ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

冬のボーナス

2009-12-12 17:44:06 | 時事(国内)
今月10日、国と地方の大半の公務員に冬のボーナスが支給された。
管理職を除く一般職の平均支給額は、国家公務員が64万7200円、
地方公務員は60万7000円だそうである。

これでも国民の目を気にしてか、昨年よりも5~7%の減額となっている
そうである。それでもこの不況の最中、これだけ出れば充分であろう。

ちなみに鳩山首相は在職期間が短いため、議員としての期末手当約307
万円と合わせて約383万円だったそうだ。その他の一般閣僚は、337
万円ほどだったとのこと。

危機的な財政状況下の中、事業仕分けを行った直後のこのボーナス。
業績悪化でボーナスの出ない民間企業のサラリーマンから見れば、
削減できる財源はここにもあるだろうと、思うかもしれない。

公務員や国会議員などの各議員はボーナス無しでも、月給だけで充分
暮らしていけるはずである。基本的に財政赤字の場合は、一定額の以上
貰っている各議員と公務員はボーナス無しでも良いのではないだろうか?

自分の腹が痛まない以上、財政の黒字化など絶対に出来ないような気が
している。危機感を持たせて仕事をさせることも公務員改革には必要
不可欠だろう。

とは言いつつ、不況になると、このように不満の矛先を向けられる公務員
らも、いい加減うんざりかもしているかもしれないな…。






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ホタテの貝柱

2009-12-11 14:21:58 | つぶやき
昨日はトンボ帰りで東京へ。

仕事を済ませた後、上野へ出て久しぶりに夕刻のアメ横を歩いた。
年末ほどの混雑はなかったが、それでも多くの買い物客で賑っていた。

大学生の頃、短かい間だったがアメ横にある乾物屋さんでアルバイト
をしたことがあった。ミリタリーショップで有名な中田商店のすぐ
近くにある店である。当時はご主人と奥さんと社員の従業員さんが2人、
そしてバイトである私ともうひとりのバイトの計6人であった。

当時も今も小さな店だが雨降りの日以外は、平日でもとても忙しかった
記憶がある。そしてこの店ではそれぞれ各自の立ち位置(持ち場)とい
うものがあり、これだけは絶対に守らなくてはいけないものであったの
である。

いわゆる、販売フォーメーションだ。

まず店頭の左側にご主人、右側に社員のひとり。そしてご主人から
2メートル下がった位置にもうひとりの社員さん、店頭右側の社員
さんの2メートル下がった位置にアルバイトの位置があった。
そして奥さまは、休みの人の持ち場や食事休憩などで持ち場を
離れた者の場所に陣取ることになっていたのである。

ここで働く者は、初日からまず、この立ち位置だけは徹底されるのだ。
なぜこの位置でないといけないのかは最後まで疑問であったが、
ある日、ひねくれ者の私はあえて規定の位置の半歩ほど下がった
位置で立っていたことがった。すると、ご主人からすぐに「三田君、
もうちょっと前ね…」と直ちに指摘が入るのであった。

やはり一筋縄では、このフォーメーションは崩せないのだ。

「現在、あのフォーメーションはどうなっているのだろう?」

昨日、ふと思いつき、店の前を通ってみると案の定、例のフォーメー
ションは健在であった。1人の社員さんは変わったようだが、ご主人
の位置も社員さんの立ち位置も、お店もあの頃のままで、何一つ
変わっていないように見えた。

ただ、随分老け込んだご主人と一人の社員さんの姿が、20年という
年月を物語っていただけであった。

屋根裏の在庫置き場に上がるたびに、つまみ食いをしていた
ホタテの貝柱の味を、急に思い出した次第である。


















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怪しい印

2009-12-09 17:07:29 | 時事(海外)
スウェーデンで開始する予定だった北朝鮮製ジーンズの販売が、
「政治的な問題にかかわりたくない」というデパート側の意向で
直前に中止されたそうである。
 
「ノース・コリア」を短縮して「ノコ」と名付けられたジーンズは、
「北朝鮮を身近なものにしたい」とスウェーデンの企業が北朝鮮の
工場で製造したそうだ。

1着およそ約2万円で、5日にストックホルムのデパート店頭に
並んだが、開店約30分前に支配人の判断で販売中止が決まり、
店頭から撤去された。デパート側は「ここは北朝鮮について議論
する場所ではない」と理由を説明したそうだ。

「北朝鮮を身近なものにしたい…」というのは、かなり無理が
あるような気がしている。おそらくはコスト削減の為だろうと
思われるが、それにしても売価の2万円は高過ぎる。いかにスウェ
ーデンの物価が高いといってもやり過ぎである。これでは山梨学院
大学の宮塚教授でも購入しないだろう。(彼は北グッツマニアである)

どのくらい量産したのかは不明だが、この一件で知名度だけは上が
ったはずである。元々、自社の利益のために、結果的に北朝鮮を
支援しようとするようなモラルに欠ける企業である。今回の件で
さらに売りやすくなったと、ほくそえんでいるかもしれない…。

北朝鮮製といえば、日本でも北朝鮮製のスーツが格安で販売されて
いるのは周知の通りである。1995年頃だったか、福岡県内のトポスと
いうディスカウントストア内で8800円という価格で販売されているのを
確認している。これが私が見た生まれて初めての北朝鮮製品であった。

今から6年前にも、名古屋市内のダイエーで北朝鮮製スーツが販売
されていた。この時は確か9800円という価格だった。物自体は輸出
使用なので一般の中国製となんら変わりはない。タグにはちゃんと
「メイドイン、ノースコリア」とあった。

日本だけでなく、世界中にすっかり胡散臭い印象を与えてしまった
北朝鮮という国は、どんなに素晴しいものを作っても粗悪品以上の
悪印象が付きまとい、何であれ販売するのは至難の業だろう。

こうなったらもう、「怪しい印の北朝鮮ブランド」として開き直る
くらいしないとダメである。

それでも、生産者には罪はないのだが…。







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10年

2009-12-07 17:47:53 | 時事(国内)
「EXILE」正直、詳しくないし、曲も良く知らないが、経済紙などでは、
アーティストというよりも、成功したビジネス例としてEXILEを取り上げ
られることが多い。

しかし、リーダーのHIROを所属事務所の社長として取り上げたインタ
ビュー記事では、その内容の多くが精神論や人生論に終始しており、
「本当に経営者なのか?」と疑問符がつく記事が多いような気がしている。

ある雑誌では、「HIROさんは社長としてEXILEのメンバーからの信頼が
厚いのは事実だが、事務所の経営にはほとんどタッチしていない」とのこと
であった。実際の経営を切り盛りしているのは、マネージメント担当の
別の方だそうである。

まあ、そういうことなのだろう。

また、エイベックスの松浦社長とHIROの親交は25年に及び、当初はレコード
屋店長となじみの客という関係だったそうだ。その後、松浦社長はHIROの
苦境を何度も救い、HIROは今でも松浦社長イチの子分と言われているそう
である。

その為か、度重なるベスト盤発売や、決算期近くのリリース攻勢など、
エイペックスに利益をもたらす形での活動ぶりが目立っていると言われ
ている。

アーティストといっても所詮、会社社会のいち歯車にならざる得ない部分
があるのだろう。モー娘のメンバー入れ替え制も、この度のEXILE増員も
全てが、売れ続ける為の戦略なのである。

それでも10年後に残っているのは一握りであることからも、その厳しさが
忍ばれるものである。


 
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43位

2009-12-06 18:04:27 | スポーツ
先日、サッカーのワールドカップの1次リーグ抽選会が行われた。

日本はE組に入りオランダ、デンマーク、カメルーンと対戦する。
国際サッカー連盟(FIFA)の最新ランキングでは日本は43位
である。それに対し初戦を戦うカメルーンは11位、優勝候補の
ひとつでもあるオランダは3位、そしてデンマークは26位となって
いる。

つまり全てのチームが格上なのである。

しかし、ランキングはあくまでもランキングであり、実戦はまた
違った結果となる場合も多いのだ、何も今から悲観的になることも
ないだろう。また、実力で差が出るのは致し方ないが、唯一気に
なる点は、今回の試合の全てが完全アウェーということである。

初戦のカメルーンにもこれまで2勝1分と勝ち越してはいるが、
全ての試合開催地が日本国内であったのだ。
同じ相手でもホームとアウェーでは、出せる実力が異なるという
ものである。最もカメルーンにしても南アはアウェーだが、
同じアフリカ同士ということで、多くのサポーターはカメルーン
側への声援となるだろう。

開催まであと半年ほどである。

それまでに、ひとつでも多くの課題をクリアして、なんとか4強
入りを目指していただきたいものである。

ちなみに私の予想では、組内最強のオランダには引き分けか、
勝ち越すと見ている。残念だがカメルーンには負け、デンマーク
戦がカギとなるだろう…。当てにならないが…。






















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人災

2009-12-05 17:14:46 | 時事(海外)
久しぶりに北朝鮮からの大きなニュースである。

11月の末日に突然、デノミ(通貨単位の切り下げ)を行ったそうで、
旧通貨の100ウォンに対し、新通貨1ウォンと取り替えるというもの
である。

この国ではかつてより銀行は全く信用されていなかった。というのも、
銀行はすべて政府の直属の機関であり、将軍様のひと言で、いつ没収
や引き出し不可になるかわからないこともあり、誰もがせっせとタンス
預金をしていたのである。庶民はその中から、身内の結婚費用やお葬式、
そして季節ごとの身支度などを公定価格の数倍もする闇市場で調達し、
なんとか糊口を凌いできたのである。

今回のデノミはそうした庶民の虎の子を吐き出させ、私有財産の管理の
徹底が主な理由である。また、通貨交換をできる上限を設けるなど、
それ以上持つ物に対しては没収の可能性もあるという、全く横暴なもの
だ。

このような政策をどんなにやろうとも、多額の貯蓄を持つ特権階級の
幹部はコネや権力を使いうまく逃げるので、効果のほどは疑問である。
そしてそのしわ寄せは、いつも何のコネもない末端の人民に来るのだ。
今でさえ、多くの人民はとうもろこしご飯で凌いでいるのに、これ以
上搾り上げて一体何がしたいのか?

結果的に今回のデノミ政策は、金正日が人民に対してまたひとつ大きな
恨みを買ったに過ぎない程度のものであろう。

ほんとうにどこまで行っても、北朝鮮の人民は不幸である。

しかし、この国で起きる全ての悲劇は人災なのだ。現体制さえ変われば、
その多くの不幸が回避できるものなのである。

彼の寿命を待つ以外に何か方法はないのだろうか…。


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宝さがしと宝くじ

2009-12-03 14:50:21 | 時事(海外)
イギリスで無職の55歳の男性が、1500点を超える金銀細工の
財宝を発見したそうである。

ちなみに、このお宝の総額はおよそ約4億7000万円にもなるそうだ。

発見場所は、英国中部のスタッフォードシャー州で、この財宝は
今から約1400年前、7世紀頃のアングロサクソン時代の工芸品で、
とある王家が所有していたものだという。遺物の大半には宝石が
ちりばめられており、使用されている金の量は約5キロ、銀は1.3
キロに上るそうだ。

財宝を発見したのは、金属探知機を使った宝探しを18年前から趣味
にしているという現在無職の男性である。14年前から使い続けている
愛用の金属探知機で「人生を変えるお宝」を発見したという話しだ。

この財宝の利益は、発見された土地の地主と発見者とで折半される
見通しだそうで、発見者の彼は2億3500万円を手にすることになる。

どこの国にも、宝探しに人生を賭ける人はいるものである。この方が
そうだったのかは不明だが、55歳で無職というからには、おそらく宝探
しが仕事のようなものだったのだろう。はれて2億3500万円を手にした
彼は、さらにパワーアップした金属探知機を購入し、今後も宝探しに
精を出すに違いない。

彼には、ぜひ2度目の大発見を期待したい…。

折りしも日本は年末ジャンボ宝くじのシーズンである。
当たらないとはわかっていても、「もしも、3億円が当たったら…」は、
この時期の暇話の定番である。そして年明けて、はずれた現実と向き
合う時、微かに描いた夢が潰えていくことに、一瞬大きな落胆を感じる
のもまた新年の定番となっている。

そして再び懲りずにサマージャンボに賭けるのだ。

欲とは、げに恐ろしいものである。


















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銅像

2009-12-02 17:43:28 | 時事(国内)
いつの間にか、岐阜駅の駅前に金箔の信長像が建っている。

駅ビルには私の店があるので、度々訪れているにも関わらず、
未だかつて一度も見ていないのであるが…。

建立したきっかけは、どうやら町興しの一環のようである。
財源は寄付を当て込んでのようだが、どうもそれが、計画
通りに集まらなかったらしく、寄付を呼びかける新聞記事が
昨日も掲載されていた。

それにしても黄金の信長像とは、新聞写真で見る限り、結構
悪趣味である。もしも信長像がもう少し右手を上げている姿
だったらまるで、北朝鮮の金日成の銅像のようである。最も
金日成の銅像は中国の毛沢東像をモデルにしており、毛沢東は
もしかしたら、ソビエト時代のレーニン像を真似たのかもしれ
ないが…。

そう言えば確か、イラクで倒されたサダムフセインの銅像も、
右手が上がっていたように記憶している。また、中央アジアの
トルクメニスタンのニヤゾフ前大統領も大の銅像好きで在任中に
全土に自分の黄金像を数多く建てている。それも全て、右手が
上がったポーズである。

なぜ皆、独裁者と呼ばれた者は、一様に右手を上げるポーズ
なのか?

そして、日本を代表する銅像(西郷さんや二宮金次郎)などは
意外と地味なポーズとなっているはどうしてなのか?
また、戦前にはあれほど権力を持っていたはずの天皇陛下の
像は、なぜ建てられなかったのだろう?

疑問だらけで一体何が言いたいのか、わからない話しになって
しまったが、このようなことについて書かれている本があれば、
一度読んでみたいものである。












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