誓い

　第一子である長女が生まれこの腕に抱いた際に、
「私の一生をかけ、幸せにしてあげる」と思った。
それはその後に生まれた次女・長男にも同じ事を誓ったのである。

　子供達が成長して衝突する度に、
「二十歳超えたら自己責任！」と子供達には何度も言ってはいたけれど、
実際に突き放すこともなく親として子供達の幸せな将来をいつも願った。

　　

　長女が結婚することになり生まれた際の私の誓いは、
その子供達が選んだ伴侶が引き継いでくれると、
「幸せにしてあげる」は「幸せになる」にかわり、
一つ役目が終わったと思ったものです。
結婚して新しい家庭を持った子供に親がお節介を焼くことはない。
もちろん、出産・育児に協力はします。

　親が「幸せにする」とゆうのは結婚するまでが期限にしたい。
まだ残っている子供達も親の負担はそこまでで一区切り。
万が一にも離婚などしようものなら「幸せにしてあげる」権利は、
「幸せになるのを協力する」に変わり、
先の理由を元に消滅していると考えてもらいたいね。