ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

勝敗

2009-07-13 06:02:21 | 時事(国内)
ついに麻生さんが今月21日の解散を決めた。
昨日の東京都議会選挙の惨敗を踏まえての決断である。

しかし、これは何も麻生さん一人の責任ではないはずである。
地方選の惨敗の結果は、自民党内がまとまらず、政策をおざ
なりにし、政局をゴタゴタにしたことに起因しているのだ。

党内みんなの自己責任である。

自民党にはやはり今回、一度野党へ転落していただき
猛省していただくのが一番であろう。思えば戦後、ほんの
わずかな一時期を除いて、日本はずっと自民党の独裁政権
であったのだ。選挙で選ばれたとは言え、これだけ長く権力
に君臨し続けていれば、どこかに歪みも出るだろう。

初心に帰るには、やはり野党から…である。

そして、そんな自民と連立を組んでいる公明党はというと、
今回の都議選では、擁立した候補者全員が当選しているのだ。
当然のことながら、これはS学会の力であることは周知の通り
である。さすがI会長である。だてに、世界中の大学や研究
機関から、無意味に表彰状やら感謝状やら名誉博士号やらを
購入、いやいや受賞しているだけのことはある。

そのうち肩書きの数で、ギネスにでも登録されるのでは
ないだろうか?恐ろしいことである。

私は何もI会長が嫌いなわけではないのだ。「思想を憎んで
人を憎まず…」である。

話しがズレたが、本来の意味でいえば、そもそも選挙の
「勝ち負け」という概念自体がおかしいのである。

勝つ、負けるの前に、まず政策を情熱的に自信をもって訴える
こと。自民にも民主にも言えることである。















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旅…

2009-07-12 18:14:52 | つぶやき
「旅に出たい…」と最近つくづく思う。
それも最低、数ヶ月という期間でなければダメなのだ。
長い旅は、それ自体が日常になり好奇心もなくなってくる
ものである。しかし、そこからがまた旅なのだと個人的に
は思っている。

観光することにも飽きてくると、基本的にやることがなくなる
のが旅行というものである。朝起きて朝食を食べると、「さて、
今日は何をしようか?」と考えを巡らせる。
もちろん街くらいは歩くが、特にすることもない毎日が延々と
続く日々は、なんだが退屈にも思えるが、この退屈さを自分の
中で越えた時、初めて日常となった旅を楽しめるようになる
ものなのだ。

基本的には時間だけは有り余っているわけで、すると当然、
歩く速度が遅くなる。ゆっくり歩けば、同じ街歩きでも視界
に入って来るものが異なってくるのだ。人々の顔や服装、働い
ている人の姿や家の作り、売られている食べ物など、些細な
ところにまで目が行くようになり、興味や疑問を覚えるように
なるのだ。

そうなるともう、訪れる街の数だけ新しい興味や疑問に触れる
ようになるわけで、ある意味、退屈知らずである。

しかし、そこは人間、毎日同じことの繰り返しでは、疲れて
しまうこともあるだろう。雨の日だってある。そんな時は、物
思いに耽るのだ。昔の出来事を思い出したりすることも一考で
ある。そうすることで、自分自身を見つめ直すこともできるだろう。

私などは、夜行バスの移動中、寝れない時などは良く過去の
出来事を思い出していたものである。また、そういう時間がある
意味とても好きだったこともあり、極力、移動だけは誰かとつる
まないよう、心がけたものである。

あとは、本と音楽があれば、2~3年なら楽しんで旅を続けられる
だろう。

インドでは晩年、家族に別れを告げ、サドゥーとなり旅を続け
ながら死に場所を求めるような行動をする人々がいる。
もちろん宗教的な意味合いを持つ行為だが、宗教的なことは
さておき、少ない年金を旅先で受け取りながら旅をし続け、最後に
自分の気に入ったところで死んでいくというのも、悪くないなと
思う今日この頃である。


















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悲壮感…

2009-07-11 17:22:48 | 時事(海外)
イタリアサミットでの麻生さんは、着ているスーツの色だけでなく
存在感も薄かったのは、予想通りである。また、首脳陣との写真では
満面の作り笑いが異様に目立ったのは周知の通りである。

各国首脳は、いくつもの会談を設定し、予定通り首脳外交をこなしたが、
麻生さんとの会談を承諾したのはロシアとアメリカだけであった。しかも、
時間の合い間をぬって無理やり押し込まれた、形だけの会談である。
握手を交わす写真さえ撮れればよかったのだろう…。

政権末期状態の日本の首相だから…という事情もあるのかもしれないが、
それだけではないだろう。現在の日本に対する世界の期待が、何も無い
からこうなったという気がしてならない。

要求されもしないのに、我先にと地震復興に金を出す日本に、ホスト国
イタリアからの感謝の気持ちは薄い。上目遣いに笑顔を振りまき、握手を
かわす麻生さんだが、それなのに相手の目は違った方向を向いている。

今の日本外交を象徴するかのような場面であり、悲壮感すら漂う。

つい先日、麻生さんの朋友の酩酊記者会見もこの地で行われた。

イタリア人はあの無節操な日本の政治家を、すでに忘れてくれただろうか?

それとも、そもそもそんな日本のことなど、始めから感心すらないのかも
しれない…。

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いただきもの…

2009-07-10 17:54:10 | 生活
時々、自宅で取れる野菜やら果物を持ってきてくれる
おばちゃんがいる。今年は大量のむらさき玉ねぎに始まり、
そら豆、えんどう豆、びわにブロッコリーとほんとうに
良く頂いている。

全て無農薬で作っているそうで、形が悪かったり虫が付いて
いたりするのだが、これがとてもおいしいのだ。全ての無農薬
野菜がそうなのか知らないが、おばちゃんとこの野菜は、野菜
が持つ本来の甘みや香りがとても強く、スーパーで買うのとは
全く別ものなのである。

大変、ありがたいのだが、人間、おいしいものを食べだすと口が
肥えてくるもので、最近はスーパーの野菜では何か物足らなく
なってしまっている。

そんなおばちゃんが今日は「びわタルト」なるお菓子を持って
来てくれた。世間話を小1時間ほどしておばちゃんが帰ると
重なる時は重なるもので、別のおばちゃんが今度はピザを持って
来てくれたのだ。一人では食べきれないほど買ってしまった
から…ということらしい。

世知辛い世の中なのに、大変ありがたいことではないか。

再び、世間話を小1時間ほどして帰られたのだが、重なる時は
重なるものである。今度は、知人がショートケーキを持って
来てくれたのである。うれしいではないか。ショートケーキは、
私の大好物である。

知人は、世間話を小1時間ほどして帰って行った。

びわタルトにピザ、そしてショートケーキを頂いて、世間話を
3時間である。

頂きものは大変うれしいのだが、 私は、主婦ではない…。




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583万円

2009-07-08 16:47:30 | 時事(国内)
国からの金融危機対応融資を受け取る日本航空の話しである。

この会社の企業年金は、勤続42年のモデルケースとすると年額
583万円もいただけるのだそうだ。月額にすると48万6000円である。

退職後は、まさに「左うちわ」だ。

タイムマシンがあれば…16年前に遡り、どんな手を使ってでも
日本航空に就職したであろう。大変悔やまれることである。

しかし、黒字化を目指し融資を受けると言うのに、この高コスト
体制はいかがなものか…。

英国航空では、この厳しい市場環境の中で、従業員に対し
1週間~1カ月の無報酬の勤務か、無給休暇を取得するかの
選択を打診している。またCEO自らも、7月は無報酬で働くことに
同意しているそうだ。ちなみに彼の月給はおよそ970万円。
平均的な一般職員の年収以上を稼いでいるという。

また、香港のキャセイ・パシフィック航空も同様のスキーム
を発表し、ほとんどの職員が受入れているという。

多くの従業員が職を完全に失うか、この不景気を乗り切るために
会社に協力して減給を受け入れるか、という選択を迫られているのだ。

日本航空も融資ばかりに頼らず、他を見習ってさらなる企業努力を
すべきであろう。

まずは、運賃の値下げからお願いしたいところである。




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平和

2009-07-07 15:18:06 | 時事(海外)
本日は、仕事を兼ねて友人がやって来た。
午前中には早々仕事を済ませ、お昼を食べたあとは
2人で任天堂wiiスポーツをすることに…。

40前後のいい大人が、2人そろって昼間からゲーム
で汗をかいている。たっぷり2時間は遊んだだろうか?

実に平和な1日であった。

反対に平和でなくなったのが、中国、新疆ウイグル自治区
だ。以下は政府側の報道である。

4日の夜、デモを呼びかける情報がネットを通じて広がった。
政府が先導者とみなす、世界ウイグル会議(本部はドイツに
ある)が仕掛けたと言う。そして翌5日、暴徒が街に繰り出し
デモ行進を始め、暴力や破壊、略奪に発展した。また、漢族
の人々は、ウイグル族に囲まれ民族を問われ、「漢族だ」と
答えるといきなり殴打されたと言う。

これに対して、ウイグル族側の主張はこうだ。ウルムチの
中心地で、およそ1万人が参加して平和的なデモにより自ら
の不満を表明した。しかし、多数の警察、軍の出勤で武力
鎮圧を受けた。つまり、最初に手を出したのは中国当局側
だと主張している。

一体、どちらの主張が正しいのか?

まあ、中国政府の報道は、政治的なものに関する限り、
政府に都合の良いように歪曲されていることが多いのも
事実である。今回もおそらく大方そうであろう。

140人も死傷者が出ているのだ。かなり無茶な鎮圧を
したに違いない。

これ以上の被害がでないことを祈るばかりである。




































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結論…

2009-07-05 17:42:45 | 時事(国内)
総選挙に向けた首長連合への賛同を呼びかけている橋下知事や
横浜市長らが昨夜、会合を持ち今後、宮崎県の東国原知事には、
首長連合への参加は求めない方針で一致したそうである。

橋下知事は会談後、「お互い別々の道でやっていく」と報道陣に
語った。

そりゃそうである。

元々、橋下知事の言っている事と東国原知事の言ってるは事は
同じようで違うのだ。

簡単に言えば、財源を移してくれと言っている橋下知事と地方分権
を主張しながらも、道路を作ってくれと要望しているのが東国原知事
なのである。

巨額の財政赤字に苦しむ大阪だが、そこは腐ってもやはり日本の第2の
都市である。所詮、九州の田舎、宮崎とでは抱える諸事情が違うのだ。

それはそうと、ここのところ東国原知事はマスコミに引っ張りだこで
大忙しである。ちょっと出すぎの感すらあるような気もする。

「出る杭は打たれる」というから、今後、自民党に嫌われて「ハードル
を下げるので、なんとか自民党から立候補させて下さい…」と、ならない
よう気をつけていただきたい、と思う次第である。

人間、乗っているときは、案外回りが見えにくいものなのだ。

国政に出たければそれは自由だが、もう、宮崎でやり残したことは
ないのか?選挙当初に掲げたマニフェストをもう一度見直して
結論を出すべきであろう。




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世界最高の仕事

2009-07-04 17:35:27 | 時事(海外)
世界最高の仕事という名目で、オーストラリア・ハミルトン島の
管理人に選ばれた英国人のサウスオールさん(34)が今月1日、
島での仕事をスタートさせたそうである。

世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフに浮かぶ同島での生活を
満喫しながら、ブログの更新などで約1100万円の報酬が約束された
管理人の仕事は、クイーンズランド州観光局が観光促進キャンペーン
の一環として募集し、世界中から応募が殺到した。

リゾートライフを満喫しながら給料が支払われる一見、夢のような
生活と思われがちだが、現実には意外なほど多忙な日々だそうである。

彼曰く、「自分とクイーンズランド観光局にとっては仕事であり、実際
には多くの厳しい仕事が待っている」そして、そんな彼の主な仕事は、
同島を探検し、ブログや写真、ビデオやインタビューを通じ、同観光局
および世界に向けリポートすることだという。

恋人を伴いハミルトン島にやってきた彼は、島での生活を楽しみに
していると語る一方で、母親の料理が食べられないのが寂しいと嘆いた
そうだ。

所詮、半年ではないか?お前は、マザコンか?

話題になったこの仕事も、現実には最高ではなかったのかもしれないが、
それくらいは報酬の高さから言っても、当然であろう。

1日12時間労働、そして無休でも良いくらいである。
完全な休日があるのかは定かではないが…

いやいやこの世界的不況の最中、それくらいではダメである。
1000万円以上も貰うのだ。せめて恋人と喧嘩別れでもして、
島に来たことを後悔して、いじけてイギリスにでも帰って、
いただかないと、安月給で苦労している者からすると納得が
いかないのである。

まあ、精々、がんばっていただきたい。











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買えないもの…

2009-07-03 16:41:21 | 時事(海外)
マイケル・ジャクソンの遺言書が公開された。

遺言書にはマイケルの母キャサリンさんを3人の子供の後見人とし、
キャサリンさんがその任を果たせない場合、歌手ダイアナ・ロスに
その役割を担うよう要望している。

偉大な功績を残そうが残しまいが、とりあえず遺書というものは
必要なのかもしれない。それにより生前の意志というものも、
あらためて顕わになり、残された周囲の者たちが少しでも争いの
種を少なくすることができると思うからである。

彼は評判どおり父親への感情を生涯変えることはなかった。また
離別した元妻や兄弟たちとも一定の距離を置いていることが、この
遺言書から伺える。

彼の心が何を拠りどころとしているか、またひとつ見えてくるのだ。

血を分けた家族より他人であるダイアナ・ロスに大きな信頼を寄せる
スーパースターの孤独がそこに表われているのである。

平凡な幸せを満喫する、我々のような一般人には到底、理解出来
得ない心情である。

成功して築き上げた莫大なお金で、欲しい物はほとんど手に入れた
彼でも、幸せだけは買えなかったのかもしれない…











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変わるなら…

2009-07-02 11:02:17 | 時事(国内)
とある経営者の言葉である。

人の幸せというのは4つあるという。「愛され」「褒められ」
「役に立ち」「必要とされる」ことだそうだ。
そして彼は、「働くことで少なくとも3つは手に入れられる」
と語る。

日本では、非正社員や派遣社員などの働き方に対して、様々な
議論が起こっているが、未だ失業率は悪化の一路を辿っている。
景気が回復しても、先行きの不安からこれまでのようにすぐに
正社員雇用に繋がるとも考えにくい。

なんだか、このような時代になると、かつて時代遅れとも揶揄
された終身雇用が懐かしくも感じるものである。

ただ、どんな形であれ、働く場所は保障されてしかるべきである。
アルバイトやパート、インターンに契約社員。働き方は異なっても、
働くことで得られる喜びは同じはずだからだ。

しかし、そうは言っても求人数ひとりに対し、0,44件しか仕事が
ない時代である。しかも家庭を持つ男性なら、どんな働き方でも
良いというわけにもいかない。

経済問題を全て政治で解決できるわけではないが、やはり
今の政権与党では心もとないのは確かである。

変わるなら、できるだけ早いうちにが良いと思われる。






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