環境省パークボランティア活動で糸魚川へ。フォッサマグナの見学。
今回はミュージアムの学芸員の方の案内です。
館内にはヒスイ
学芸員の方の案内で、フォッサマグナの痕跡探しへ
山奥へ。”しろいけ“
ここは、フォッサマグナの境界線。
神秘的な光景。この地の奴奈川姫と大国の主の尊との間にできたのが諏訪大社の神様であることからこの池では7年に一度、神事が諏訪大社の神主が来てこの地でとりおこなわれているそうです。
また、昔からの塩の道。
急峻な地形も、断層沿いの地形を活かして歩きやすい道が。歩きやすいとはいえ山越え。
ここは丁度長野県と新潟県の県境。昔から境界線争いをしていたため、今も、国土地理院の地図にはこの地区の県境は明確に記載されていない(県境がない)そうです。
ここからフォッサマグナを観に。
東日本と西日本の境界線
特別に直接に地層に触れることができました。
触れてみるとビックリ!
粘土層は柔らかい!
ということは断層も揺れやすいということ。地球の中の、観てはいけないものを観てしまった、そんな感じ。
後は、海岸でヒスイ探し
学芸員の方によると、天気が悪く、海が荒れた時には朝早くから県外の人達も含めて多くの人達がおしかけるそうです。また、中には海岸ではなく、海の中に潜って取る人も。
また、この近辺の河川工事でもよく出るそうですが、見つけても個人で取得することはできず(河川は国有地なのでそこで入手したものは国の財産)、工事の人が隠して夜に盗もうとしたのが見つかってしまい、騒ぎにしてみたらなったことも。ただ、特例で手のひら日記乗るくらいの小さなものはOKだそうです。
フォッサマグナミュージアムではヒスイの鑑定もしてくれるそうで、多くの人達が海岸で採取した石ころを持ち込むそうですが、ほぼ100%ヒスイではないそうです。
そんなにして血眼になって探すヒスイ、我々が行ってチョコッと探して見つかるものではありません!
誰も見つけられず。
近くの道の駅でお土産購入して、名古屋へ。
往復660KM、アイサイトのお陰で、楽ちん。