ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

名古屋の過ぎゆく秋を

2023-12-11 08:31:56 | 旅行記
週末は季節外れの暖かさの天気予報
東京日帰り。
日の出もだんだん遅くなってようやく鮎沢PAで富士山のモルゲンロート。
朝焼けの富士山をバックミラー越しに。

東京の実家近くの神明社、昔の天祖神社。紅葉も盛り。人も少なく厳かな空気が流れています。






銀杏も朝の光で目に染みるくらい輝いています。

半世紀前に卒業した小学校。今年開校148周年
朝早くから子ども達の野球の練習。

小学校の横にはこの地区でも有数な屋敷森がありました。でも近くのバラバラに分散した総合病院の移転に伴い屋敷森の木々は殆ど伐採。僅かに残った昔の思い出。


東京での用事を済ませて神奈川県登戸の父の墓参り。
境内の木もすっかりと葉を落としています。
朝3:30に名古屋を出て夕方16:30に名古屋へ。
そして、40年の会社生活で最後の”忘年会“へ。来年の秋には完全に退職。

翌日は車の点検、冬タイヤへの交換、下回りの錆止めなどでディーラーに預けて、折り畳み自転車で晩秋の名古屋を。
まずは名古屋発祥の“鉄板スパゲティ”を老舗の喫茶店で。

中はレトロな雰囲気
昭和の香りが漂います
熱い鉄板に卵をしいたスパゲティ。
名古屋メシの一つ。
美味しくいただきました

食後は街路樹の紅葉が見事になった名古屋の町並みへ

名古屋の古い街並みが残る”白壁“地区の“文化のみち”へ。

豊田佐吉さんのお宅。
紅葉が綺麗














隣にある春田鉄次郎さんのお宅も特別に案内してもらいました。
春田鉄次郎さんは陶磁器の売買で財を成した方

丁度品がお洒落ですね。

驚いたのは天井が一枚板。木の年輪が繋がっています。

欄間も

透し彫りも春田家の家紋だそうです

この部屋は進駐軍の将校の住居になったので畳の床は木に。でも、やはり日本の文化を大事にしていたのかとても調和がとれています。




次は日本初の女優、川上貞奴の家

素敵な洋館






最初、川上音奴と結婚、その後に福澤桃介と再婚

福澤桃介は今の関西電力の元になる発電所を木曽川をはじめとして各地に電力施設を。




ステンドグラスが素敵です


そこかしこに女優さんらしさの華やかさがあります



廊下の木目も。

床の一部をあけて昔の煉瓦の土台を

川上貞奴さんが来ていた着物
大河ドラマにも

懐かしい顔ぶれ

最後は橦木館(しゅもくかん)へ
陶磁器で財を成した井元為三郎さんの屋敷。




大正ロマンを感じさせる素敵な建物


今、話題の藤井聡太さんのサイン。
堂々とした、というよりは何か、頼りなさを感じさせられます。どこにあるほどの集中力があるのでしょうか。

季節外れのポカポカ陽気の名古屋。紅葉を見ながら自転車でポタリング。のんびりと。




































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