★エジプト熱気球事故。
気球の操縦士でありながら消火作業をせずに飛び降りたエジプト人を責めても、その時点で彼は既に火だるま状態だったから、何も出来なかっただろう。
問題は、なぜ引火して火事になったのかという原因と、そして地上の接地要員が何故気球を手放したのかということではないか。
気球は既に着陸態勢に入っており、地上から約3メートルの高さまで降下した気球を、地上にいる12名の作業員がロープを引っ張り、気球を着陸させるのだという。
この時に事故は起きた。重傷のヤケドで入院した操縦士は「ガスボンベのプラグが抜け落ち、ガスが噴出し、引火炎上した」と述べている。
だとすると、気化したガスがバーナーの火に引火し、一番近くにいた操縦士が火だるまになり、それがゴンドラとバルーンに燃え移り炎上したということ。
さて問題、12名もいる地上のロープ引き要員が、なぜロープを手放してしまったのか、炎上した気球、飛び降りた操縦士と複数の乗客に動転して、逃げ去ったとみるのが自然ではないのか。
さてさて、ルクソールの天景を味わった20名の乗客は、約300メートルまで急上昇したあと、バルーンが爆発炎上し、落下する瞬間、何を思い何を見たのだろうか、63歳の異国での死。
★吉祥寺・強盗殺人事件。
ルーマニア人で17歳の少年が「ゲーセンで金がなくなったので強盗をしようと思った。脅すより刺した方が簡単に金が取れると思った」とな。
致命傷は背中から肺まで達する深さ17センチの刺し傷だったというから情け容赦が無いということ。
中国人、韓国朝鮮人に加えてルーマニア人も日本入国禁止だな。
★安倍晋三。
この前の日米首脳会談で、オバマに冷たくあしらわれた安倍晋三、安倍は「日米の絆と信頼を取り戻し、日米同盟が完全に復活した」と自画自賛したが、オバマはそういう表現を一切使っていないし、オバマの言動を見ていると、安倍晋三というか日本に対する不信と軽侮を増幅させているように思える。総理が毎年入れ替わり、次に会う総理は誰になっているのか分からぬ日本相手では、むべなるかだが、自民党も安倍晋三とか麻生太郎を総理・副総理にするようでは、本当に人材枯渇だな。
この党は官僚の僕(しもべ)である利権政党であり、国を憂う国士がいない。
★麻生太郎。
禁じ手である財務大臣と金融大臣を兼ねている麻生太郎は、日本郵政のゆうちょ銀行が4月から実施を目指している住宅ローン貸し出しについて、「ゆうちょ銀行に審査能力がないから無理だ」と述べ、認可しないという。
これで明白になったことは、小泉さんがやった郵政民営化は全くの失敗だった、ということ。郵政民営化担当大臣であり子分であった竹中平蔵も責任を問われてしかるべきだ。郵政民営化の是非は別にして、小泉さんと竹中平蔵に支払った歳費、官房機密費などは国へ返還すべきと思うが、どうか。
(じゅうめい、鋭く斬る)