問題文の途中でも、キーワードから、その後の論点が出てきますか。
権利関係でもそうですが、それ以外では、とくにその訓練をしていないとダメです。
宅建業法の問題は、きちんとこのように訓練できていないとうまくいきません。
もちろん、中には最後までよまないと論点が分からないときがありますが、それは少ないです。
例えば、「宅建業社Aは、自ら所有する建物を貸借する場合、・・・」とあれば、この時点で“どのようなこと”を思い出すのですか。
いえますか。
過去問を丁寧にやっているなら、2つは、いえないと実はやったことにならないのです。
予想問題では、もっとできないと思います。
それは、免許の問題なら、免許を受けなくて良い、ということが一つです。
でも、Aは業者ですから、これが問題とはならないでしょうね。ですから、あと一つです。
つまり、業法の適用を考えなくてもいいという点です。
Aは業者なのにです。
ですから、先の問題文に出会ったときには、その時点で、以上の2つを指摘できて、そしてどんとこいという気持ちがもてて、その後半を読むんですね。
自信を持って読めないといけません。
そうすれば、問題なく判断できるでしょう。個数問題にも対処できるでしょう。
このように、過去問を丁寧にやっていると、できるようになっていないといけません。
このような2つの合格の声をこの問題解くときには、常に出せるようになっていないとダメなのです。
予想問題でもそうです。ですから、なにをやってもいいなですが、そのような実力が自然とつく力作をやるべきです。
難しいと単にかたづけないで、本当にそのような学習をしてきたのかを、見直す機会にしてほしいです。
そうしないと、安定して得点できないはずです。過去問しか解けなくなります。たんに、やったというだけで・・。
ちなみに、予想問ですが、宅建業法の問題は、今年予想されている所はすべて出題していますので、やり残しなく、丁寧にやっておいてください。
やるというのは、この問題はこう攻めるんだという切り口みたいなものを自分なりに探すということです。
できなければ、解説を読んでそのような天の声(合格の声?)がでてくるようにしておいてください。
それで、安心して、やる気を持って、本試験に望めるはずです。
では、また。
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