アジアの国から帰ってくると、いつもしばらくの間、調子が悪い。
「調子が悪い」と言うよりも、「調子が出ない」と言ったほうが
近いような気もする。
別にのんびり過ごしてきたわけではなく、むしろ日本に居る時
よりも忙しく歩き回っているはずだから、決して休暇ボケでは
ないはずである。ではなぜ…?
良く南国を訪れた人々が一般的に「のんびりとした時間が流れていた」
などと感想を述べることがあるが、まさにこれではないかと自分では
思っている。
同じはずの1時間が、日本でのそれと東南アジアの国々では感覚的に
違うような気がしている。同じように、人々の時間に対する感覚も
日本人とは大きく異なっていると感じる。日本では、相手先を訪ねる時、
まず、何時と時間でくくるが、東南アジアでは、午前中、午後、夕方、
そして夜、と言った感覚でくくることが多い。もちろん、仕事によっては
厳格に時間を決めることも当然あるが、ここで言うのは、普段の人と人との
つながりにおいて、という意味合いである。
そして、しばらくそのような国に身を置いていると、日本のように
時間に厳しい国に帰ってきてもすぐには、体がについて行けないのである。
従って、帰国後2日程は、控えめに仕事をすることを心がけている。
(そんな余裕はないのであるが…)
また、明日からがんばろうっと…。
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