🌸「老い」とは何ですか1
⛳「諦める」ということ
☆かっては「人生五十年」といいました
☆かっては「人生五十年」といいました
*今では、私たちは九十歳、いや、百歳まで生きなければならない
*五十歳は人生の折り返し地点と覚悟する必要がある
*五十歳は人生の折り返し地点と覚悟する必要がある
*そのことをまず、はっきりと「諦める」ことが必要だ
☆「諦める」とは、どういうことか
*普通に考えると、マイナス思考のように受けとられがち
*「諦める」の本来の意味は、「明らかに究める」ことを意味する
☆「諦める」とは、どういうことか
*普通に考えると、マイナス思考のように受けとられがち
*「諦める」の本来の意味は、「明らかに究める」ことを意味する
*はっきりと、勇気をもって現実を直視する
*それが「あきらめる」ことなのです
*覚悟する、といってもいい
*即ち、目をそらさずに、ありのままを直視する
*まずそこからはじまるのが、第一歩
☆日常の生活で、ちょっとした段差に躓くようになったり
*不注意でコップを落としたり、物忘れが頻発するようになったりする
*着実に老いは、自分の上に影を落としはじめた
☆気持ちは現役なのに
☆気持ちは現役なのに
*体の衰えをはつきりと自覚せざるをえない
*大事なのは、自らの「老い」をきちんと認めることだ
*まさに「諦める」ことに気づいた
☆人は、ともすれば老いたこと、老いに向かいつつあることから
*まさに「諦める」ことに気づいた
☆人は、ともすれば老いたこと、老いに向かいつつあることから
*目を逸らそうとします
*「そんなことはない」と心の中で強がつたりもする
☆「老い」というものは、すべて悪いことになりかねないが
*「人生の下山期」だからこそ、見えてくる景色がある
*自分の衰えや疲れを素直に認めれば
☆「老い」というものは、すべて悪いことになりかねないが
*「人生の下山期」だからこそ、見えてくる景色がある
*自分の衰えや疲れを素直に認めれば
*生きていくうえで必要な神経をさらに研ぎ澄ますことも可能になる
⛳「治す」ではなく「治める」
☆高齢期に入るにつれて
☆高齢期に入るにつれて
*筆者もいろんな体の不調に悩まされるようになりました
(前立腺肥大、慢性腰痛、片頭痛、視力の低下等)
*体のあちこちが一斉に反乱を起こしはじめたようにさえ感じられた
☆筆者は、中年の頃から片頭痛にはずいぶん悩まされてきました
*発症する激しい頭痛と吐き気です
*原因不明だったその症状から解放されたのは
*原因不明だったその症状から解放されたのは
*名医と巡りあったからでも、特効薬が開発されたからでもない
*ある時、その症状が気圧と関係しているらしいことに気づいたから
*気圧の動きを予測しながら体調を整えることを心がけた結果
*突然「発作」に見舞われるということはなくなった
☆心の持ちようで、飼いならした・症状、腰痛がそうです
*「腰痛は生涯の友。完治しなくてもいいじゃないか」と考え方を変える
*そして自分流の矯正法を日々、楽しみながらやるようになりました
*発想を転換すると、痛みもそんなに気にならなくなる、不思議です
☆結果的に、筆者がやってきたのは、体の不具合を
☆結果的に、筆者がやってきたのは、体の不具合を
*「治す」のではなく、「治める」でした
*治療というより、「養生」です
☆人生の「下山期」だからこそ、辿り着けた場所でした
*五十歳前後に、数年間「休筆」と称して
*五十歳前後に、数年間「休筆」と称して
*しばらく仕事を休んだこともよかったのかもしれません
*仏教系の大学の聴講生として授業をうけることにした
☆今から考えれば、人生の「下山期」初めのあの経験
*その後の仕事にも、大きな影響を与えてくれたような気がする
⛳人生の四つの季節
☆人生を「明らかに究める」には、どうしたらいいのか
☆人生を「明らかに究める」には、どうしたらいいのか
*まずは自分が人生のどの位置にいるのかを
*しっかり認識する必要がある
☆古来、中国では人生を四つの時期に分けて考えた
*青春、朱夏、白秋、玄冬
*この四つの季節を順番に進んでいくのが、人生というものです
*昔とは違い、近年は朱夏の季節が延びている
☆古来、中国では人生を四つの時期に分けて考えた
*青春、朱夏、白秋、玄冬
*この四つの季節を順番に進んでいくのが、人生というものです
*昔とは違い、近年は朱夏の季節が延びている
☆青春から朱夏にかけてが山を登る時期だとすれは
*白秋と玄冬は下山の時期とも言える
*人生には、「登山」と「下山」という、大きな二つの相がある
☆自分たちはどの時期にあるのか
*それを「明らかに究める」
*下山の時期にあるときちんと見定めることが、諦める
*すなわち明らかに究めるということです
☆頂上を極めて、やがて下山していく中で、人間や文明の成熟が現れる
☆頂上を極めて、やがて下山していく中で、人間や文明の成熟が現れる
*つまり高成熟の時代が始まるのではないか
☆世界の歴史を見ても
☆世界の歴史を見ても
*高度成長を終えて、低成長の時代に入った時に文明の成熟が現れる
*そう考えると、高度成長から低成長に切り替わつていくことを
*悲観的に考える必要はなく
*これからが面白いと発想を変えることができます
☆人生の四つの季節で、現在、自分がどこにいるのかを
*まずは明らかに究めなくてはいけない
*究めた上で、高齢期は寂しいとか暗いといった見方をやめ
*視点の転換をすればいい
*希望と喜びに満ちた下山という発想に切り替えていくことで
*新たな視野が生まれてくるのでは
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『孤独のすすめ』
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⛳出典、『孤独のすすめ』



『諦める』『治める=養生』『希望に満ちた下山』
(ネットより画像引用)