ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

あの日

2007-09-15 08:10:32 | つぶやき


すっかり忘れていたが、今週火曜日の9月11日は、あの日から
ちょうど6年が経った。

6年前の9月11日も火曜日であった。
6年前のあの日、私は名古屋に引っ越してきて、まだ数日しか経っておらず
片付いていない部屋をそのままにして、テレビのニュースに見入っていた。
飛行機が貿易センタービルに突っ込んで行く映像が、何度も何度も流れ
ていて、その後、映像はビルが倒壊する場面に変わり、あっという間に
ニューヨークの景色から2本のビルが消えた。
この間、約100分だったそうである。

あの日以後、私の生活は全く何も変わらなかったが、世界では
何かが変わったようだ。
世界中がテロに敏感になり、アメリカは報復として、アフガン
にミサイルを撃ち込んだ。そして、その勢いでイラクへ侵攻し
フセインを追い出した。
あのテロで亡くなった人々の数はおよそ3千人、しかしその後の、
イラクやアフガニスタンで亡くなった人の数はこの何十倍にもなる。
共に何の罪も無い人々である。

テロリストによって亡くなった人々も、米軍によって亡くなった人々も
同じように悲劇であり、不運であり、不幸である。

ニューヨークで亡くなった人々も、イラクやアフガンで亡くなった
人々も等しく、毎年この9月11日に偲ばれるべきである。








コメント

隠居のすすめ

2007-09-14 17:22:54 | 旅行(国内)

先日、大河ドラマ「風林火山」で話題?の山梨県を訪れた。

甲府近くの温泉宿に泊まり、初めてワイナリーと言うところを
いくつか見学した。見学したワイナリーのひとつがサントリー
で(あのお酒で有名な会社である)、ガイドがついてワインが
出来るまでの過程を、大変丁寧に教えてくれるのである。

個人的には、それほどワイン作りの過程に興味があったわけではないが
案内をしてくれたガイドの方の説明がとても丁寧で、しかも声の強弱を
巧みに使い、飽きさせない工夫もしている。なんだか久しぶりにとても
美しい日本語を聞いたような気がして、ついつい最後まで聞いてしまった。

きっとこれはサントリーの社員教育の賜物であろう。
日本航空の客室乗務員なんかより、よほど話し方を含めたマナーを
心得ている。私はサントリーの回し者ではないが、おそらく
すばらしい会社のはずである。今後お酒を購入する時は、ぜひサントリー
に絞って…と思ったが、私はほとんどお酒はやらないのである。
非常に残念なことである。

さて山梨から戻ると、ニュースは安倍さんの辞任、一色であった。
なんとも、美しくない中途半端な辞め方で、身の引き際というタイミングを
知らない典型である。これで安倍さんの好感度はさらに下がったであろう。

「終わり良ければ、全て良し」という言葉があるが、このタイミングでの
辞任は、その正反対の行為であると、我々に印象付けてしまった。
これで、安倍政権一年間のささやかな功績さえもどこかに霞んでしまった
と言えよう。(もちろん功績が、あるとすればであるが…)

安倍さんは、まだ50代である。一度の閣僚経験のみで首相を経験し
一応、十分な達成感はあるであろう。

あとは、細川元首相のように早々に政界から足を洗い、隠居することを
ぜひ、お薦めしたい。














コメント

ブッシュの妄言

2007-09-13 18:15:54 | 時事(海外)

ブッシュ大統領が、またまた迷言を吐いたらしい。

「APEC」(アジア太平洋諸国会議)を「OPEC」石油輸出国機構
と間違えたのを筆頭に「アウンサン スーチー」を「アウンスン サーチー」
などとやったらしい。
ブッシュの迷言は、すでに誰もが知るところとなり、今さらこの程度では
誰も驚かなくなっているそうである。

先日はキャンプデービッドで、イギリスの新しい首相である
ゴードン・ブラウン氏と初めての合同記者会見を開いた際
そこにニック・ロビンソンというBBCのリポーターも出席していた。
記者会見が終わった際、頭の薄い彼に向かって一言、
「次はハゲ頭を隠しておいたほうがいいな」と大勢の前で
言い放ったそうである。

ブッシュはどうやらデリカシーと言う言葉も、知らないようである。
そればかりか、一般常識にも乏しいエピソードには事欠かない。

ブラジルのカルドーソ大統領に「ブラジルにも黒人はいるんですか?」
と質問した。
「米国と日本は150年もの間、同盟関係を結んでいます」と太平洋戦争があった
ことをすっかり忘れている発言を日本の国会で演説した。

このようなブッシュの迷言、妄言はいくつもの本になって発売されている。

はっきり言って、彼はアホである。
そして、このような人がアメリカの大統領をやっているのである。

安倍さんは、ついに退陣を表明したが、この人は任期満了まで
努めあげるつもりである。

世界の人々にとって大変不幸なことであるが、今しばらくは、不安な日々が
続くことを、あらためて覚悟する必要がありそうである。




コメント

女は強い?

2007-09-10 11:51:49 | つぶやき

通常の人間社会では、出生時点では男児の数の方が女時よりも
わずかに多いことになっているそうである。

ところが、男性はストレス解消が苦手な為、くだらない理由でコロリと
死んでしまうらしい。その反面、女性はなにかとしぶとくできているので、
なかなか死なない。こちらが、死んでくれと願っていると、ますます
死なないそうである。女性とはそういう生き物だと、本当かどうか
定かではないが、以前読んだ本に、そう書いてあった。

たまに「死んでやる」などと、男を脅す女性もいるようだが、結局最後に
自殺に追い込まれるのはなぜかいつも男の方であるというのは、世界各国で
統計的に立証されている。もちろん自殺の理由が全て、女性が原因という
わけではないだろうが、日本では実に71,3%が男性の自殺だそうである。

近年、ますます女性が強くなってきたように感じる。ひと昔前、結婚するなら
日本女性が理想的だと欧米社会で言われていた事など、信じられないほどである。
反面、男性が弱くなったのは周知の通りである。父親の権威が無くなり、
母親が主導権を持つ家庭が本当に多くなった。
そして、そういう家庭に育った子供は、自然に同じような家庭を築くものである。

そのうち、「男尊女卑」ではなくて「女尊男卑」なんていう言葉が
できるかもしれない。

こうやって世の中の男性は、どんどん弱くなり将来的には、女性主導の
社会が作られて行くのではないか…と思うのは考えすぎだろうか?



コメント

シンデレラ ストーリー

2007-09-09 07:57:51 | 時事(海外)

普通の人が突然、プリンセスになるというような、シンデレラ
ストーリーが時々ある。

日本でもその昔、インドネシアの初代大統領、スカルノ大統領の
第三婦人となったデビ婦人がそうであろう。当時、銀座のクラブで
働いていた彼女は、クラブを訪れた大統領に見初められ、晴れて
プリンセスとなった。

さて、今回はアラブ首長国連邦、ドバイの王子さまの話である。
この王子さま(30)がクレーン射撃の競技会に参加する為に訪れていた、
ベラルーシーの首都、ミンスクのホテルでその出会いはあったそうである。

お相手はこのホテルでウェイトレスの見習いとして働く、19歳の
女性で彼女が、王子の泊まるスイートルームにジュースを届けたの
がきっかけだったという。
王子は一週間の滞在予定を2度に渡って延ばし、夕食などに招待して
出会って20日後に現地で結婚式を挙げたとのことである。

さすがにアラブの王子様である。その権力と財力ゆえ、結婚式など
我々庶民が飲み会を開くのと同じような感覚で出来てしまうのだろう。
あっぱれである。

少し前だったか、世界一のお金持ちの王様が住むブルネイの皇太子が、
庶民の女子高生(16)を、お嫁にもらって話題となったことは記憶に新しい。

ベラルーシーのこの女性曰く、「私の人生がおとぎ話になった」

おとぎ話の最後は、常にハッピーエンドとは限らないものである。
彼女のおとぎ話が、そうでないことを願うばかりである。



コメント

普通が一番

2007-09-08 09:32:26 | つぶやき

先日、「勝者と敗者語録」を紹介したが、今回はその第2弾である。

1、勝者は時間を使うが、敗者は時間に追われる。

2、勝者は発想に筋道を見出し 敗者は発想に浮かれる。

3、勝者はブラックジョークを笑い飛ばし 敗者は真に受ける。

4、人生は一度と考えるのが勝者 生まれ変わったらと考えるのが敗者。

5、勝者は与えよう、与えようと他者のために働き
  結局はそれが廻りまわって己の利益になる。

6、敗者は「我が我が」と、自分ひとりだけで吝嗇に
  独占しようとして結局は何も得られない。

7、勝者は年上に生意気だと言われ、敗者は俺のほうが年上だと怒り出す。

8、勝つまで努力したものが勝者、途中でやめたら敗者。


私には、一体何をもって勝者、敗者なのか良くわからない。
人と何かを比べることにどんな意味があるのか…とも思う。

ジョンレノンもイマジンの中でこう言っているではないか。

「想像してごらん、勝者も敗者も戦争もない世界を…」

やっぱり普通が一番である。









コメント

マザーテレサ

2007-09-07 07:57:45 | つぶやき

先日、ダイアナ妃が亡くなって10年が経った。
そして今月9月5日はこの人が亡くなって10年が経った。
マザーテレサである。

以下は彼女の言葉である。

「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」

「この世で最大の不幸は戦争や貧困などではない。
自分は誰からも必要とされていないと感じる事。」

「銃や砲弾が世界を支配してはならない。大切なのは愛である。 」

「苦しみが私達の生活に訪れて来る時、微笑みをもって受け入れましょう。
神が送り給うすべて、求め給うすべてを微笑みながら受け入れる勇気は、
神からの最も偉大な賜物といえます。」

「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を
優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

「私は受賞に値するような人間ではないけれど、世界の最も貧しい人々に
代わってこの賞を受けます」(ノーベル平和賞授賞式でのスピーチ)。

「帰って家族を大切にしてあげて下さい」(ノーベル平和賞受賞の際、
インタビューで「世界平和のために私達はどんな事をしたらいいですか」
と問われて)。

彼女の言葉は全ての人にわかりやすく、謙虚で、愛情に満ちており、
そして何よりも優しい。

2003年、バチカンはマザーテレサを列福し、福者であると宣言した。

これにより、マザーテレサの言葉は、神の言葉となった。

自分の生涯のほとんど全てを、弱者救済に捧げた彼女は1997年9月5日
に87歳で亡くなった。

彼女の最後の言葉は、「もう、息ができないわ」であったそうだ。

コメント

神頼み

2007-09-06 09:37:57 | 時事(海外)

ネパールの国営ロイヤル・ネパール航空は、保有する国際線用
航空機のうちの1機に技術的な不具合が出たことを受け、
ヒンドゥー教の空の神をなだめるため、生け贄としてヤギ2匹を
ささげたそうである。

ヤギはネパール唯一の国際空港であるカトマンズの空港で、
問題の発生した機体の前で、ヒンドゥー教のしきたりにのっとって
生け贄にされた。同航空会社の幹部は「機体の不具合は直り、
運航を再開した」と語ったとのことである。
ロイヤル・ネパール航空は過去数週間、この不具合のために
何便かを運航中止にしなければならない状況だったらしく、
困り果てた結果このような処置に至ったようである。

ほんとにこんなんで直ったのか、多いに疑問であるのは、誰もが思う
ところである。(ヒンドゥー教徒は除く)
生け贄をささげると同時に、航空機メーカーの整備士にちゃんと
見てもらってお墨付きを貰ったことを祈るばかりである。

このような宗教的儀式は普通、病気や呪い、たたり、そして天候(雨乞い)
などに用いられるのなら聞いたことがあるが、対象がテクノロジーの集約
された航空機にというのは、実にめずらしい。

個人的には、このような儀式の全てを肯定するわけではないが、
遥か昔から、その土地に伝わる伝統的な儀式には、ある一定の
効果があるような気がしてならない。その土地に住む人々にとって
は、そうすることで問題が解決したり、物事が良い方向に向かうと
信じられており、おそらくそれなりの実績もあるのだろう。
それは、そこで暮らす人々にしかわからないのかもしれない。

空の事故の原因は地上にあると言われている。もし整備に限界が
あるのだとしたら、後は神頼みしかないと言うのも頷ける。

まあ、しばらく様子を見て、その不具合の出た航空機に何も起こらな
かったら、その生け贄の儀式とやらを、チャイナエアラインにお奨め
してみたい気がする?最も台湾には台湾の神頼みがあると思うが…。



コメント

私の生きる道

2007-09-05 08:01:43 | 生活


昨日は久しぶりの休みであった。
実にお盆開けの16日から数えて20日ぶりのことである。

今日は何もしないと決めて、1日中ゴロゴロしながら
本でも読んで…と思っていたが、こんな時しか行けない
銀行やら、買い物やらと結局、半日はのんびり出来ずじまい
であった。

時折テレビをつけると、どこのチャンネルでもニュースでは、
農水大臣の辞任問題が大きく報道されていた。
3人連続の不祥事ともなると、さすがに安倍さんの運も尽きた
ような気がしなくもない。

その昔、「政治家に正直や清潔を求めるのは、八百屋で魚を
くれと言うのに等しい」と言った大臣がいた。
当時は田中角栄のロッキード事件の頃で、四半世紀も前になるが
今の時代とは、我々が政治家に求めるものが異なるのであろう。
昔の政治家は、倫理観も価値観も我々民衆とは、かけ離れたところに
あったようだ。政治さえしっかりやってくれれば、多少に事は多めに
見てくれる風習が一般的であった。

それが今の政治家は、物事を我々庶民と同じ物差しで計られてしまう。
当然と言えば当然なのであるが、「政治家だからって特別扱いは許さないぞ」
、と国民の目は厳しくなるばかりであるような気がする。

まあ、これも時代の変化なのだろう。
変化に適応できない者は、取り残される。
それは政治の世界も民間の世界も同じである。

つくづく生きていくのに厳しい時代になったものだと思う。

時代に左右されない生き方なんてあるのかどうか、わからないが
常にわが道を行きたいと、思う今日この頃である。


コメント

勝つという事、負けるという事

2007-09-04 09:45:22 | つぶやき


以下は勝者と敗者の違いだと言う。
なかなか的を得ていると思うので、ぜひ紹介したい。

1、勝者は間違ったときには「私が間違っていた」と言う。
敗者は「私のせいではない」と言う。

2、勝者は勝因は「運が良かった」と言う。例え運ではなかったとしても。
敗者は敗因を「運が悪かった」と言う。でも、運が原因ではない。

3、勝者は敗者よりも勤勉に働く。しかも時間は敗者より多い。
敗者はいつでも忙しい。文句を言うのに忙しい。

4、勝者は問題を真っ直ぐ通り抜ける。
敗者は問題の周りをグルグル回る。

5、勝者は償いによって謝意を示す。
敗者は謝罪をするが同じ間違いを繰り返す。

6、勝者は戦うべきところと妥協すべきところを心得ている。
敗者は妥協すべきでないところで妥協し、戦う価値がない所で戦う。

7、勝者は「自分はまだまだです」と言う。
敗者は自分より劣るものを見下す。

8、勝者は自分より勝るものに敬意を払い学び取ろうとする。
敗者は自分より勝るものを不快に思い、アラ捜しをする。

9、勝者は職務に誇りを持っている。
敗者は「雇われているだけです」と言う。

10、勝者は「もっと良い方法があるはずだ」と言う。
敗者は「何故変える必要があるんだ?今までうまくいっていた
じゃないか」と言う。

誰が言ったか知らないが、するどい指摘である。
個人的には、勝者にはならなくても良いが、ここで言う敗者にはなりたくない。

要は人間性の問題である。



コメント