『準拠集団』『クラウディングアウト』『カクテルパーティ効果』

🌸生活の中の行動経済学２

⛳グループの一員になりたい

　☆あの人たちと仲間になりたい

　＊一員となる集団やメンバーを好ましく思う
　＊一員となることが自分の個性だと考える人

　＊集団を「準拠集団」と呼ぶ

　☆渋谷などの繁華街に現れたコギャルなどもその一つ

　＊集団の行動や考え方に同調する人は「準拠集団」の一員
　＊顧客が「準拠集団」となる状況ができれば

　＊企業は自社のマーケテイングがし易くなる

　☆“大人向け"自動車保険戦略
　＊「大人向け自動車保険」準拠集団が保険商品のネーミング

　＊名称だけで、保険に加入は自分にとっても望ましいと思わせる

⛳人はお金だけで得動くのではない

　☆ヒトを動かすものにはモラルもある
　＊無償で取り組んだ活動に対して、お金を払うことにすると

　＊モチベーションが下がることがある

　＊自発的に行動しようとする意欲が失われることもある
　＊この現象は「クラウディングアウト」と呼ばれている

　☆人は報酬を見ると心の中に損得勘定が生まれ

　＊自分が費やす労力を報酬に合わせようとする

　☆逆にお金が意欲を下げることもある

　☆利他性が時間を守っていた
　＊保護者が予定時刻に子供を迎えに来ないことが多くなった保育園

　＊遅刻をした保護者に対して罰金制度を導入し結果を観察した

⛳自分毎になると動き出す

　☆人は、自分が関心を持っていると動き出す
　＊パーティなどの場で、多くの人がバラバラに雑談しているなかで
　＊自分が興味のある人の会話や自分の名前など

　＊自然と聞き取ることができる

　＊名づけられたのが「カクテルパーティ効果」
　☆電車の中でぼ―つとしていても

　＊自分が降りる駅名がアナウンスされると

　＊はっと気づくのも同じ現象

　☆関心のあることには対応できる
　＊人は耳から取り入れる多くの情報の中から

　＊自分に関心のある内容だけを無意識に取り入れる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『行動経済学の基本』記事より画像引用