事の最初は愛知県の、とある居酒屋での話であったらしい。
その日、居酒屋の店主と常連客が、ネパールの貧しい学校の
話題で盛り上がり、話に花が咲いた。
その話の中で、店の常連客が思いつきで、店に募金箱を置く
ことを提案したそうである。
名付けて「ビール1本、がまん募金」だそうである。
4本飲むなら、1本我慢して代金を募金箱に入れる。
そうして貯まった募金箱には、合計200万円にもなった
そうである。
店主と常連客は、そのお金で文房具を大量に買い、いざネパールへ。
こうして、これまでに7回も、お客さんがビールを我慢して溜めた
募金を持ってネパールを往復したそうである。
平均月収5000円ほどの国で、日本のビール1本が積み重なり、
今では学校に電気、机、椅子などが整備されたという。
様々な援助団体やNPOは、雨後の筍のごとく存在する。しかし
中にはいい加減な活動をしているところも多いという。
思い立った、せっかくの善意である。
どうせなら、このような居酒屋の募金箱に入れたい。
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