ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

本音

2020-10-15 21:42:28 | 時事(国内)
賞与不支給、元アルバイトが敗訴…。

アルバイトには賞与を支払わなくても良いという最高裁での判決の話だ。アルバイトと言っても働き方はその会社や店舗でも様々、限りなく正社員と同じような内容で働いている人もいるし、適当な感じでお気楽に働いている人もいる。その中間という場合もあるだろう。一律、同じ規定でというのはなくてもいいと思うが、会社に十分な利益が出ていて、この人にはという場合には出してあげるべきだし、そうすることでさらにやる気を持って働いてくれるのであれば、雇用主にもリターンとなるので悪い話ではないはず。

今回の判決は雇用主側に寄り添った結果となり、正直、良かったと胸を撫でおろしている経営者もいるだろうと思う。けれど働く側としてはやる気のモチベーションや評価の対価は基本、賃金でしかない。賞賛や役職での評価もそのベースに賃金アップがないと意味がない。ともかくたくさん貰えたらうれしいし、そういう評価をしてくれたということで、また頑張ろうと思うのが、働く側の素直な気持ちである。

うちにも長年働いてくれている女性がいる。ただしボーナスは一度も出してあげたことがない。その代わり時給プラス歩合制にしており、売り上げに応じて毎月の給料に加算して渡している。と言っても基本の時給が低いわけではないから、たくさん売ってくれた月は時給換算で1600円くらいになることもあった。さらに1日の予算を達成したらそれとは別にプラス2000円という手当と月間予算達成で5000円が貰える。

別段、ノルマを課しているわけではないし、他と比べて賃金的にも悪くはないだろうと思ってはいる。けれど働く側にとっては、それでも何かしらの不満はあるはず。雇用主との間に100%の満足はないだろうと思っている。多分、そう思ってて間違いない。

あとは、気持ちよく働いて貰うために、言うべきところは言いながらも、常に謙虚と感謝をもって接していくしかない。

いつか退職するときにでも、一度、本音を聞いてみたいと思っている。

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