新潟県の燕はステンレス食器の製造で有名です。これもその昔、銅の板を叩いて伸ばして作る伸銅技術で銅製品を製造していた関係で、この叩きの技術を応用してステンレス製品を作り始めたようです。20年近く前にはよく仕事で訪問しました(博物館に石川五右衛門の銅のキセルがあったのを覚えています)。安物のステンレス食器は中国製に押されていますが、しっかりした製品はやはり燕での製品が。特にステンレスの磨きの技術は世界でも最高峰の技術で、あのiPhoneのケースもここでなければできないそうです。ここではいくつかの会社が集まって”磨き屋シンジケート”なる集団を作って鏡面仕上げのビアマグを作っています。手作りなので手に入らない時には数年待つこともあります。
たまたま、ホームページ見ていたら、在庫あり⇒即注文!SUS304ステンレスを使用、断熱2重構造で重厚です。また、さすがに職人の汗した鏡面加工は美しく、輸入の安物とは格段に違いますね。日本には、すぐれた技術があるのに、なぜか、安物の輸入品に飛びつくようになってしまい物を大切にしなくなってしまいました。”良いもの”を”大切に”使って日本の伝統的な技術を守っていきたいものです。メンテナンス用の柔らかい布も同封されています。
明日からの連休、これでビールを飲むぞ!(^^)
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