ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

運のつき…

2010-05-08 17:22:24 | 時事(国内)
この頃、テレビのニュースでもこの話ばかりである。

普天間基地移転問題だ。

一体、なぜこんなことになってしまったのか?移転先が決まらないのは、
国として、「ここに移転するのだ」という、ある意味、半強制的なイニシ
アチブの元で事を運ばないからではないのか?移転地の民意が反対だと
移転はできないというが、ではそもそも宜野湾や名護の方々の意思は確認
してるのだろうか?どこだって基地など嫌なのだ。そんなのは最初から
わかっているのだから、それを踏まえてやらなければ何も進まないだろう。

鳩山さんの運のつきは、自民党時代に長年解決出来ずにずっと棚上げして
きたこの問題に期限を付けたことである。自分の首を自分で絞めたに等しい
行為である。

結局、普天間問題なんてどうしたって、名護に移転という自民党がやって
いた以下の結果にはならないだろうから、最初からもっとデンと構えてや
れば良かったのだ。

そして、そもそも民意による反対を言うなら、日米安保や米軍基地の存在
そのものに及ばなければならないはずだ。今回の問題は軍縮を求める民意
を政府が履き違えているのが原因とも言える。本来、一番に考えなければ
ならないのは単なる基地の移設についてではなく、今後の日本の安全をどう
するのか?これまでと同じように米国に依存するのか?自主防衛も視野に
入れて考えるのか?…などのはずである。

そろそろ、米国が世界の安全保障を担えなくなってきた時を想定して
考える時であるような気がしてならない。


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