ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

中々スキーができない今シーズン。でも、除雪に見る日本の変化を

2022-02-07 10:19:05 | スキー
金曜日の夜にマイカーが26万キロを突破。今年の秋に、車検なのでそろそろ替えないと。
土曜日は日本海側で昨年末並みの猛烈な寒波。長野県北部に入ると視界は非常に悪くなってきます
当然ながらアイサイトは作動しません。レーダータイプも無理でしょうね。
除雪が間に合わず妙高インター入り口で吹きだまりに突っ込んで身動きできない車


スキー場への道も片側のみ、途中でようやく反対側の除雪車
しかしスキー場はさらに酷い状態に。スキー場の駐車場の除雪が間に合わず、しかも、スキー場の案内の不手際が。
スキー場入り口の登り坂の1番キツい場所で一時停車、当然登れない車多数。ジムニーですら無理。そもそも、2駆のノーチェーンのスタッドレスの車ばかり。都会の人達は雪を舐めていますね。登れない車をどんどん手前の従業員、パトロールの駐車場に入れてしまい、今度は関係者が入れず、スキー場のリフト運転が遅れる事態に。本当に相変わらずの段取りの悪い赤倉観光リゾートスキー場。
因みにスバルに搭載されているx mode、深雪、ぬかるみから脱出できるシステム。これを使うと全く問題なく車を動かせました。
視界も悪く、リフトもいつ動くか判らないので今回もスキーをやめてよく行く酒蔵へ
ところが、一般道よりも除雪されていると思って高速道路で移動中、新井PA近くで突然の地吹雪で視界ゼロに。当然スピードは出していないのでゆっくりと停車。そしてアクセルを踏むと動きません。外へ出ると、除雪をした雪山、吹きだまりに突っ込んでいました。スコップで脱出しようとしていたらたまたま近くの除雪車からスコップを持った方が二人、数回雪をかいてもらって数分で脱出。お話しをうかがうと、普段ならばスバル車ならば脱出できるが先日の除雪でためた雪が硬くなっていたので難しかったのだろうと。そしてここは、実は地吹雪が頻繁に起こる難所と。御礼をいって柿崎へ。
代々木酒造さん、吟田川(ちびたがわ)のブランドのお酒
奥さんはお出かけしていてご主人おひとり、と言うことで炬燵におよばれして色々とお話し
すると、気になるものが
こんな、お酒、しかも”雪隠“。若い人は知らないと思いますが“雪隠(せっちん)”といえば今のトイレの事。
すると、これ、トイレットペーパー入れと。
しかも樽型のトイレットペーパーも。




”雪隠“は“せっちん”ではなく”ゆきがくれ“
地元の人が作ったそうです。なんともユーモアがあって、クスッと笑ってしまいます。センス良いな!と。


お話しをうかがって、我が家でなくなってきたお酒を買って妙高赤倉へ。
途中の信号機は全てLED化。
省エネなのは良いのですが、発熱しないので付いた雪が融けません。
信号機を読み取るのは困難に。
最近は発熱のための装置をつけているものもあるそうです。多分国土交通省のお役人達の決めたことなのでしょうが、東京のど真ん中の机にしがみついて現場を知らないお役人の考えそうなことだなと。想像力の欠けた最近の日本人らしいな。
途中、新井のヤマギシ酒店さんへ
限定のお酒を。“限定”という言葉に弱いので😅

ここにもトイレットペーパー。
今回はヤマギシ酒店さんの作られたお酒入れを買いに。帆布製のしっかりした作りで、一升瓶用と720用の二種類のサイズ。それぞれ黒色と白色。素敵なデザインで夜の吞み会の時に、ひとつ欲しつくいということで黒色の一升瓶サイズを(買うということでお売りしました)。作りがしっかりしているので一升瓶のみならず、ちょっとしたバック代わりに。
お昼は新赤倉で1番美味しいと(個人的に)思うぽん太郎さんでランチ。

美味しいカツ
そしてゴボウ天うどん。九州ご出身のご夫婦のお店、九州ではゴボ(ウ)天はソウルフードだそうです
美味しいデザートも。
夜は、感染対策万全のぽん太郎さんで。
でも、新潟県、何かおかしいなと。飲食店でお酒を出す店と出さない店で補助金額が違うと。お酒を出す店は当然、それなりの対策をして認定店とならなければなりません。でも、中々そういうことが出来るのは都会ならばいざ知らず、そうでない個人店しかも地方では厳しいと。しかも、アルコールを提供しない店のほうが補助金額が大きいなのは???
新潟県はなにを考えているのかな?
翌朝は雪からの発掘作業から。
昔はもっと激しく降って、自分の車が判らない、あるいは掘り出したら隣の車だったことも。

高速道路に入ってもなにも見えず
道路脇の灯りのみを頼りに走るだけ。
雪国の怖さを
東京の実家経由なので関越自動車道経由で。
下仁田ネギを。もうすぐ終わりかな。
東京の実家近くの母校の小学校。100周年記念碑が。間もなく、移転の話しもあるからかな?
実際には創立されてからはもっと経過していますが。





母校が移転するとはいえ、半世紀以上前に通っていた建物がなくなるのは寂しいですね。
神奈川登戸の父親の墓参りをしてから名古屋へ。
雪のちらついていた御殿場を通ってお気に入りの由比PAで遅いお昼。
富士山は雲の中、愛鷹山ははっきりと。
横川SAで買ったおぎのやさんの鶏釜飯
太平洋、伊豆半島を見ながら
名古屋も雪予報。
名古屋に着くと雪は上がっていました。
それにしても40年近く通っている豪雪地帯妙高の除雪状況が大きく変わってきたなと。
昔は少しでも雪予報があると大雪前に除雪車が出ていた、あるいは15cmになると直ぐに動き出していました。今回は朝近くになってから大雪になり出したとはいえ初動が遅すぎと。年末も同じ。地元の人達も本当に遅すぎとぼやいていました。昔ながらのベテランから若手に代わって、そして”時間で“動く、と。昔は、雪予報があれば直ぐに皆さん動き出していたのだが今は指示で動くと。
これも昔ながらの職人仕事からの時代の変化なのかもしれませんね。時代の流れかなと。
さらに相変わらずの客を考えていないスキー場。除雪が間に合わないのは言語道断ですが、いちばんスタックする場所で車を止めて案内するのは相変わらずのセンスなさと。
でも、よく考えると、除雪の件、スキー場、共にお金のかかること。余裕が無くなって厳しい経済状態のなかで地方自治体にも金は無い、民間のスキー場にも金は無いとなると仕方無いのかも。日本全体の国力の低下を感じますね。











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