★WBC野球、やったぜ日本優勝
3対2,日本がリードした9回表、アメリカの最後の攻撃、
そこに満を持した大谷翔平がマウンドに上がった。
スタジアムは歓呼の嵐に包まれた。
1番目のバッター
160キロの切れのあるツーシームとスライダーを投げたが、フルカウントでフォアボールを与えてしまい、ノーアウト1塁。
次のバッター
追い込まれる前にと打ったボールがセカンドへのゴロ。
4,5,3と渡り、ダブルプレイで2アウト、ランナー無し。
そして登場したのがアメリカのキャプテンで2番のトラウトだった。
言わずと知れたトラウトはエンゼルスで翔平のチームメイト、
翔平は不敵な笑みを浮かべると、164キロのストレートを投げトラウトを追い詰めツーストライク。
そして、高速スライダーを思い切り投げると、トラウトのバットは空を切った。
そこでゲームセット、
翔平はマウンドで雄叫びを上げるや、日本選手全員が翔平目がけてマウンドへ駆け上がり、誰彼と構わず、喜びの抱擁を繰り返した。
おめでとう、侍ジャパン。
君たちは真のヒーローだ。
(じゅうめい)