病気の4か月に一回の定期検査。
”血糖値が非常に高く、大変です”
”悪玉コレステロールが異常に高い”
”前立腺癌の疑いがあります。少し様子を見ましょう!”
・前日に栗饅頭食べたのが悪かったのかなぁ?
・歳だから以前の癌が転移して前立腺癌になったのか?
その後、
”先生、いつもの薬、今回はないのですか?”
”えっ!、薬?”
医師のモニターを覗き込むと、違う人の名前!
先生も、”おかしい、と思った!。腎臓癌なのに、なんで、前立腺癌のコメントあるの、おかしいと思った。この画像、違う患者さんの。すいません”
10年間に大学病院のシステム化、物凄いスピードで進んでいます。10年前には、カルテは手書き、その後、システム化が始まると、主治医の先生(助教授)は、診察は早いのですが、データ入力は”ワン・フィンガー”で入力、時々、奥から、ナースに対して”おーい!、変な字が出てきた!”と大きな声が聞こえてきました。懐かしいです。
それが、今は、若い先生が増えて、モニターで見ながら、しかも、各種検査結果が瞬時に出てくるため、患者さんを見るというより、モニターを見ることが多くなっています。もちろん、画像処理技術も飛躍的に進歩、CT画像、その他の画像もクリックしながら回転させたり拡大したり、驚くばかり。
一時間に20人近く診るので先生も大変、流れ作業にならざるを得ないですね。
毎回、おもしろい発見!