ちょうど今、日経新聞で「小笠原の素顔」と題したコラムが数日間に
渡って連載されている。
先日、世界遺産に指定されたこともあり、一気に知名度も上がり、一躍
注目を浴びてしまっている小笠原諸島である。
最近ではクルーズ船が立ち寄ったりして、かつてのダイバー天国からう
って変わって世代を問わない観光客でにぎわっているそうである。
そんな小笠原だが、かつて日本が南洋諸島を委任統治していた当時、島に
渡ってきた欧米人やポリネシア人の末裔が当時から伝わる南洋文化を今に
伝えていて、踊りや民芸品などの随所にそれを観ることができるという。
そういえば、作家の岸本葉子が小笠原に住む欧米系の末裔家族を取材した
本を以前、読んだことがある。確か瀬堀(カタカナでセーボリ)さんとい
う名字を持つ家族が数家族いて、彼らが、戦後、ほとんどの欧米系の人々
が帰国してしまった中、唯一、島に残り日本人として生活してしている
欧米系の人々ということでその生活ぶりを紹介していた。
「小笠原の魅力は日本的ではないこと…」
戦前までは、サイパンやグアムまでの航路もあり、そこから島伝いにハワイ
までも行けたそうである。現在でも月一便でもいいからグアムやサイパンま
で定期船を運航し、日本の国境の島としての顔もアピールしたら良いと思う。
今回、世界遺産になってしまったことで、環境保全にばかりに力を入れるこ
とで変に閉鎖的になってしまい、どんどん内向きの観光地になってしまわな
いか、ちと気がかりである。
しかし、今でも東京の竹芝桟橋から2泊3日かかる船しかないので、今流行り
の弾丸トラベラーや週末旅行で訪れることができないのがいいと思う。また、
その距離もあって伊豆七島のようにナンパ島にはなりえないところも幸いで
ある。(これはもう、古いのか…)
個人的には、世界遺産になってしまったことで、あまり行きたいとは思わな
くなったが、何十年後、並行感覚も鈍り、船酔いすら感じなくなったと思う
年齢が来たら行ってもいいかもしれない…。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
渡って連載されている。
先日、世界遺産に指定されたこともあり、一気に知名度も上がり、一躍
注目を浴びてしまっている小笠原諸島である。
最近ではクルーズ船が立ち寄ったりして、かつてのダイバー天国からう
って変わって世代を問わない観光客でにぎわっているそうである。
そんな小笠原だが、かつて日本が南洋諸島を委任統治していた当時、島に
渡ってきた欧米人やポリネシア人の末裔が当時から伝わる南洋文化を今に
伝えていて、踊りや民芸品などの随所にそれを観ることができるという。
そういえば、作家の岸本葉子が小笠原に住む欧米系の末裔家族を取材した
本を以前、読んだことがある。確か瀬堀(カタカナでセーボリ)さんとい
う名字を持つ家族が数家族いて、彼らが、戦後、ほとんどの欧米系の人々
が帰国してしまった中、唯一、島に残り日本人として生活してしている
欧米系の人々ということでその生活ぶりを紹介していた。
「小笠原の魅力は日本的ではないこと…」
戦前までは、サイパンやグアムまでの航路もあり、そこから島伝いにハワイ
までも行けたそうである。現在でも月一便でもいいからグアムやサイパンま
で定期船を運航し、日本の国境の島としての顔もアピールしたら良いと思う。
今回、世界遺産になってしまったことで、環境保全にばかりに力を入れるこ
とで変に閉鎖的になってしまい、どんどん内向きの観光地になってしまわな
いか、ちと気がかりである。
しかし、今でも東京の竹芝桟橋から2泊3日かかる船しかないので、今流行り
の弾丸トラベラーや週末旅行で訪れることができないのがいいと思う。また、
その距離もあって伊豆七島のようにナンパ島にはなりえないところも幸いで
ある。(これはもう、古いのか…)
個人的には、世界遺産になってしまったことで、あまり行きたいとは思わな
くなったが、何十年後、並行感覚も鈍り、船酔いすら感じなくなったと思う
年齢が来たら行ってもいいかもしれない…。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)