★札幌すすきの、ラブホテル猟奇殺人事件
札幌ススキノのラブホテル「レッツ」で首を切断された62歳男性の全裸死体が見つかった。
この男性と一緒に入室した女性と思われる人物が、背中にリュック、そして手には黒の大型スーツケースを引いてホテルを出て行ったという。
部屋からは死体の頭部や衣服、スマホ、財布などの遺留品は見つかっておらず、一人で退出した人物が持ち去ったと見られる。
殺された男性は62歳の会社員、札幌から南東部へ約30キロ離れた恵庭市に住んでいたが、奥さんから行方不明届けが警察に出されたことで身元が判明した。
殺人犯は小柄で女性のような格好だったが、女性とは断定されていない。
女装した男が客をラブホテルに連れ込み、イザ本番となると、殺して身ぐるみ剥ぐという事件は過去にもあった。
62歳の男は風呂に入っていた時、胸と腹部を刺され死亡、その後、首を切断されたと見られる。
(時間系列)
7月1日の夜22:30、62歳男性と女性と思われる犯人は待ち合わせをしてラブホテルに入室、その3時間半後に、フロントに女性の声で「1人で先に出る」と連絡があり退室。
そしてその時、入室時になかったリュックサックを背負い、服装が白系から黒い服装に変わっていた。
客が部屋から出て来ないことを不審に思ったホテル従業員が昼の12時頃に部屋に入ると、首なし死体が風呂場に倒れていた。
しかしなあ、首を切断し、衣服、財布やスマホなど一切の所持品を持ち去ったとは、かなりの確信犯であり猟奇性が色濃い。
★銀行員の横領犯罪
7月3日、客の預金500万円を払い戻しと偽って着服した三菱UFJ信託銀行員の女(60)が逮捕された。
そして驚くなかれ、横領着服の総額は平成19年以降だけで約1億円に上るという。
手口は、勤務していた三菱UFJ信託銀行の吉祥寺支店や中野支店で、行員の女は事前に顧客から印鑑を押した払戻請求書を預かっていて、支店の出納事務員に、来店した顧客に直接現金を引き渡すと噓を言って受け取った現金をそのまま着服していた。
しかし内部監査で事件は発覚、女は生活費に使ったと着服を認め、昨年の12月に懲戒解雇処分になった。女は2つの支店で計14人の顧客から総額1億円を騙し取ったそうな。
この女行員は客の状況をよく知っていたんだろうなあ。
例えば認知症を患っていたとか、預金が有りすぎて引き出しに無頓着とか、そういう状況に乗じてカネを着服していた。
しかし悪事は必ずバレる、バレれば懲戒解雇で退職金は出ないうえ、損害賠償を求められる。
さらには悪質犯罪だから実刑で5年は刑務所に入らなければならない。
つまり良いことは何一つないのだ。
(じゅうめい)