ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

青紅葉、緑紅葉、あおもみじ

2023-06-12 10:38:20 | 旅行記
ただでさえインバウンドの外国人で溢れていてオーバーツーリズムとなっている京都、観光客の増える春と秋を避けて、新緑の緑の奇麗な6月に京都へ。
半年近く前のネットのタイムサービスで二人で7,000円以下、高速バスも二人で往復8,000円以下で。
名古屋から高速バス
この日は名神高速道路の集中工事で名古屋〜一宮が渋滞。
30分遅れで京都へ。
京都はインバウンド外国人旅行者のみならず日本人の観光客も溢れかえっていました。京都駅からのバスは乗り切れないくらいだったので少し歩いたバス停から。それでも大きな荷物持った外国人客でバスはぎゅうぎゅう詰め。
でも、清水寺をすぎるとガラガラ。
こんな光景、京都では珍しいので思わず写メ
最初の目的地は、”半夏生(はんげしょう)“の奇麗な庭の特別公開をしている両足院さんへ。
滅多に手に入らないというお菓子。


乾燥させるのに時間のかかる手作りのお菓子だそうです。

半夏生が盛りの庭

“半夏生”は白の色が半分なので”半化粧“とも。





今回も京都に詳しい知人のガイドで
閑かな庭園を楽しめました。
とはいえ、建物の中を走り回っている子供、そして無関心な父親、周りの人達の視線で仕方なく子供をあやす母親。
子供だけではなく、年配者、年寄りも半夏生の写真撮るために足元の苔を踏み荒らしています。
日本人は劣化したものです。

お昼は松葉さんで“にしんそば”。

ちょっと冷酒で。

食事後は鴨川沿いを散策
そして地下鉄へ。
地図を見ていてなにか違和感があると思ったら地図は南が上に。
琵琶湖疏水沿いを歩いて安祥寺さんへ
お寺の方とお話を。
荒れていた境内を何年もかけてきれいにして、ようやく公開できるようになったそうです。
ちょうど十一面観音菩薩像の公開中。優しいお顔をされた仏様でした



安祥寺さんから更に琵琶湖疏水沿いに散策
琵琶湖疏水と安祥寺川が交わる珍しい場所へ
琵琶湖疏水をくぐるために安祥寺川は少し掘り下げてあります

琵琶湖疏水沿いを歩いていると川面を流れる涼しい風。そして新緑の緑の香り

琵琶湖疏水の観光船も。
この日は最後に、紅葉の名所、毘沙門堂さんへ。
長い間歩いてきて最後の急な階段は結構、運動不足にはこたえます。
とはいえ、新緑のモミジは美しいです。緑一色ではなく様々な色が。

お庭も素敵です





夕方の程よい時間になったのでホテルへ戻り、夜の京料理を。
”京料理 およね“さん


少し多過ぎたかな、と思うくらいの京料理と美味しい日本酒でした

近くのワインバーで一杯寄り道してホテルへ

翌日は朝から雨降り
この日はお寺ではなく“お茶”関係で
昔の日銀跡の京都文化博物館へ


織田有楽斎の特別企画展
織田信長の弟で、戦乱の世を切り抜けて最後は”茶の湯“で有名に。

旧銀行跡の明治時代の重厚な建物


金庫は一段と高いところに設置されていて盗難しにくいように設計されていたそうです。



雨の中、傘をさしながら京都を散策

裏千家

一応、裏千家の先生をしている嫁さん、記念撮影。裏千家の先生とはいえこの中には入ることができないくらいの場所だそうです。


日蓮宗の本法寺の境内
境内をぬけて目的地へ
“茶道総合資料館”
裏千家の記念館
ちょうど家元の特別企画展
色々な調度品も
すぐ近くには表千家の会館も

お昼過ぎになったので知人がぜひ、というお店へ
”ダイニングバー つちや“さんへ








アルゼンチンタンゴの演奏聴きながら。
美味しくワイン。
演奏されていた方と。
うかがったら、ピアノを弾いていた若い男性は実家がすぐ近く、と。驚きました。
お店の方と。

素敵なお店でした。

この日は、京都でお寺巡りを全くしませんでした。

京都駅で買い物をしてバスで名古屋へ。

京都はメインどころは観光客で溢れかえっていましたが、今回は知人が人の少ない場所を選んでくれたお陰で、閑かな京都を楽しめました。

安く、閑かな、そして美味しい京都、そんな京都旅行でした。

知人に感謝!



























































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