リビアのカダフィー時代がいよいよ終わりを迎える。
カダフィー長男も反政府側に投降し、次男も捕まり首都
トリポリも一部を除いて、反政府側が掌握したようだ。
何だかあっけないほど簡単に首都が陥落した。残るはカダ
フィー本人と最後まで忠誠を誓う側近らが残るのみである。
もうすでに、外国に亡命するのは不可能だろう。
残る選択肢はいくつもない。自決か、最後まで徹底抗戦で
殉死するか、投降して裁かれるか(こうなると死刑だろう)
はたまた情けないが、一般人に成りすまして穴の中に隠れ
るか(フセインと同じだ)、結局、どうあがいても待って
いるのは「死」ということになるのかもしれない。
いずれにしても、緑一色の国旗の大リビア・アラブ社会主義
人民ジャマーヒリーヤという、建前上は何だか非常にわかり
にくい体制の国だったが、実はカダフィー一族の独裁国家と
いう、これまでのリビアが無くなろうとしている。
今後は、「リビア共和国」とでも名前を変え、アラブ式社会
主義を捨て、普通の民主主義国家となり、外国人も自由にこ
の国を訪れることが出来るようになると思われる。
カダフィーが革命を起こしたのが、1969年。私が生まれた年
である。現在の体制になってから、外国人がこの国を好き勝
手に歩くことが難しくなり、おそらく地方の町などには、外
国人の姿など見かけたことが無い人々がたくさんいるだろう
と思われる。
それだけに、国が安定した後、外国人の入国が自由になれば、
それはそれで、なかなかおもしろい体験ができるのではない
かと思っている。
もっとも、イラクのように極度に治安が悪化しなければの話
だが…。
とはいっても、未だカダフィー本人は頑張っている訳である。
極悪人には違いないが、彼もまた歴史上のひとりになってし
まうのかと思うと、どこか考え深いものがある。
きっとロシアにいる将軍様も、気が気でないに違いない…。
カダフィー長男も反政府側に投降し、次男も捕まり首都
トリポリも一部を除いて、反政府側が掌握したようだ。
何だかあっけないほど簡単に首都が陥落した。残るはカダ
フィー本人と最後まで忠誠を誓う側近らが残るのみである。
もうすでに、外国に亡命するのは不可能だろう。
残る選択肢はいくつもない。自決か、最後まで徹底抗戦で
殉死するか、投降して裁かれるか(こうなると死刑だろう)
はたまた情けないが、一般人に成りすまして穴の中に隠れ
るか(フセインと同じだ)、結局、どうあがいても待って
いるのは「死」ということになるのかもしれない。
いずれにしても、緑一色の国旗の大リビア・アラブ社会主義
人民ジャマーヒリーヤという、建前上は何だか非常にわかり
にくい体制の国だったが、実はカダフィー一族の独裁国家と
いう、これまでのリビアが無くなろうとしている。
今後は、「リビア共和国」とでも名前を変え、アラブ式社会
主義を捨て、普通の民主主義国家となり、外国人も自由にこ
の国を訪れることが出来るようになると思われる。
カダフィーが革命を起こしたのが、1969年。私が生まれた年
である。現在の体制になってから、外国人がこの国を好き勝
手に歩くことが難しくなり、おそらく地方の町などには、外
国人の姿など見かけたことが無い人々がたくさんいるだろう
と思われる。
それだけに、国が安定した後、外国人の入国が自由になれば、
それはそれで、なかなかおもしろい体験ができるのではない
かと思っている。
もっとも、イラクのように極度に治安が悪化しなければの話
だが…。
とはいっても、未だカダフィー本人は頑張っている訳である。
極悪人には違いないが、彼もまた歴史上のひとりになってし
まうのかと思うと、どこか考え深いものがある。
きっとロシアにいる将軍様も、気が気でないに違いない…。