★大阪の市立中学男女8人が卒業式を終え、校庭で集団キス。
この写真を見た。
第一印象は、ある意味、清清しい。そして、よくやったね、皆、仲がいいんだね。
人間の、そして男と女の原初の風景を見るようだった。
されど、当の校長はカンカンだったそうだが、まあ、怒る役目の人もいて良いし、いなければ駄目だな。
自分? 一緒にやりますよ。
アッパレ。
★日本とTPP。
安倍晋三は15日、「本日、TPP交渉に参加する決断をした」。
まるで「ニイタカ山、登れ」の決戦のときだな。
交渉参加と言っても、これは事実上、TPPに参加するという決断。
TPPは国際条約だから、最後の詰めは衆院で議決されれば発効する。なお参院が反対しても衆院の議決が優先される。
日米構造協議の縛りがある以上、日本がTPPに参加しないという選択肢は有りえない。つまり自民党は2012年総選挙において、「TPP絶対反対」を叫んでJA農協と医師会の支持を取り付けた訳だが、それは最初から嘘だと分かっていたこと。
平成の農地解放はTPPによって推進され、医師の儲け過ぎはTPPによって改革されるだろう。平成の農地解放とは農業の株式会社化であり、農業の未来工場化を推進することだ。今の農業はJAをセンターとして国からの巨大補助金を受けて、甘い汁を吸っている補助金ぶら下がりの税金食い虫になっている。それに手を突っ込むのは自己改革ではもう無理、TPPという外圧でなければ実行は不可能だ。
ウルグアイラウンドでは日本政府はJA農協に6兆円のカネをぶち込んだが、ブラックホールに吸い込まれただけで、日本の農業は何も変わらなかった。
そして医師会、
開業医が儲けるのは良いことだ。しかし今の稼ぎは税金にたかってボロ儲けだ。
人の病気と介護を人質に取って、ヤブの開業医でも月収は最低300万円、そして後期高齢の介護ビジネスでは、役所に介護施設と老人ホームをドンドン作らせ、莫大な利益を貪っている。老人の介護施設は、今や、地元医師会の巨大利権になってしまった。デイサービスに週一回行くだけで、個人の月負担は約5千円だが、それは1割負担で、月に5万円も税金が掛かっているということ。それが週2回、3回ともなれば、年に一人当たり100万円も200万円も掛かるという仕組みになっている。それは我々が納めている医療と介護費用だ。
だから医療介護費が年間1兆円も増えていくというノー天気な発言が、さも当然かのように政治家から聞こえて来るのは困ったものだ。
老人介護は必要だが、是正をかけないと、日本は破産するぞ。
(じゅうめい、鋭く斬る)