🌸現代の日本人の「氏名」はこうして創られた
☆江戸時代の「名前」
*現代の様に「親が名づけるもの」「かけがえのないもの」でなかった
☆江戸時代の名前、現在の私たちとは全く違う常識があった
☆明治新政府の改革によって名前の常識根本から変えられた
⛳江戸時代の人の「名前」
☆江戸時代の現代でも通用する名前もある
*大半を占める甚左衛門、久右衛門、九兵衛など
*“昔の人の名前”という印象を覚える
☆江戸時代と近現代との人名の違う点
*大名・旗本や上級武士は、一般庶民とは
*一見して異なる「名前」を名乗っていた
*田沼主殿頭意次とか長谷川平蔵宣以等
(「名前」の下にもう一つ名前っぽいものがついている)
☆江戸時代は、改名にも制限がない
*幼名・成人名・当主名などといって
*人生の節目に改名するのがあたりまえだった
*「名前」の経時的変化は江戸時代では普通のこと
*一生同じ「名前」を名乗る男などいなかった
⛳明治時代以後の現代の「氏名」は「王政復古」が要因
☆現代の日本人「氏名」氏と名、二つの要素で構成されている
*「氏」は姓・苗字で家の名(ファミリーネーム)
*「名」は個人名(ファーストネーム)
*署名を求められる様々な書類では「氏」「名」
*現代日本人戸籍に登録された「氏名」が唯一絶対の「本名」
☆「氏」は生まれた時点で決まっている
*全く新しい苗字を創造することは許されない
☆「名前」は、生まれた時両親などによって命名される
*正当な理由があれば変更はできる
*「改名」には、容易ではないという実情がある
☆「改名」が容易でない背景
*名前は親が思いを込めて付けてくれた、かけがえのないもの
*一生変えないのが当たり前
*近現代に発生した意識が、今や強烈に過ぎるほど定着している
⛳江戸時代と比較した近現代の常識
☆近現代の常識は、江戸時代には全く存在しない
☆江戸時代の名前は幼名を除き、「親が名づけるもの」ではない
☆改名も適宜行われて「かけがえのないもの」でもない
☆江戸時代と現代とでは、人名についての前提認識が異なっている
☆江戸時代の「名前」の本質は
*価値観とか、文化とか、常識
*時代や社会と、そこに生きる人々によって形成される
*常にその姿は変わってゆく
☆江戸時代の人名が現代人に「おかしなもの」にみえる要因
*前提となる人名についての常識が大きく異なるためだ
☆江戸時代から明治初年における人名の変化
*背景を理解しないと意味が理解できなくなる
(敬称略)
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『じんぶん堂』
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現代の日本人の「氏名」の成り立ちを考える
(『じんぶん堂』記事より画像引用)
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