ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

見えない格差

2014-04-04 21:38:47 | 社会・経済

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名古屋は桜が満開!

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昨晩からは、”花散らしの雨” 

4月1日から就職活動が解禁。

先日、某新聞のトップ欄に 

”就職活動で、大学による差別が横行している” 

との記事。 

インターネットによる会社説明会で、特定大学とそれ以外の大学では申し込みに差別がある、とのこと。東京大学をはじめとしたいわゆる少数の有名大学の学生が申し込むと簡単に申し込めるのに、それ以外の多くの大学の出身者が申し込むとすぐに満員! 

こんなこと、あるのかなぁ、と思っていましたら、今日、とあるところで、実感。 

名古屋のバスターミナル、遠距離のバスと近場のバスとが混在しています。 

遠距離バスからは就職活動の学生さんが、そして、近距離のバスにも学生さんが。 たくさんの学生さんがいます。

なんで? 

自分が乗るバスを待ってイスに座っていると、彼らの会話が。 

”名古屋での会社説明会を申し込んだのに、あっという間にいっぱいなってしまった。M県での説明会にようやく申込みができた” 

”でも、交通費は無理だよね” 

そんな、会話が、あちらこちらから聞こえます。 

なるほど、大学の名前を聞くと、地方大学、そして、名古屋でもそれなりに名前のとおった大学名。 

結局、彼らが求めている会社名は不明でしたが、多分、全国的な大企業でしょう。 

”なにも、大手企業に就職するだけが人生ではない!”とマスコミは言いますが、圧倒的に多数の大学生は、違います。なんとか、”安定した企業=大手企業”に入社したい、と思うのは、この不安定な世の中では当たり前の気持ちでしょう。 

でも、入口ですでに、差別があるようです。 

そういえば、東大に入学した学生の親の年収、1000万円を超えていたそうです。 

もう、教育も、”生まれによって、差別される” 

いつの間にか、日本には階級社会ができてしまいましたね! 

でも、仕事がなく、不安定な人が増えれば増えるほど、社会は安定になります! 

このままでは、大変なことになりそう!

コメント
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