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妙高の知人達が進めている運動
もう、35年以上通っている山小屋。
小屋の目の前の全国的にも珍しい高層湿地の水が水洗トイレのために枯れ始めて、湿地の裸地化が。
でも、最近は、自然保護よりも金儲け、維持費のために集客、そして自然の中に居ながらにして都会的な便利さを売り物にして登山客を呼び込んでいます。
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なぜ、池の水を使って“水洗トイレ”にするのか、しかも、洗浄機能付きの。その水も、基本的には雪解け水。
特にこの数年は目立ってきています。これはひとえに経済的に厳しくなり、小屋を維持するために十分な予算が取れず(この山小屋は妙高市営です)、また、環境行政も自然保護と自然利用とのバランスを完全に崩し、”利用“に比重を置きすぎているためかもしれません。
さらに、今の体制、つまり環境保護についても公的資金(税金)だけではなく、自ら稼ぐことが必要となった体制にも。環境ツーリズム等、ここに限った話しではないですが。この山小屋での収益が地元の観光行政に密接に関係していることも一因かもしれません。
環境省も昔、”環境庁“から“環境省”に昇格したときの志も最近はどんどん劣化しているようにも思えます。
(トップからしてコンビニの袋だけで騒いでいますし、太陽光パネルのために山を切り崩すことを推し進めていますから仕方ないのかもしれません)
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よく妙高市営なのだから余所者は口を挟むな!
という地元の人達、多いです。
でも、ちょっと待って下さい。妙高市には地方交付税と言う形で、そしてこの高谷池ヒュッテ自身の改築に環境省だけでも5,000万円以上の国庫から補助金を出ています。
つまり、妙高市以外の“国民の税金”も使われています。
(地方交付税を貰っていない東京都だけは好き勝手にしてもらっても結構。築地だろうが豊洲だろうが)
地元の人達以外も関心を持つべき問題と。
そしてこの場所は市営公園ではなく、”国立公園“でありその中でも特に厳しく管理され、全国の国立公園の中でも数少ない“特別保護区”です。
”納税者でもある“自然を愛して訪れる都会の登山者、キャンパーも無意識のうちに、人間の営みよりも遙かに年月もかけて自然が作った美しい造形美を瞬時に壊していることに手を貸しているのです。
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インフルエンサーと思われる人達を使ってインスタなどで綺麗な自然をいくら宣伝してもその裏では、そして目に見えない所で、その自然が刻一刻と失われていること。
もう一度、自然に触れる、と言うことについてかんがえてみたいと。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/5a/e1b7c616f946cecdb033a2a68305f0b6.jpg?1636600305)
山小屋の存在はどう説明しても自然に何らかの影響を与えるのは避けようもない事実。
ならば少しでもその影響を少なくする、努力は必要です。
日記のつもりではじめたブログ。
ちょうど10年で1,000件目。
1件目も自然保護のことから。そして高谷池ヒュッテのことから。
これもなにかの縁かもしれません
以下が妙高市に対する要望書です
こんにちは!
Change.orgで応援しているキャンペーン「Save 高谷池!火打山の自然を守りたい!」について、重要なお知らせが投稿されたので、シェアさせてください。
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