を生かし穴の中などで寒さ暑さをしのいでいた

 *その中には私たちの祖先である小型の哺乳類もいた

 ☆彼らに新たな進化のチャンスが訪れ、新生代(現)の幕が開く

絶滅による新たなステージの幕開け

 ☆恐竜などに占められていた生活場所に、別の生き物が時間をかけて適応

 *進化してその場所で生活できるようになる

 ☆爬虫類でもトカゲのような小型のもの

 *食料不足に比較的強く、さらに小型化して生き残りました

 ☆小さな哺乳動物も、気候の変化に比較的強く、生き残ることができた

 *恐竜という天敵がいなくなり、新天地で多様化・大型化が急速に進む

 *人類の祖先も、この頃に誕生したネズミに似た夜行性の生き物だった 

 ☆哺乳類は爆発的に増え、競争が起こり生き残って増える「変化と選択」で

 *瞬く間に多種多様な哺乳動物が現れた

 ☆サルの仲間である霊長類も現れた

 *恐竜をはじめ多くの生き物が死んでくれたおかげで

 *哺乳類の時代へと移ることができた

 ☆絶滅による進化が、新しい生き物を作った

 *このときの大量絶滅は人類にとり、悪いことではなかった

 ☆現在進行中の絶滅の時代も、新しい地球環境に適応した新種が現れて

 *地球の新しい秩序ができ上がっていくのです

 *主役から脇役に変化した「元人類」

 *別の生き物として生き残っているのかもしれません

 *絶滅の連鎖が進行していく過程はかなり悲惨です

ヒトのご先祖は果物好きなネズミ

 ☆現代人が地球上に登場した過程

 *人類は、ネズミに似た小さな夜行性の哺乳類でした

 *特徴は、ネズミよりも体の割には脳と前足が大きかった

 *虫や葉っぱを食べながら敵のいない本の上で生活していた

 *恐竜がいなくなり、夜行性である必要がなくなった

 *昼行性となり、さらに行動範囲を広げることもできた

 *果実を豊富にとることができるようなる

 *霊長類の祖先は、体内でビタミンCを作る遺伝子を偶然失う

 ☆霊長類の祖先は、目の色覚に関する遺伝子は1つ 増えた

 *夜行性の時代2色色覚(赤と青)の2つの遺伝子

 *緑の波長に反応する遺伝子が生じ色覚が向上した

 *果実がより見つけやすくなった

 ☆霊長類の祖先は、身体の変化はDNAに起こった

 *赤(L遺伝子)と緑(M遺伝子)の間、組換えで配列の交換が起こりやすい

 *赤と緑の区別がしにくくなるが、その分明暗がわかりやすくなる

絶滅によって支えられているもの

 ☆このような変化と選択による進化は、実際にはそんなに簡単ではない

 *最低でも数十万年、又数万世代の時間をかけて

 *その間に多くの個体が生まれて死んで、成し遂げた変化です

 ☆より細かな色覚を手に入れた昼行性の霊長類、分かれ道に差し掛かかる

 *そのまま樹上で生活し森の王者を目指す道又地上に下りる道

 *この選択には、地理的な条件が大きく影響した

 ☆2つのグループに分かれて進化した霊長類(樹木生活と地上生活)

 ☆地上生活には危険が多いが多様性のおかげで

 *逃げ足が速いか隠れるのがうまい「賢いサル」の誕生

 *「油断したら襲われる状態」が数百万年続き

 *生き残った個体がヒトヘと進化した

 ☆多様性の中での大多数の個体の死があって徐々に変化してきた

 *「変化ー選択」のサイクルで、現存の生き物が結果的に誕生し存在している

 ☆ターンオーバーに次ぎ「進化が生き物を作った」

 *生物を作り上げた進化は〈絶滅=死〉

                        (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『生物はなぜ死ぬのか』
 
 
生物の絶滅5(次の生物を作りあげる材料)
(『生物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)
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生物はなぜ絶滅するのか4(正のスパイラルの断絶)

2022年03月11日 | 生物

🌸生物はなぜ絶滅するのか4(正のスパイラルの断絶)

生物「独占」から「共存」へ、そして「量」から「質」ヘ進化

 ☆2つのメジャーなチェンジで、生物がさらに多様化していく

 *生命誕生後30億年位経過し、今から10億年前に多細胞生物が誕生した

 *細胞数が増えても、増えてただ塊を作ればいいわけではない

 *その後、増えた多細胞生物の多様化が進み複雑化していった

 ☆その過程で、疑問に思うこと

 *全てのゴニウムは、ボルボックスにならなかったのか

 ☆シーラカンスはなぜ、いまだに生きているのか

 *「変化と選択」の「選択」が、なぜ完璧に起こらなかった要因

 *大部分の過去の生物は絶滅した

 *中にはたまたま、「選択」を受けずに、生き延びたものがいた

 *進化の袋小路に入ってしまったのがシーラカンスです

 ☆地球環境が安定してきて多くの生物が生きられるようになった

 *狭い生存可能な空間と少ない栄養源を奪い合う競争は緩和された

 *進化したもののみが必ずしも生き残るわけではない

 ☆1つの生物種のみが生存する「独占」から「共存」へとシフトが起こった

 *多様な生物の誕生は、生物間の関係性を強め、多様の生活環境を作り出した

 *多くの生き物の生存を可能にし、「生態系」の完成です

 ☆生命誕生時代の「量」のステージから「質」のステージヘと変わっていった

 *それが現在の地球でも、現在続いています

現在の地球は、過去生物の大量絶滅時代を経ている

 ☆現在、地球は生物の大量絶滅時代に突入している

 *哺乳類だけ見ても、ここ数百年で80種が絶滅している

 *地球に存在する推定800万種の動植物のうち

 (100万種は数十年以内に絶滅の可能性がある)

 ☆過去地球には5回の大量絶減があった

 ☆最近の生物の大量絶滅時代

 *約6650万年前、中生代白亜紀末期の大絶滅

 *恐竜など生物種の約7割が地球から消えた

 ☆現在進行中の大絶滅は、人類の活動が原因で引き起こされている

 *隕石の落下級以上のダメージを人間が地球に与えている

 ☆生物の多様性が減少するとどうなるのか?

 *どのくらいまで減少しても問題ないのか、よく知られていない

 *研究者でさえも何が起こるかよくわからない

生物の多様性はなぜ重要なのか?

 ☆多様性の意義は、生物が他の生物の居場所を作り食物を供給すること

 *さまざまな種が存在して生態系が複雑であればあるほど

 *いろんな生物が生きられる、正のスパイラルがここでも働く

 ☆A種が絶滅しても

 *似た生活スタイルを持つ生物が代わりをするので大きな問題は起きない

 *絶滅で生じるロスが生態系に吸収される

 ☆急激にある生物がいなくなると

 *似たようなニッチの生き物が抜けた穴を補うことがもはやできなくなる

 *絶滅した生き物に依存して生きていた生き物も絶減するかもしれない

 ☆植物も然,

 *植物の受粉に関わる昆虫がいなくなると、大打撃を受けます

 ☆人類も例外ではない

 *人類は「知恵」を使つて生き延び、絶滅することはないかもしれません

 *しかし、深刻な食糧不足は避けられないでしょう

 *逆に「知恵」の使い方を間違うと

 *不足している食料を巡って戦争が起こるかもしれません

 ☆多様性の低下は悲惨なことになる

                         (敬称略)                                     
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生物はなぜ絶滅するのか4(正のスパイラルの断絶)
(『生物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)
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生物はなぜ絶滅するのか1(生物は進化の材料となる)

2022年03月07日 | 生物

🌸生物はなぜ絶滅するのか1(生物は進化の材料となる)

地球の美しさのひみつ

 ☆地球は、生命の美しさに溶れる奇跡の星の源、多様性の元となる

 ☆何が美しいと感じるかはもちろん人それぞれだが普遍的な法則がある

 *ヒトは本能的に新しく生まれたものや変化にまず惹かれ

 *地球はまさにこの新鮮さに満ちている

 *全てが常に生まれ変わり、入れ替わっている

 ☆「作っては分解して作り変えるリサイクル」「ターンオーバー」

 *ターンオーバーこそが奇跡の星地球の最大の魅力

 *その生まれ変わりを支えているもの

 *新しく生まれることとともに綺麗に散ることです

 ☆「散る=死ぬ」ことが、新しい生命を育み地球の美しさを支えてい

🌸生物はなぜ絶滅するのか

 ☆そもそも生物はなぜ誕生したのか

 *度重なる偶然が起こり、より効率的に増えるものが生き残り

 *死んだものが材料を供給する「正のスパイラル」により生命が誕生した

 ☆現在の地球の美しさを支えるものは

 *ミラクルが重なることで生まれた多様な生き物が存在し

 *常に新しいものと入れ替わる「ターンオーバー」でした

 *繰り返されるターンオーバー

 *多様性の形成を長い目では「進化」とも言える

 *進化が生き物を作り、この地球上の生命を支えている

 ☆「進化が生き物を作った」という視点

 *遺伝子の変化と絶滅(死)による選択が、その多様性を支えている

 *生物の絶滅と多様性は、深い繋がりがあるので

「変化と選択」

 ☆現在現存している生き物

 *DNAを遺伝物質としてタンパク質を合成するといったシステムが共通している

 *元となったオリジナルの細胞は1つでした

 *最初に誕生した1つの細胞(生物)の周りには多くの「試作品」的な細胞があった

 *その中で効率良く増えるものが「選択」的に生き残り、また「変化」が起こり、

 *いろんな細胞ができ、さらにその中で効率良く増えるものが生き残る

 *「変化と選択」が繰り返されました

 ☆栄養(材料)の奪い合いを避けるため

 *その場所に合った特徴的な細胞が幅を利かせていった

 ☆長い「変化と選択」の繰り返しの結果、多様な細胞(生物)ができた

 *このような変化は、遺伝物質であるDNAの変化として起こり「変異」と呼ぶ

 ☆この変化(変異)と選択による生き物の多様化の本質を支えたものが

 *生き物が大量に死んで消えてなくなる「絶滅」です

 ☆新しい生物が生まれることと古い生物が死ぬことが起こって

 *新しい種ができる「進化」が加速する

 *容赦ない生物界の”リストラ”が進化の原動力です

                         (敬称略)                                     
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生物はなぜ誕生したのか3(偶然・奇跡・必然性)

2022年03月05日 | 生物

🌸生物はなぜ誕生したのか3(偶然・奇跡・必然性)

 

早く生き物になりたい

 ☆46億年前のできたての地球表面は、高温でドロドロと溶けていた

 *その後何億年という時間の経過とともに徐々に冷えてきた

 ☆核酸、タンパク質などの細胞の材料となる有機物

 *燃えてなくなることもなく蓄積してきた

 *その中には、RNAとくっついて自己複製を助けたり分解を防いだりする

 *働きを持つものも出てきて、「サポーター」を得たRNAがより生き残った

 ☆RNAとタンパク質がドロドロした塊(液滴)を作る

 *材料と密着した生産効率の良い自己複製マシーンになった

 *「偶然の出会い作戦」から、周りに必要なものを集める「濃縮作戦」に変わった

 *「作っては分解して作り変えるリサイクル」が加速しました

 ☆より安定に自己複製するためには

 *RNAとタンパク質や材料が、常に一緒にいることが必要

 *多くの化学反応から、偶然に「袋」に包まれた液滴が登場した

 *袋の中であれば、安定した環境で自己複製でき、有利で、「囲い込み作戦」です

 ☆効率良く自己複製する「有機物」の袋

 *お互い集合と分散を繰り返し、徐々に効率良く自己複製する袋が増えて支配的となる

 *最初の細胞の原型になっていった

 ☆袋に入ったRNA、自らアミノ酸を繋ぎ合わせてタンパク質を作る

 *リボソームのような装置に変貌した

 ☆リボソームとは、生物の細胞の中に存在し

 *RNAの配列情報からアミノ酸を繋げてタンパク質を作る装置

 *地球上の全ての生物が持っている重要な器官

 

生物の必須アイテム、リボソーム

 ☆現在のリボソームは、巨大な複合体で、反応の中心を担うのはRNAです

 ☆リボソームタンパク質は、RNA同士が離れないように接着剤のようにくっ付いている

 *主にタンパク質合成の開始と終結を調整する

 *そこに、伝令RNA(mRNA)の遺伝情報を写し取った長いRNA分子がやってくる

 *別の運搬RNA(tRNA)がmRNAの指定するアミノ酸を運んできて

 *それらをrRNAが繋ぎ合わせてタンパク質を合成する

 ☆リボソームによるタンパク質合成のメカニズムが完備されて「細胞」の誕生となる

 ☆細胞の必須アイテムであるリボソームのタンパク質合成反応にDNAは登場しない

 *反応性がより高いRNAが仕切っていた時代が最初にあった

 ☆生命の歴史でいうと

 *その後、RNAよりも安定なDNAが遺伝物質として使われるようになった

 ☆RNAとDNAは、材料となる糖の種類が違うだけで構造的にはほぼ同じ

 ☆細胞誕生までの過程で、こんなに都合のいいことが起こってきた

 

化学反応が頻発する可能性に満ちた原始の地球

 ☆何億年という長い時間をかけて

 *低い確率、というか偶然、というか奇跡、が積み重なりました

 ☆何よりも生産性と保存性の高いものが生き残る「正のスパイラル」

 *限られた空間で常に起こり続けることで

 *偶然が必然となり、生命が誕生した

                         (敬称略)                                     
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