

世界遺産になる前の屋久島へ行ったことが有りますが、その時は何処でも見ることが出来ました。
今回の白神山地の世界遺産と言っても、その地は人が入って駄目なので、全然世界遺産が観れませんでした。
竜飛岬には、津軽海峡冬景色(石川さゆり)の碑が建っており歌がなっていました。
岬に立ち音楽を聴くと、景色と、歌詞と、美声が三位一体で心に沁みました。
大間では、町の近くの島でマグロ漁してるとの説明を聞き吃驚しました。

白神山地は法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島とともに、日本で最初に世界遺産に登録されました。
世界遺産地域は、世界遺産登録時より開発を行わず、現状のまま保護される事になっています。

上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました
ああ津軽海峡・冬景色
ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと見知らぬ人が指をさす
息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色

日本三大霊山の一つに数えられ立ちこめる硫黄臭と 荒涼とした風景は,その名に恥じません。
