早いものでかつて柔ちゃんと呼ばれた、柔道の谷亮子選手もすでに
34歳で2児の母親である。
そんな彼女が、次期参院選に民主党から立候補するとのことである。
しかも現役を続け、次回、ロンドン五輪を目指しながら、育児もこなし、
野球選手である夫を支え、そして国会議員まで4足の草鞋である。
いくら小沢に懇願されたとはいえ、普通で考えれば到底無理な話だ。
もっとも、育児と夫の世話などの家事全般は人に頼んでやれるとしても、
国会議員と練習の両立だけでも大変だろう。新人議員ならあいさつ回りや
政治家としての学習だってあるはずだ。いくらロンドンで金を取る為だと
しても、われわれの血税である、結して少なくない議員報酬を得る以上は、
こちらのほうも疎かしていただいては困るのである。
16歳で人々の注目を浴びてからこれまでの人生は、多くの人々からの温かい
声援ばかりであったに違いない。それは彼女自身の努力の賜物であった
としても今後の議員の道はそういうわけにはいかないのだ。練習ばかりで
議員活動を疎かにすれば、容赦なく批判もされるし、仮にロンドンで不甲斐
ない結果に終われば、「議員になんかになるからだ…」との苦言も出るだろう。
また、政治家としても目立った活動実績がなければ、地球を覆うほどの愛で
頑張っていただいても、ただの税金泥棒である。
それもこれも全ては、票欲しさに甘い言葉で丸めこんだ小沢の責任なのだが、
「やる」と言った以上は本人の責任でもある。もっとも自身にも多少は政治家
としての野望もあったのかもしれないが、仮にそうだとしても、現役を退いて
からでも遅くはなかったはずである。
現役を続けながらという彼女の場合、とうの昔に現役を退いた、中畑や堀内、
池谷とはわけが違うのだ。
今後の柔の道が、茨バラの道にならなければ良いのだが…。

34歳で2児の母親である。
そんな彼女が、次期参院選に民主党から立候補するとのことである。
しかも現役を続け、次回、ロンドン五輪を目指しながら、育児もこなし、
野球選手である夫を支え、そして国会議員まで4足の草鞋である。
いくら小沢に懇願されたとはいえ、普通で考えれば到底無理な話だ。
もっとも、育児と夫の世話などの家事全般は人に頼んでやれるとしても、
国会議員と練習の両立だけでも大変だろう。新人議員ならあいさつ回りや
政治家としての学習だってあるはずだ。いくらロンドンで金を取る為だと
しても、われわれの血税である、結して少なくない議員報酬を得る以上は、
こちらのほうも疎かしていただいては困るのである。
16歳で人々の注目を浴びてからこれまでの人生は、多くの人々からの温かい
声援ばかりであったに違いない。それは彼女自身の努力の賜物であった
としても今後の議員の道はそういうわけにはいかないのだ。練習ばかりで
議員活動を疎かにすれば、容赦なく批判もされるし、仮にロンドンで不甲斐
ない結果に終われば、「議員になんかになるからだ…」との苦言も出るだろう。
また、政治家としても目立った活動実績がなければ、地球を覆うほどの愛で
頑張っていただいても、ただの税金泥棒である。
それもこれも全ては、票欲しさに甘い言葉で丸めこんだ小沢の責任なのだが、
「やる」と言った以上は本人の責任でもある。もっとも自身にも多少は政治家
としての野望もあったのかもしれないが、仮にそうだとしても、現役を退いて
からでも遅くはなかったはずである。
現役を続けながらという彼女の場合、とうの昔に現役を退いた、中畑や堀内、
池谷とはわけが違うのだ。
今後の柔の道が、茨バラの道にならなければ良いのだが…。
